2003年02月23日

「明日のナージャ」第4話

いや~、すごいですね~。いろいろな意味で。個人的には、今の女の子が大きくなってから「ナージャっていうアニメあったよね~」と振り返られるような――今の30歳前後の世代にとっての「キャンディ・キャンディ」のように――名作路線の作品になるのかな、なってほしいなと思っていたのですが、どうもそれだけではないようで。でも、それはそれで面白そう。
それより、来週の細田氏演出回は舞踏会ですか! あこがれの君とのダンスですか!! 予告を見ただけで期待の高まり具合がうなぎ登りなんですが。

2003年03月02日

「明日のナージャ」第5話

一つ確認しておきたいのは、この作品のメインターゲットはあくまで小学生ぐらいまでの女の子だということで。別にドレスを着ただけで髪型が変わったり、いつの間にか舞踏会場に移動していたりしても、女の子がナージャに感情移入して見られるのならいいんだと思います。

その上で、後半、フランシスとナージャのダンスから終わりにかけての流れは圧巻でした。他の部分の枚数を、明らかに見て取れるほど絞っただけの出来栄えではないでしょうか。乱れ飛ぶ薔薇――ちょっと前のシーンの来客者たちのダンスもそうですが――などもほとんど違和感なく仕上がっていて、既にCGが普通に一つの表現方法として定着しつつあるのを感じます。
画面構成もさすがと言うべきで、公爵家のシーンで多用されているシンメトリーは、美しさ――美術さんの頑張りは言うまでもなく――とともに冷たさをも感じさせ、自分の全く知らない世界を垣間見たナージャの不安感がよく伝わってきました。
結論としては、やはり細田氏はすごいということと、ナージャという作品そのものについては長い目で見守っていきたい、ということです。まだまだ先は長いとは言え、そろそろ他の団員たちの話も見てみたいですね。

2003年03月03日

昨日の「明日のナージャ」第5話

昨日の「明日のナージャ」第5話、視聴率は7.4%だったようで。とにかく上向きになったのは何よりです。

2003年03月09日

「明日のナージャ」第6話

ああ~っ、うちのメインデッキはD-VHSの東芝A-HD2000なんですが、これがときたま音声を録音してくれないことがあって、今回その症状が出ちゃいました。たまたま起きてて気づいて、いったん止めて録画し直したので、後半は助かったのですが、前半は映像のみ・・・。こんな時に限ってMTV2000のキャプもなぜかしてないし・・・。がっくり。
で、感想としては、こういう話が見たかったな~、と。T.J.のキャラも立ってたし、ケンノスケとのからみも良かったし、二人のバックグラウンドもきちんと明らかになるし。何より、ナージャの豊かな表情が魅力的でした。泣いたり、怒ったり、笑ったり、困ったり・・・。時折”規格外”っぽい絵も混じってたような気もしますが、それも含めてよかったです。先週と今週のテイストを保っていってくれれば、面白い作品として見られるのではないかと思います。
それにしても、脚本のルージュ・ドゥ・ルーンって・・・。この前のK.Y.グリーンといい、どうもスタッフに外人さんが多いようで(笑)。お遊びはお遊びで楽しいですが、これで演出までフィフティ・ストームとかになったらどうしよう・・・。

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2003年03月10日

きのうの「明日のナージャ」

きのうの「明日のナージャ」、6.9%ということで。何とか平均8%ぐらいにはなってほしいなあ。

2003年03月17日

「明日のナージャ」第7話

あ゛ー、やっと更新できる。とりあえず昨日の「明日のナージャ」第7話。
いやー、これぞ王道って感じだと思ったんですが。身分の差、意地悪な奴、いい男、仮面舞踏会。素直に面白かったです。突っ込み所(というか萌え所)も満載でしたし。狙ってるとしか思えないんですけど。あと、小清水さんは改めてうまいとしみじみ思いました。来週のシルヴィさん話(?)も楽しみ。
結局昨日は池袋にも行けなかったなぁ・・・。

2003年03月22日

「明日のナージャ」ステージ見てきました~。

有明行ってきました~。「明日のナージャ」ステージ見てきました~。午後2時半からの方です。大きなお友達でいっぱいでしたが、ちゃんと最前列に小さなお友達用のスペースが設けられていたのは良かったかと。

まずはナージャキッズがオープニングの歌に合わせてダンス。確かに2人いれば複数形なんだろうけど、もっと多いのかと思ってました。1人はナージャのステージ衣装、1人は孤児院の制服でした。あとフランスから来た(笑)大道芸人さんの芸とか。

そして小清水さんとナージャ(の着ぐるみ)の登場。小清水さんの相変わらず初々しい受け答えがよいですね~。で、小清水さんの歌う「けせら・せら」ですが、小清水さんが腰に手を当ててフリフリ、とか、一緒に踊ったナージャキッズたちがスカートを手で広げて片方の足をトン、とか、エンディングの振り付けが再現されていて、いいものを見させてもらいました。それと、ナージャの中の人のプロ根性には脱帽。

今日はさすがにそれなりにはにぎわっていましたが、やっぱり盛り上がりは局地的な感じでしたね。出展者のスタンスによって力の入り具合も違ってくるのは当然なんでしょうが。

2003年03月24日

「明日のナージャ」第8話

朝に寝ぼけながら見て、さっき再び見たのですが、「ナージャ」を第1話から見ていて初めて泣けてしまいました。山内氏の濃密な演出のことは話には聞いていましたが、ちゃんと目の当たりにしたことは今までなかったので・・・。美しい映像と音楽の世界を堪能しました。細田氏といい、一つの作品中でこれだけバラエティーに富んだ作風が味わえるのは、各話の演出家さんの権限が比較的強い東映アニメーションならではの賜物なのでしょう。

ミュージカル好きの自分としては、もう終盤のシルヴィとラファエルの歌の掛け合いだけでしびれたのですが、それにも増して薔薇を散らした絵画的なフレーム、色調。二人の気持ちが奥底では実は通じ合っているのではと感じさせてくれる印象的なシーンでした。
何より、シルヴィの心理の描き方がすごい。うるさいナージャにちょっと意地悪して「もうフランシスには会えないかも」と言っておきながら、最後はちゃんと「また会える」とフォローする辺りなんか、本当にかわいらしいし。アントニオと連れ立って行くところは、当然大人向けには夜のお仕事を連想させようとしているのでしょうが、そうすると彼女は「こんな女はラファエルに恋する資格なんかない」とも思っているのではと深読みしたくもなったり。シルヴィというキャラクターに一気に深みが出たように思います。
ナージャについても、例えばしつこくシルヴィに好きな人のことを聞くところなど、大人の世界に足を踏み入れつつある少女の旺盛な好奇心が良く表現されていて、様々に変化する多彩な表情も相まって、「恋する乙女」なナージャが魅力的でした。
ナージャとシルヴィ、それぞれの女性としての切なさやチャーミングさを描き切って余りある内容で、構成的にも非の打ち所がないと言える出来だったと思います。何を書いているんだかよく分からなくなってしまいましたが、要は「俺は今、猛烈に感涙しているんだ~!」(by団長)ということです。

昨日の「明日のナージャ」

昨日の「明日のナージャ」、視聴率8.0%行ったみたいですね。めでたい。とりあえずはこのペースを維持してくれれば。

2003年03月31日

「明日のナージャ」第9話

最後にフランシスが登場する辺りなんか、少女アニメの王道ですね~。ジョンという共通の知り合いがいながら、ナージャとフランシスはすれ違いを続けるのです・・・、っていうのがセオリーなんでしょうけど、「ナージャ」の場合どうするんでしょうねぇ。意外とここまではずしてきてるから、いきなり再会したりするのかな~。一座の面々がジョンに自らの仕事への誇りを語るところは、みんなのキャラクターがより深く掘り下げられていれば――先週のシルヴィさん話のように――もっと説得力が出たと思うんですが、それはこれからに期待。
あと、なるほどこれが青山作監なんですね。「どれみ」の時は時々しか見ていなかったんですが、「ナージャ」は毎週見ているので見分けがつくようになってきました。しかし原画も青山氏一人しかクレジットされていなかったんですが・・・。でもナージャは全般的にはかわいく描けていましたよね。ジョンのかたくなな心をいとも簡単に解きほぐすナージャに萌え~。
・・・。29日に書いたポリシーを一部修正させて下さい。「感情(萌えを除く)にまかせた論評は行わない」

2003年04月07日

「明日のナージャ」第10話

年上のイケメン話もいいけど、こういうナージャを巡るケンノスケとT.J.の奪い合い(加えて今回はフェルナンドも)がやっぱり楽しいですね~。二人を怒るナージャも、フェルナンドに張り手を食らわす(そしてすぐ謝る)ナージャもかわいかったし。黄リンのマッチ(どこで擦っても火がつく)が出てくるあたり、細部の時代考証には気を遣っていると思いました。それにしても「一般ピープル」か・・・。「平民」は使いにくいんだろうなぁ。オルゴールを巡る話は、相変わらず王道ですね~。これでオルゴールの前の持ち主がナージャの母親じゃなかったらすごいんですが、それはまずないでしょうし。今週は久々にアニメをたくさん見ましたが、やっぱり今は「ナージャ」が一番好きだなぁ。来週はオリバーとロッソ&ビアンコが再登場するんですね~。それにしても、予告の最後のカットの女の子はだれでしょう? 気になる・・・。

2003年04月17日

「明日のナージャ」第11話

もう作画とかはどうでもいいです。傷ついたフィービーの心を解きほぐそうと優しく話しかけるナージャ、本っ当にいい。あの孤児院のシーンを見られただけで満足です。さんざんナージャに告白しようとして結局出来ないままのオリバーにも、かわいそうだけど笑ってしまいました。次回の細田氏演出の第12話、予告の段階で激しくすごいんですが。大笑いできることを願いつつ、超期待。

2003年04月20日

「明日のナージャ」第12話

う~ん、やはり自分の感情には正直であるべきか。この不完全燃焼感はいかんともしがたいので。ナージャとケンノスケの妄想の暴走っぷりとか、お馬鹿なイギリス人を手玉にとりつつジャンヌ・ダルクの精神を伝えようとするフランス人とか、やっていることは面白くて、ギャグとして上滑りもしてないんだけど、中に入り込んで楽しめないというか。期待が大きすぎたせいかもしれませんが、やっぱり自分にとってのナージャは、王道少女アニメであってほしいという気持ちなのかなぁ。連続アニメの中の一話の作品としての完成度は非常に高いとは思うのですが。むしろ、五十嵐SD自ら手掛ける次回の予告の中のナージャに萌えてしまったぐらいで。
しかし学天則には笑わせてもらいました。さすがケンノスケ。この時代にはまだできていなかった物を、自分の妄想の中で発明してしまうとは。あと、ケンノスケが妄想中で言及していた流線形も、世界的な大流行はもうちょっと後だった気が。

2003年04月27日

「明日のナージャ」第13話

やっぱりこれですよ、これ。王道少女アニメ。私が見たいのは。スイスの孤児院で同じ時にナージャとフランシスが遭遇する偶然はいいとして、フランシスに恋焦がれるナージャ、いいなぁ。作画も超美麗で、ナージャを始め、キャラクターの表情がめちゃくちゃ綺麗でした。特に図書室で、去るフランシスを見送る愁いを帯びたナージャの表情にはどきっとさせられました。チロリアンな衣装と髪形もチャーミングでしたし、ナージャを励ますシルヴィ姐さんもかっこいい。
朝もやの中、木の上の二人はついに口づけを交わします。だんだんもやが晴れ、朝日がさしていく様は、二人の心を象徴しているかのようでした。さすがは五十嵐卓哉SD、佐藤雅将総作画監督のコンビと言うべき仕上がりで、美しいものを見させてもらいました。
あと、いつも思っているんですが、劇伴も素晴らしいですよね。今回はキスシーンを始め、各所で壮麗かつ華やかなメロディーが効果的に使われていたように思います。早くサントラが出ないかなぁ。というか、「題名のない音楽会」、何とかしてほしいんですが。

2003年05月03日

「明日のナージャ」について

バレエを習っていて「ナージャ」が大好きな小一のお嬢さんを持つ知人女性がいまして、折に触れて彼女がどういう感想を持ったか聞いたりしてるんですが、12話は「面白そうなんだけど、ちょっとあんまり・・・」という感じで、13話は作品世界に入り込んで見入っていたいうことでした。ほんの一事例に過ぎませんが、メインターゲット層の反応を聞いてちょっと安心というか、なるほどというか。13話は8.5%と過去最高の視聴率を記録したことですし、やっぱりこういう路線がメインでいってほしいなぁ。ギャグ話を織り交ぜるのももちろん面白くていいんですが。ちなみに、彼女が今はまっている他の作品は、「アバレンジャー」とNHK教育で放送中の「サンダーバード」だそうで。将来が楽しみですね(笑)。

2003年05月05日

「明日のナージャ」第14話

大方の予想通り、男の子のふりをしていたけど実は女の子だったザビー。こっそりドレスにお着替えのシーン、いいなぁと思っていたら、佐藤元氏が担当された部分ということで納得。あの鏡はEDに出てくるのと同じだったんですねぇ・・・。前回に続いてチロリアンなナージャも見られて満足でした。ただ、後半のお祭りのダンスシーンの処理は、もうちょっと何とかならなかったのかなぁ・・・。あと、実は白かったショコラのネタは、見え見えのザビーと違って本来なら意表をつかれたのでしょうが、視聴前にさて日記さんで知ってしまっていたので・・・。次回はお母さん話のようで、実はこういう話なのをころっと忘れてましたが、予告を見る限り、出来は良さそうで楽しみ。

2003年05月13日

「明日のナージャ」第15話

「ナッキーパンチ」で同い年のナッキーと楽しくしゃべる小清水さんを見た後だと、ナージャの声がまた違った感じで聞こえますね。ウィーンの話とダンデライオン一座の話が頻繁に入れ替わり、やや散漫な印象を受けましたが、ナージャ=小清水さんの子守歌が聞けたので満足でした。確か一話で孤児院の子供たちを寝つかせていた時の歌ですよね。初期の録音のせいだか分かりませんが、何だか声の雰囲気が微妙に違うような。今日の終盤に流れていた曲も好きですし、サントラが出るのが楽しみです。

2003年05月27日

「明日のナージャ」第16、17話

第16話
アントニオ怪し~、ジュリエッタ可憐~、という感じ。こういうちょっとどろどろした話を、小学生の女の子はどう見るのかなぁ、というのが気になります。今度聞いてみよう・・・。あと、ジュリエッタに「好きな人はいるの?」と聞かれて頬を赤らめるナージャや、アントニオに怒りをぶちまけるナージャなど、全般的にナージャがかわいく描かれていてよかったです。

第17話
ナージャとヘルマン+二人組の追い駆けっこ。出会いそうで出会わない、気づきそうで気づかないというのは定番ですが、ヘルマンと二人組のトリオは、タイムボカンシリーズの悪役トリオやナディアのグランディス一味みたいな関係で何だか面白く感じました。
あと、前回以上にアントニオの負の側面が描かれていましたね。予告を見ると、次回はその生い立ち話のようで、彼がいかにしてあのような人物になったのかが見られるのだと思いますが、そろそろアーベルやトーマスやおばばを掘り下げる話も見たいなぁという気もします。
この回の視聴率は、過去最高の8.9%を記録したようで。徐々に上げ潮になっていく傾向は喜ばしいことです。

25日の小清水さんのイベントは、行けなかったんですよね・・・。一生の不覚とまでは言わないまでも、相当の痛恨事であることは間違いないわけで残念至極。行かれた方のリポートなどあったら読んでみたいところです。

2003年06月02日

「明日のナージャ」第18話

やっぱりナージャ、ケンノスケ、T.J.の3人は名トリオですね。テンポも良かったし、イルマお母さんとのからみもジーンとしました。3人がミネストローネをごちそうになるシーンで、テーブルのパンが現れたり消えたりするのがちょっと気になりましたが。
人間には多面性があるんだよっていうメッセージも良かったと思います。
それ以上に、最後のナージャとコレットがお互いを思う月明かりのシーンでうるうるしてしまいました。美しいものを見させてもらいました。こういうのが好きなんだよなあ。

2003年06月09日

「明日のナージャ」第19話

一見善人らしい資産家が私腹を肥やす悪人だったり、悪人であるはずの黒薔薇が善い行いをしていたり。そういう人間の多面性をナージャが知るわけですね。先日の「キノの旅」の感想でも書きましたが、今の若年層が古典的な童話や説話集に触れる機会が少なくなっている――特に最近は生ぬるく改変されているらしいのも関係ありそうですが――と思われる現在、子供向けアニメで教訓的内容を伝えるのはよいことだと思います。

しかし、古典は長く残っているだけの理由があるからこそ古典であるわけで、子供を健やかに成長させたいのならオリジナルの古典に幅広く触れさせてあげるべきだろうなあと、子持ちならぬ身ながら考えてしまいます。「キノの旅」の「多数決の国」を読んで、民主主義の怖い一面を初めて知るようなハイティーンがいたりするらしいのを聞いたりすると、なおさらにそう思います。

脱線しましたが、今回の話、シリアスとギャグの配分がほどよくて、私は楽しめました。ハービーや橋の欄干にグーでパンチを繰り出すナージャがキュートです。次回は、ミイラ博士が再登場なんですね! 一回きりの登場ではもったいないと思っていたので、予告の壊れっぷりを見て期待が高まります。来週は休みなのが残念ですが。

2003年06月23日

「明日のナージャ」第20話

ナージャ分補給完了~。ついでにミイラ博士分も補給~。今回はナージャもかわいく描かれていたのですが、それ以上にミイラ博士=クリスチャンの作画に気合いが入っていたように思えたんですが。随所でほっぺを赤くするクリスチャンとか、いいじゃありませんか。スタッフも彼のことを不憫に思って力を入れてあげたんでしょうかね。

というのも、ナージャとクリスチャンは「ローマの休日」よろしく――先ごろグレゴリー・ペックが亡くなったのは偶然でしょうけど――ローマ見物をするわけですよ。それはそれは楽しそうに。クリスチャンなんか、「(古代ローマの人たちが)君も見えた?僕にも見えたよ!」「ナージャは普通の女の子とは違う。すごく特別なんだ!」なんて言っちゃって、もう相思相愛なのは当然、あわよくば将来は結婚を、なんて夢見ているような勢いなんですが。

しかしクリスチャン君、君の愛するナージャの心の中には、既にフランシスという思い人が厳然と存在するのだよ! それなのに、ナージャったら、そんなことはおくびにも出さずにクリスチャンとあんなに仲良く・・・。いいのか、それで。

おたくな男の子が自分の趣味を構わずまくし立て、女の子は優しくそれを聞く。外形的には「成恵の世界」の成恵と和人の関係と相似なのですが、女の子の内面は全然違うわけで。ナージャのこの八方美人ぶり、クリスチャンへの気持ちへの配慮のなさぶりはある意味恐ろしくすらあります。

大体、最後に訪れたトレビの泉のシーンでは、クリスチャンが「またいつか、ナージャと一緒に来られますように」と願っているのに、ナージャは「きっといつか、お母さんと一緒にここに来られますように」なんて考えているわけですから(泣) いくら最後のナレーションが、クリスチャンの再登場をにおわせていても、これではあまりにも彼がかわいそう・・・。

唐突に登場する花売り娘のロベルタが、拾ったナージャのブローチを持ってきたパオロには目もくれず、かっこいいマッシモには目をウルウルさせて迫りまくるという、自分の気持ちに正直すぎる女の子として戯画的に描かれているのは、その辺りを自覚したスタッフによるエクスキューズなのかと、思わず勘ぐりたくなるぐらいです。

何より一番恐ろしいのは、視聴者である女の子は、何の矛盾も疑問も抱かずに今回のナージャに感情移入しているんだろうなあ、と想像できる点で。ふつふつと黒い感情が自分の中にわいてくるのを感じます。

というふうに、子供向けアニメであっても「大きなお友達」的視点の楽しみ方は全然可だと思っています。ただ、それはあくまでも本来的な楽しみ方ではない――ナージャの場合、そう言い切れないような気がしてきましたが――ことは自覚しておくべきだろうなあとは思います。

次回はナージャとお母さんの話のようで、とりあえず赤ちゃんナージャの声がどうなるのかに興味津々です。

2003年06月25日

「何故ナージャとフランシスのキスシーンではこういう祭りが起きなかったか」

「宇宙のステルヴィア」のしーぽんと光太に対し、「明日のナージャ」のナージャとフランシスのキスシーンはどうして「祭り」にならなかったのか。カトゆーさんが「戯れ言」で表題の疑問を書かれていますが、これは至極当然だろうと私は思っていました。

「ナージャ」は本来的には少女向けアニメ(のはず)ですが、萌えアニメとして見た場合は、以前に「光太死ね!」現象についてで書いた前者の構造――女性の主人公が萌え対象になる伝統的な美少女アニメ――になると思います。そして、ナージャがフランシスを好きだという事実は、物語の早い段階から繰り返し明示されていました。つまり、恋愛感情が相当の重要な意味をもって描かれていたわけです。

言い換えれば、受け手は、フランシスに恋心を抱いている部分も含めた存在としてのナージャに萌える、という形になるわけで、その恋心の当然の帰結としてのキスという行為に及んでも、比較的冷静に受け止められたのではないかと思うんです。私自身、あのシーンを目にした時、「フランシス殺す!」という感情よりは、ナージャの成長を見守る兄――父とは口が裂けても言いたくない――のような気持ちで前途を祝福してあげたい気分になりましたよ。

ここまで書いて、はたと思いました。「ステルヴィア」の場合、光太のしーぽんへの思いが描かれていたかどうかが問題にされている部分が大きいようですが、逆にしーぽんが光太を思っているという感情の描写はどうだったんでしょうか。さらに少なかった、あるいはほとんどなかったような気がします。仮に、キスに至る以前に、しーぽんが主体的に光太にラブラブ、みたいな表現があったならば、受け手は「しょーがねーなー」と思いつつもそれを容認できたのかもしれません。やっぱり、あのキスシーンの唐突さはギャルゲー的のような気がします。

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2003年06月30日

「明日のナージャ」第21話+「BGMコレクションその1」

ナージャの話と、母親のコレットの話が交錯する作りは、第15話と似ていますが、やはりどことなくちぐはぐな印象を受けます。オルゴールを聴いているシーンが、昔のコレットから現在のナージャに切り替わる演出などは良いと思うんですが、物語を追っているだけでは、2つの話が同じ日の出来事だというのは明示されていない――有機的に結びついていない――んですよね。【追記:冒頭にダンデライオン一座の前をコレットたちの乗った馬車が通り過ぎていたのをうっかりしていたので、この部分は削除します】当然、受け手はそうだと受け止めるべきなんでしょうが、そこがはっきりしないと、コレットが(死んだと思っている)ナージャの13歳の誕生日を祝う→ナージャがそうとは知らずに自分の誕生日をおばばの誕生日として祝っているというラストシーンが、いまいち弱いような気がするんです。【追記:そう考えてみると、同じ空の下、母娘がお互いのことを思い合っているということで、むしろ効果的なのかもしれません。ただ、切り替えのちぐはぐさはやっぱり否めない感じは残ります】

でも、それぞれの話は上手にまとまっていると思いました。特にコレットの話は、物語を進めるための過去の謎解きという、説明的になりがちな所を、オスカーを介在させてうまく処理しているなあと感心しました。最後の、コレットがナージャを思う気持ち、ナージャがまだ見ぬ母を思う気持ちにはほろっとさせられました。これで作画が前回のものだったら、もっと今回の雰囲気に合ったんじゃないかと思います。

ところで、閉店間際の石丸電気に駆け込んで、エヴァのDVD-BOXと一緒にナージャの「BGMコレクションその1」のCDを買ってきました。いいですね~。特に、今回のおばばの誕生パーティーのシーンでも流れていた感動的な主題と編曲の「しあわせの行方」、そして同じ主題を新世紀(20世紀)到来を感じさせる軽快なアレンジでまとめた「少女」は心にしみいります。作曲の奥慶一氏、五十嵐卓哉SD、関弘美Pのメッセージも寄せられていますが、関Pは1986-7年のダイアナ妃結婚騒動のころから、この企画を温めていたんですね。

あと、素晴らしい出来だった第8話のラファエルとシルヴィの曲が、インストゥルメント版ではあるものの、ボーナストラックとして収録されていて感激しました。ボーカル版は、7月発売のボーカルアルバムに収録を期待したいところ。きっと入ってますよね? 「ダンデライオンのテーマ」のギターバージョンもなかなかいい感じです。

2003年07月09日

「明日のナージャ」第22話

いよいよ待ちに待ったリタの話で、前回の予告から楽しみにしていました。結論から言えば、全体としては満足できると言っていい出来でした。

リタがしゃべれないのは、何らかの精神的ショックが原因だというのは容易に想像できたわけですが、火事で両親を亡くしたためだった、というのはとても分かりやすいですね。あちこちで突っ込まれていますが、「そんなの初耳だぜ(byケンノスケ)」って、最初に教えておくべきでしょう、普通。

そして、同じような刺激を再び受けることでそのショックが解消されるというのもまた、よく見かけるパターンのような気がします。私は「スケバン刑事」(漫画の)を連想しましたよ。サキを「お姉さま」と呼ぶ、あの子の名前が思い出せないんですが・・・。

それにしても、第1話といい、今回といい、ちょっと安易に火事を起こしすぎではないでしょうか。あの孤児院の火事にしても、今回の馬小屋の火事にしても、重大な結果を引き起こす割には発端があまりにも偶発的だと思います。まあ、登場人物の誰かに出火の責任を負わせることを避けるためには仕方がないのかもしれませんが。

他にもいろいろ突っ込み所はありますが、最後のシーン――リタがありったけの思いを込めて「ナ~ジャ~~~!」と叫び、言葉を取り戻す――が手堅く感動的にまとめられていたので、これを見られただけでもよし、と考えてよいかと思います。

蛇足ですが、「私、自分のことしか考えてなかった」と反省するナージャ、よかったです。様々な経験を経てだんだん成長していく妹を見守っているような気分になりますね。断じて娘ではない、と言いたいところですが、「幸福の王子」で井森美幸さんが母親役をやっているのを見ると、やはり時代の流れを感じます・・・。

次回は幽霊船話のようで、予告のナレーションを内容に合わせていつもと違ったトーンで話す小清水さんの声や口調も、なかなか素敵でした。

2003年07月13日

「明日のナージャ」第23話

前回の予告からうすうすそんな気はしていましたが、やっぱり今回はギャグ話でしたね。こういうお話に無粋な突っ込みを入れるのは野暮というもので、素直に楽しむべきでしょう。ダンデライオン一座の皆さんの強さとナージャの脳天気さを堪能しましたよ。トーマスの泣き上戸やおばばのジャンプ的「最強ばばあ」ぶり、面白かったです。よくしゃべるリタには何だか違和感を覚えますが・・・。いずれ慣れるんでしょうけど。

OPの冒頭のパターンがいつもと違いましたね。CMでも、本編に合わせてフラメンコの衣装やおばばミシンレッスンが登場したりと素早い対応(笑)で、少しずつマイナーチェンジしてますね。

あと、最後の「また見てね」のナージャは、一体だれが描いたんだろう。かわいい・・・。

2003年07月20日

「明日のナージャ」第24話

冒頭から明らかに普段とは違う出来。画面構成、演出の素晴らしさに見とれました。一体誰の演出だろうと思ってエンディングに注目していたら、五十嵐卓哉シリーズディレクター自らによるものだったわけで、当然と言えば当然と納得。桑原幹根氏作監による作画も美麗で、力の入った見事な一作でした。

ナージャが、最初はホセ=太陽と感じていたけど、ホセにも影があると知り、自身も決して楽しい時にばかり踊っていたんじゃなかったと思い出し、フラメンコでその思いを表現できるようになる、という流れが、スペインを象徴する「光と影」を多用した演出によって非常にうまく伝わってきました。

闘牛場でアーベルが「闘牛の光と影」について説明しますが、観客席のダンデライオン一座が映るシーンでもちゃんと光と影が斜めに半々になっていますし、ナージャがフラメンコを習うシーンなど、他でも光と影の対比が効果的に用いられていました。

また、ナージャとホセが並んで夕日を見つめるシーンで、一度目より二度目の方が二人の並ぶ隔覚が狭まっているのは、心の距離も近くなったことを暗示しているのでしょう。

実は、ちょうど直前に、最近入手した「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」第40話(細田守氏演出)のDVDを見ていたのですが、何となく今回と感覚的に近いものを感じました。それにしても、やっぱりこの未来さん話は名作ですね。すきのない出来栄えです。

あと、先週から最初のアバンが、世界地図&おばばのナレーションから、前話の回想&ナージャのお母さんへの呼びかけに変わりましたが、これはこのまま継続と考えていいんでしょうかね。

2003年08月03日

「明日のナージャ」第25話

お話自体は前回からの続きで、ホセを捨てた女・カルメンが登場。しかし、成功したとみるやホセを取り戻そうとするカルメンの魔性の女っぷりといったらもう・・・。女としての経験ではカルメンに及ぶべくもないナージャも、ころっとだまされてるし。話だけを追っていれば昼ドラそのものですね。

結局、ナージャの純粋さと真剣さは、カルメンが野望を遂げるために利用されてしまい、しかもお話は解決を見ないまま、投げっぱなしでダンデライオン一座は旅立ってしまうという。これって子供向けアニメだったはずですよね? 面白いからいいんですけど、別の意味で少し心配になってしまうんですが。まあ、カルメンがナージャのフラメンコを見て純粋だったころを思い出し、現状の満たされなさを嘆く、という幕の引き方は、ある意味では救いがあると言えなくもないのでしょう。

よし、これで明日、いやもう今日か、の第26話を心おきなく楽しめる。演出が細田守氏だということはなるべく念頭に置かず、作品に集中しよう・・・。

2003年08月05日

「明日のナージャ」第26話

細田守氏の演出回。自分にとっては問題作というか、衝撃的な内容でした。視聴後感は言葉で表現しにくいのですが、心がざわめきたったというか。以下、ストーリー面と演出面に分けて書きます。

まずストーリー面。ナージャが最初に好きになったのは黒バラだったということが、はっきりと明かされましたね。ナージャが偶然出会った、フランシスと思い込んでいる黒バラが、ナージャのブローチに言及する――「このブローチは決して手放してはいけない」――ことで、第1話で初めて会った「星の瞳のナイト」が実は黒バラであった、と。後に舞踏会で会ったフランシスは本当は別人なのに、スイスでキスにまで及んでしまったわけですね。

最後に、ナージャは本物のフランシスを見かけ――二人ともグラナダにいるという偶然はさておき――、今までフランシスだと思っていた人物が黒バラだったと悟ります。混乱の中に投げ込まれたナージャは、直前に発した「私、今日のあなたが好き。前よりずっと好き」という言葉を、また違った意味で反芻していたのでしょう。

ここで話を終えてしまうというのも衝撃でしたが、一方で、「ナージャ」の新しい魅力を引き出していたようにも思いました。一体ナージャは、黒バラとフランシスのどちらを選ぶのか――。フランシスが女性と一緒にいたというのも、今後の波乱を予感させます。

次に演出面。シンメトリーの多用など、細田氏らしいレイアウトが随所に見られ、緊張感、あるいは奥行きのある画面構成は、やはり格が違うと感じました。気になったシーンをいちいち挙げていったらきりがありませんが、とりわけ、ナージャと黒バラがキスに至るシーンの、正像と鏡像の巧みな使い分けには脱帽しました。

とにかく、ナージャがよくしゃべり、よくはしゃぎ、よく踊る、明るく元気な女の子として描かれているのが印象的でした。最初に「黒バラ」と聞いてパンチを繰り出すシーンは、黒バラに不本意なキスをされた第19話を連想させて面白かったですし。山内重保氏演出の名作・第8話にも通ずる描き方で、本来、ナージャのキャラクターはこれくらい立ててしかるべきなのではないか、という感じもします。

人っ子一人いない強い日差しの中、二人だけの世界はまるで白昼夢のようでしたし、夕方の雑踏の中――あの群衆もあまりにもきちんと描かれていて驚きました――、一人取り残されて孤独を感じるナージャとの対比が際立っていました。

ナージャの「二つのこといっぺんにやるの得意なんです」というせりふは、同じく細田氏演出の「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」第40話のどれみのせりふ「あたし、昔から二つのこといっぺんにやるの苦手なんだ」と対比させられているのでしょう――「どれみ」と「ナージャ」は違う――し、「(ダンデライオン)一座に加わってから、知らない町で知り合いにばったりとか、かなりすごい偶然結構ありますけど」というせりふは、作品への皮肉のようにも受け取れます。

こうして見ていくと、実は細田氏は「ナージャ」という作品に、一種のいらだちみたいなものを抱いていたのではないか、という気もします。演出として参加するのはこれで最後だということですので、自分なりの「ナージャ」とはこういうものだ、ということを今回で示したかったのではないでしょうか。

こんなことを言っても詮無いですし、言うべきでもないのかもしれませんが、細田氏がシリーズディレクターを務めた「ナージャ」も見てみたかったように思います。

次回はケンノスケの話のようで、妹(?)との生き別れなどを想像させる予告でとても楽しみなのですが、こういう、各キャラクターを掘り下げる話は、もっと早い時期に――例えばケンノスケが一座に加わった時点で――やるべきだったのではないか、とも感じます。初期のころの感想にも書いていますが。

2003年08月15日

「明日のナージャ」第27話

いや~、面白かった。前回の第26話がアニメーションとしての完成度が高かったとすれば、今回は「明日のナージャ」としての完成度が高かった、という感じでしょうか。生田目康裕作監の絵柄も自分好みでした。

お話も、ケンノスケの内面、よって来る所が明らかにされて、非常に充実していて見応えがありました。だから何でこういう話をもっと早い段階にやらなかったのか、とどうしても言いたくはなるのですが。

前半で言えば、ダンデライオン一座の面々の日常が描かれていて良かったです。何より、前回の黒バラとの一件を引きずりつつ、ケンノスケに対してとことん嫌みなナージャがすげー、というか、小清水亜美さんの演技がすげー。嫌みなのに萌える。やっぱり小清水さんの声はいいなあ。

後半、ひまわり畑でナージャが踊る「けせら・せら」も魅力的でしたし、ケンノスケの語りも聞かせました。ひまわりを媒介にして、ナージャとケンノスケが自然に仲直りしていく様子もほほ笑ましかったです。しかし、前回の万華鏡といい、今回のタイプライターといい・・・。いずれ例の携帯電話が本編に登場する日も来るのでしょうか? あと、何だかリタの声がハナちゃんに聞こえてならないんですが・・・。どうしよう。

次回は、ローズマリー再登場ですね! どろどろした展開になりそうで、ある意味期待が高まります。

福氏はコミケに来ないのかな?

行きますよ~。15日は仕事なので、16日と17日は。恐らく16日はのんびりと行って、17日は早朝から並ぶでしょう。と、ひそかに(?)反応。

2003年08月19日

「明日のナージャ」第28話

いやいや、固唾を呑んで見入ってしまいました。ローズマリーが怖いです。こういう、脳内世界と現実が一致していない人って、本当にいるんだろうなあ。というか、ああいう――鏡の前でドレスを着て「私はプリンセスよ」と――代償行為で精神の安定を保っていた人は、むしろ自分の意志や努力ではどうにもならないことが色濃く存在したあの時代には結構多かったんでしょうかね。自分だけの世界に入り込んで突っ走るローズマリーの暴走ぶりに引き込まれました。最後の締め方も一体何なんだ。ナージャとローズマリーが結局すれ違いで終わるという。すごいよ、これ。あと、ドレスのナージャと「また見てね」の浴衣ナージャに萌え。

と、いろいろ書いてきたわけですが、
個人的に今日のナージャは細田回を上回る面白さだったんだが
>福たん的にアレはありなのだろうか?
十分に「あり」でしょう。面白かったです。でもやっぱりこれって「大人向け」だよなあ。ひょっとして子供が見たら一種のトラウマになりません?

それにしても第24話以降、スペイン編に入ってからは良作が続きますね。まるで何か一本の筋が通ったように。この調子を持続してほしいものです。次回はホセとカルメンの再登場のようで、これもまた楽しみ。

2003年08月24日

「明日のナージャ」第29話

ホセとカルメンが再登場の回。すごく面白いよ、これ。
結婚することを決めながら、互いに満たされない思いを抱くホセとカルメン。あまりにも純粋真っすぐなナージャに、カルメンはついに苛立ちをぶつけてしまいます。
しかしホセとカルメンは、ナージャのフラメンコに見入りながら――せめてここではバンクじゃないシーンを期待したのですが、それは贅沢というものでしょう――、若かりし日の情熱を思い出し、それぞれが本当に追い求めるものを再確認しあい、婚約を解消する――。
悲劇を予感させる結末も含め、お話の展開も見事なら、お話の中でナージャが果たす役回りも見事。二人の物語にきちんとした決着をつけてくれて満足です。この調子で、ぜひローズマリーの話にもちゃんとしたけりをつけてほしいものです。きっとつけてくれると思いますが。
それはそうと、次回も大波乱の予感がして超期待が高まるんですが。ここ最近、どうしちゃったんだろうなあ。まるで見違えたようです。黒幕の存在が功を奏し始めたということなのかなあ。

2003年09月02日

「明日のナージャ」第30話

ついに、黒バラ=キースと、フランシスが双子の兄弟であることが明かされましたね。とにかくこの回の見どころと言ったら、ナージャの独り相撲ぶりとフランシスの切れっぷりでしょう。というのは半分冗談ですが、今回もよくできていて見応えがありました。

ホセ×カルメン話はともかくとして、こういう、誰が誰を好き的な恋愛話は、むしろ子供にも分かりやすいのではないかなあ、という気もします。最後、ナージャがフランシスに傘を差し出す(そしてメリーアンがそれを見つめる)シーンは印象的でした。あと、フランシスとメリーアンをストーキング中のナージャのギャグ演技もかわいらしくてよかったです。

最近の傾向で顕著なのは、ナージャがちゃんと、「踊りが大好きな少女」として描かれるようになった、という点でしょう。今回みたいに落ち込んだ時、第26話の黒バラとの語らいのように楽しい時、第27話のひまわり畑のようにうれしい時、とにかく何かにつけて踊る踊る。当初、第8話などの例外を除けば、舞台以外ではほとんど踊りを見せなかったナージャの方が不自然だったというべきで、やっとナージャの「キャラが立った」と言っていい段階になったのではないか、と思います。遅きに失した感もありますが。

次回はアーベル話のようですが、こういう、団員たちを掘り下げる話を、何でもっと早い段階でやらなかったのか。前から何度も言っていることですが、これも遅きに失しているような気がしてなりません。ここに来ての切れの良さ――ある意味開き直りなのかもしれませんが――が目を見張るほどだけに、これまでの迷走(と言ってしまっていいと思います)ぶりが本当に残念でなりません。本当に。

ここからは雑記~。この土日は、韓国旅行の疲れが出たのか、二日間ほとんど寝続けてしまいました。おかげでTRCにも都産貿にも行けなかったし、月曜日以降の仕事にも大幅にしわ寄せが・・・。

福タソはドッコイダー見てたっけ?
何度か書いてますが、うちは都内にあってケーブルテレビも入ってないので、神奈川、千葉、埼玉のU局がほとんど入らないんですよ。先週はすごかったみたいですね。シスプリとかおねティーとか。ついでに白状しちゃうと、以前、「実は衛にほのかに『萌え』て」云々という文章がありましたが、あれって本当は「亞里亞」って書きたかったんです。でも、「亞」の字が使いにくいのと、さすがにあまりにあまりなので、自主規制したという次第・・・。もちろん衛も好きですが。

(福)タンは日テレで今夜やってた山手線特集は見たのかな。
あれは、番組紹介を読んで、何となく予想できる範囲の内容のような気がしたのでスルーしてしまったんですが・・・。結構面白かったんでしょうか?

2003年09月12日