2003年11月19日

「ふたつのスピカ」原作第1、2巻を読んで

相変わらずアニメ視聴は進んでいなくて、「ふたつのスピカ」も第1話を見たきりなんですが、勧めてもらったこともあって、入手できた原作の2巻までを読みました。心が震えましたよ。

特に、第1巻所収の「2015年の打ち上げ花火」。柳沼行氏のデビュー作であり、本編連載開始前のシリーズ第1作という位置づけになるんだと思いますが、アニメ第1話はこれを基にしていたんですね。正直に言えば、この完成度の高さは、漫画でしか成り立たないものだと思いました。アニメも余韻があって良い仕上がりだと感じたのですが、この原作の叙情性の豊かさ、完璧なまでの構成の緻密さは、他の媒体では表現し得ないでしょう。もちろん、それは柳沼氏の力量の高さによるところが大きいのでしょうが。

ちょっと大げさかもしれませんが、私にとって柳沼氏の「2015年の――」というわずか30ページの短編は、かの正宗白鳥が深沢七郎の「楢山節考」を、「この作者はこの一作だけで足れりとしていいとさえ思っている」と評したことを想起したほど、胸に迫る作品でした。もちろん、連載の「ふたつのスピカ」も、仲間たちとの関係、アスミの父親とのいわくありげな過去を持つ教師の存在など、とても興味をひかれる面白いお話で、続きが早く読みたいのですが、「2015年の――」は別格のように感じます。電車の中で読んでいて、人目もはばからず落涙して慌ててハンカチを取り出したほどでした。

「ライオンさん」という、とてつもないファンタジックな存在をただ一つ導入しただけで、アスミ、お父さん、鈴成先生、すべての人の心情をこれほどまでにリアルに描くとは。決して洗練されたとは言えない、それでいながら温かみのある絵柄も大きな魅力です。この魅力は、やっぱりなかなかアニメで表現するのは難しいでしょうね。

これから、アニメの続き、漫画の続きを鑑賞するにつれて、印象は変わっていくと思いますが、「2015年の――」への印象は変わらないと思います。コミックフラッパーは、創刊当初のころは結構読んでいたはずなんですが、この作品には気付かなかったなあ。不覚。

2003年12月05日

「かいけつゾロリ」と「プレコミックブンブン」

実は3日からきょうまで、9月に続いて再び満州はハルビンに行っていたのでありました。今回はマイナス十何度という世界で、寒いというよりは痛いという表現が適当なぐらいのすさまじい気温でした。その準備やら行く前にかたづけねばならない仕事やらで更新が滞りましたが、とりあえずずっと書きたかった表記のテーマについて。ハルビンのことも後ほど書くかもしれませんが。

先日行われた「かいけつゾロリ」のアニメの制作発表をのぞいてきました。原作は原ゆたか氏の児童文学で、これまでに34作、計1100万部以上も出ているんですね。作品は全然知らなかったのですが、どうやら小学校低学年の子やその親の間ではかなり知られた存在のようで。ゾロリの声は山寺宏一さん――ここで白状するとあのコーナーも実は私が担当しておりまして、あれは痛恨のチェック漏れでした――、音楽は「あの」田中公平氏、監督は「あずまんが大王」や「ガドガード」などの錦織博氏。なかなかに期待できそうな感じです。

原氏が、これらのスタッフの起用について、「最高のスタッフで作って頂いて」と心底うれしそうに話していたのが印象的でした――「山寺さんはだめもとで名前を出したら実現して」とか、「田中さんはジョン・ウィリアムズよりやってもらいたい人」とか――。アフレコにも通って、声優さんを見るたび「あ、あれはエヴァの誰々だ」とか思ってらっしゃるそうで、非常に「ある種のにおい」を感じ取ってしまったのでありました。もちろん、お話も大変面白くて、作品に対する考え方もしっかりした真摯なものでしたので、やはりこういう物語の作者の方はひと味違うなあ、とも思いましたが。

それより何より、これに出席して一番驚いたのが、「ゾロリ」の発行元であるポプラ社が、児童向け月刊漫画雑誌「プレコミックブンブン」を創刊する、ということでした。6日発売ということなので、そろそろ出回ってるのでしょうが、会場で現物を閲覧することもできました。

「ゾロリ」や「ズッコケ三人組」、「学校の怪談」、「いたずらまじょ子の大冒険」――これ、まじょ子が大変かわいくてよいです。萌えました――など、同社が抱える優良コンテンツのコミカライズをはじめ、いがらしみきお氏の「ペケペケペケル」、中川いさみ氏の「クータマ」といった非常に期待できそうなギャグ――いがらし氏には「忍ペンまん丸」がありますが、中川氏の子供向け漫画って初めてじゃないでしょうか――や、タケカワユキヒデ氏原作の「ともだちロボットギタローくん」、魔女っ子アイドルものの「フェアリーアイドルかのん」、定番(?)の忍者野球ものや近未来ファンタジーもの、超能力ものなど、結構期待できそうなラインアップが並んでいます。ネット上であまりちゃんとしたソースが見つけられないのですが、ポプラ社のトップページからのリンクか、あるいはこの辺りが比較的詳しいかと。

編集には、マッグガーデンが協力しているということです――さすがにいきなり一からコミック誌を立ち上げるのは大変でしょうし――。2号以降は尼子騒兵衛氏なども登場するということで。路線としては、既存の児童向け漫画誌から無意味な暴力やどぎつさを抜いた、より児童文学寄りの漫画誌を目指す、ということなんでしょうね。

この雑誌についても、実はこの日まで全然知らなかったのですが、ポプラ社刊の書籍にはチラシは折り込み済みということで、「ゾロリ」と同じく、確実に情報を届けたい層には実はちゃんと届いているのかもしれません。「コロコロ」「ボンボン」相手に一矢報いることができるかどうか、ぜひとも健闘してほしいところです。個人的には、意外と大化けするかも、という感触を持っているのですが。

2003年12月25日

「雲のむこう、約束の場所」とか「げんしけん」とか最近買った漫画とか

いよいよ、「雲のむこう、約束の場所」の公開が来年秋に決まったようで。新海誠氏のサイトCWフィルムのサイトでも告知されましたね。何はともあれ、楽しみです。「アフタヌーン」では「ほしのこえ」の漫画連載も始まるようで、こちらも期待大。しかし、吉岡秀隆さんが声を当てるのか・・・。もうちょっと早く分かっていればなあ。

未読なら、「げんしけん」はお勧めだよん>>福タン

実は、「アフタヌーン」は、前に言及した「コミックビーム」とともに、大学生のころから毎月必ず購入している唯二(という言い方があるかどうか分かりませんが)の月刊漫画誌なんですが、「ビーム」と同様、最近は中身をちゃんとチェックし切れてなくて・・・。実は「げんしけん」も、単行本も第1巻から買っているのですが、いまだにきちんと読んでないという。アニメ視聴と同様、「積みゲー」ならぬ「積み漫」がどんどんたまってしまっている状態で、もうどうしてよいのやら。

その中でも、奇跡的(?)に読めた漫画単行本の感想などを、ここ1、2か月に買ったものから順不同で。

「ぼくは、おんなのこ」(志村貴子、エンターブレイン)
順不同と言いつつ、いきなり早売りで今日買ったやつから。上の「ビーム」の時にも書いたように、表題作を初めて読んだときは相当衝撃を受けました。改めて読みましたが、どこがどう、とは言えないんだけど、作品全体から醸し出される、ほんわかした中にも、退廃的でありつつ前向きな雰囲気(よく分からない)がやっぱりたまらなく好きです。こっち系の話にひかれるのは、前にも書いたように、「ヒロインくん」以来のトラウマなんだろうなあ。表題作以外の作品は未読なので、追い追い。

「今日の5の2」(桜場コハル、講談社)
もう各方面で語り尽くされているような気もしますが。はっきり言ってこれはエロい。直接的な描写そのものってわけではなく(かなり際どい部分もありますが)、恐らく作品中のシチュエーションが喚起するものと、読み手のかつてのフラストレーション、というか妄想とが絶妙に結び付いて、エロエロ中枢を刺激するんだろうなあ。絵柄の魅力も大きいです。

「ラブロマ」第1巻(とよ田みのる、講談社)
このほのぼの感は何物にも代え難いですね。純粋真っすぐすぎる星野くんと、それに圧倒されつつも次第にひかれていく根岸さん。このカップルの魅力もさることながら、脇のキャラがみんな立ちまくっているのがすごいです。祝祭感に彩られた高校生活というものが、これ以上はないというほどリアルな感覚を伴って伝わってきます。

「サムライジ」第1巻(原作・倉田英之、漫画・山田秋太郎、秋田書店)
行きつけの某S書店T支店に「R.O.D―THE TV―を楽しく観ている人は絶対買いです!!」というポップがあったので購入。確かに、漫画版無印「R.O.D」――これも読了済みですが感想は追って――と同じコンビではあるのですが、何ていうか、「少年漫画」を意識しすぎの感がなきにしもあらず。面白く読めたのではありますが。むしろ今の少年向けとしては、これぐらいけれん味たっぷりでちょうど良いのかなあ。

「みのりの日々」第1巻(井上博和、少年画報社)
近藤るるる氏チックな絵柄にひかれて思わず表紙買い。内容も水準には達していて、みのりちゃんはかわいいしおじいちゃんはマッドサイエンティストだし、毎回繰り返される見開きギャグとかも面白いんですが、全体として何となく「もう一歩」感がつきまとってしまうんですよね。ただ単に自分の波長と合わないだけなのかもしれませんが、もっと大化けする可能性も秘めているのでは、という気はします。

「散人左道」第1巻(水上悟志、少年画報社)
これは第1話を立ち読みして即買い。こういう伝奇もの系は、若かりしころに高橋留美子氏の短編や「人魚」シリーズにはまって以来、竹内桜氏の「特命高校生」とか宇河弘樹氏の「朝霧の巫女」とか――もっとあるはずなんだけど思い出せない――大好きなんですが、これもはまりました。文句なく面白いし、漫画の見せ方も手慣れていてうまいです。上に挙げた作品が好きな方にはお勧めです。

で、伝奇ものと言えば外せないのが

「蟲師」第4巻(漆原友紀、講談社)
前にもちょっと書いたんですが、今、お気に入りの、あるいはお勧めの漫画を一つだけ、と言われたら迷わずこれを挙げます(最近では「ふたつのスピカ」――これも既刊は読了済みですが感想は別途――が自分の中で追い上げつつありますが)。一編一編の構成の見事さにはうなるしかありません。何というか、全体的な「蟲師」の世界が確固と存在して、作品の一話一話はその断片を切り取ってきているだけ、という感覚を抱かせるのは、作者の尋常ならざる力量から来るものなのでしょう。

まさに24日に発表された平成15年度文化庁メディア芸術祭で、マンガ部門優秀賞を受賞したのも喜ばしい、というかむしろ遅すぎたぐらいで。

あと、最後にこっそりと

「電撃萌王」第8号(メディアワークス)
早売りを買ってしまいました。「電撃萌王」を買ったのは実は第1号以来ですが、目的は当然ながら「週刊わたしのおにいちゃん」のプレビュー版フィギュア。まだ組み立ててはいないんですけど。すでに本編全5巻は、ポスターがつくというのでこれもよく行く某H林堂書店T店で予約済み――「もえたん」の教訓も踏まえて――なのですが、アニメイトの特典がつく通販も誌面に載っていて、こっちも申し込んでみようかとふと思ったり。

それより何より、巻頭の「THE ART OF YUG」には萌え死にました。これも前に書いたんですが、YUG氏の絵は本当に私にとってストライクど真ん中で。大判でこれだけ氏の絵が堪能できるとは、まさに至福の極致であります。

2004年01月15日

「ファンと制作者の幸運な出会い」

正月明けの仕事を片づけたり、期首恒例の怒濤の連続ドラマ初回一気視聴を乗り切ったりとかで、久々の更新となりました。

私が良く行くH林堂書店T店――今更ながら三月さん、ご明察です――の5階コミック売り場は、スペースの割に在庫が非常に充実――ある方面では特に――していて、ディスプレイにも漫画への愛情が感じられて気に入っています。現在は、敬愛する漆原友紀氏の「蟲師」が大々的にフィーチャーされていたりして、初期からの愛読者としてはとてもうれしく思っています。

そういえば昨年末のコミケ、YUG氏のスペースが異常な人であふれていて新刊を買うことができませんでした。「週刊わたおに」からのにわかファンが多数押し寄せたからなのでしょうが、古くからのファンとしては残念なことです。

コミケの戦利品は?

コミケについては、近々改めて書くつもりですが。

で、そのH林堂書店T店では、立ち読み用にお勧め作品を数ページから10数ページ分を読めるようにした小冊子が展示してあったりして、それもかなりマニアックというか、当を得た選択であったりして、それを読んで購入した漫画も結構あるのですが、そうして最近買った漫画がこれです。

「生きるススメ」(戸田誠二、宙出版)
タイトル通り、生きることに必要な元気がつまっているような、心が温かくなるような短編及び掌編が満載された漫画でした。やや健全すぎる印象を受けないでもないのですが、そう感じてしまう自分の方が何かねじ曲がってしまっているのではないか、とも思わされます。

最後まで読了して、巻末の「あとがき」を読んで初めて知ったのですが、この単行本は、戸田氏の個人サイト「コンプレックス・プール」に掲載された作品をまとめたものであり、サイトを見た担当さんの尽力により単行本化が実現したとの由。実は、一番心を動かされたのがこの部分でした。

似たような例を、最近購入した書籍の中でもう一つ知っています。それは以下のムックです。

「月夜の晩に」(柳沼和良、皆美社)
柳沼氏が監督した同名短編アニメの原画や背景美術、キャラ設定などを集めたビジュアルブックなのですが、独特の絵柄と作品世界が非常に魅力的です。驚くべきは、アニメ感想サイトとして広く知られる「萌え萌えアニメ日記」のりなもさんが、ご自身の力で出版にこぎ着けたこと。

経緯等は、WEBアニメスタイルの記事「ファンの熱意が結晶」に詳しいのでそちらを参照して頂きたい――本稿のタイトルもこの文中から頂きました――のですが、こういう事例を目の当たりにすると、かつて編集者を志した身――主な出版社の試験は軒並み受けたんですが、全滅でした――として、ふつふつと体の内からわき上がるものを感じます。

ただしかし、私自身の現在の立場でも、また別の形で制作者の方々をサポートすることも可能なのではないか。単なる自己満足に終わることなく、もっと世に知られるべき作品、もの、ことを紹介していくことができるのではないか。このところ、仕事も生活も惰性に陥りがちな我が身を省みて、やや遅ればせながらではありますが、新年を迎えて気持ちを新たにしたのでした。今年も頑張ろう、と。

以下いろいろと。

今夜のガンスリに小清水タンでてたけど、

おかげで、すっかり忘れていたアニマックスの総集編を録画できました。感謝。

今日の夕刊の「質問箱」、
>声優に関する質問が2題選ばれてるけど、
>これって福タンの担当?

いや、今は違うんですが。でもこういう場合、やっぱり代表作はどれかとか相談を受けたりはします。

仲間の日テレが3話カットすることには文句を言わず、誉めちぎるだけですか、そうですか

う~ん、もともと地上波での放送を想定していないものをオンエアするんですから、内容や表現的に流せない回が出てきてしまうのは当然だと思うんですけど。むしろ流すという行為自体を評価したいのですが。

やはり十兵衛ちゃん2はチェックしてるのか
結局、ナージャショックが福たんをアニメから卒業させたわけか。

ちっとも卒業したわけではなくて、特に今月スタートのアニメの、とりわけ初回はほぼチェックしている、あるいはチェックする予定です。感想は、ここか、もしくは「別の場所」で・・・。

あと、マジックアカデミーは大魔導士まで行きましたが、さすがに周りの皆さんも強くなりますね。スランプに入ってしまったのか、ケアレスミスが多くなったせいもあって、9級と10級を行ったり来たりの状態です・・・。

2004年02月06日

漫画版「明日のナージャ」第2巻、須藤真澄さんの新刊「マヤ」

(福)タソ、壊れた?
いい加減目を覚ませよ福
あのスレをあれほどまでに好意的に見れるとなると、かなりヤバいかもね。
あんまり変なこと書いてると週刊誌とかで記事になるよ
(福)タソ、アタマ冷やせ。

あああ、ぶっちゃけすみません&ご忠告ありがとうございます。まあ、あれですよ、ネット上の人格なんて一部が誇張して現れてしまうものですから、と言い訳。100%真に受けないで頂ければ。ここらで気分を変えて、最近買って読んだ漫画の感想を。

・漫画版「明日のナージャ」第2巻(あゆみゆい、講談社)
アニメの方は、ローズマリー編(笑)を見てない――

さすがに、録画未見分放ったらかしなんてことはないよなぁ?( ´∀`)σ)ω゚)
ああ、そんなにプニプニしないで下さい・・・。実際、「柔らかそう」とか言われてほっぺたプニプニされることもあったりするので。そのうち何とか。

――ので、比較してあれこれ言うことはできないのですが、私が最初に「ナージャ」に対して抱いていたイメージに近い世界が繰り広げられているように感じました。第1巻の感想でも書いたように、あゆみゆいさんの絵柄の繊細なタッチは「ナージャ」の世界観にぴったりですし、あくまで少女漫画チックな展開も自然かつ魅力的です。スペイン編やローズマリー編がないのはちょっと残念ではありますが。

ナージャとコレットの出会いの場面の美しさ、感動の度合いは、私としては迷わず漫画版に軍配をあげます。いいものを読ませてもらいました。あと、原作者の「東堂いづみ」さんのコメントが、第1巻より「あの方」っぽくなっていて思わずニヤリ。

なお、あゆみゆいさんのサイト「Room-A」では、期間限定の「ナージャ部屋」が公開されています。今後どんな裏話が読めるのか、楽しみです。

・「マヤ」(須藤真澄、創英社/三省堂書店)
須藤真澄さんの漫画が大好きであることは前から書いていますが、この最新刊は書店で見て初めて出ていることに気付くというポカをやらかしてしまいました。最近、公式サイト「おさんぽ王国」にもご無沙汰してしまっていたので・・・。

そもそも須藤さんの漫画と出会ったのは、高校生のころ「COMIC BOX」に掲載されていたのを読んだのがきっかけです。独特の絵柄、雰囲気にひかれ、「観光王国」「子午線を歩く人」(もちろん最初に出た版です)をゲット。初の単行本「電氣ブラン」(これも最初に出たハードカバーのやつ)も大学生協の書店に注文して取り寄せましたし、その後もすべての単行本を購入しているはずです。サイン会にも、大学時代と、就職後東京に戻ってからと、何度も行っています。

前に紹介した大学時代からの友人とも、ローディストという以外に須藤真澄ファンという共通点がありまして、彼のサイトでも須藤作品の魅力について語られています。ここでも書かれていて私も全く同感なのですが、、「おさんぽ大王」や「ゆず」ものなどの身辺雑記的漫画ももちろん面白いのですけれど、やっぱりかつてのファンタジー的創作漫画の方により強く魅力を感じるわけで。その意味で、今回の「マヤ」は感涙ものでした。

未収録作品のお蔵出し短編集ということで、往年の雰囲気を色濃く伝えてくれる至高の一冊です。「水間の民族」は、初期のバタ臭さ&(良い意味での)硬さが興味深いですし、「プラネット・フィーダー」「フェアリー・テイルで会いましょう」の冒頭2編や「雪魚の棲処」――これは「COMIC BOX」掲載時に読んだ記憶がありますが、チベットへの傾倒ぶりがうかがえますね――などは、最も脂ののりきった時期、と言ってしまっては大変失礼ですが、ファンタジーものをバンバン描かれていたころの傑作と断言してしまって良いでしょう。素晴らしいです。

ああ、何だか「アクアリウム」――長編の代表作にして名作――とか過去の単行本を久しぶりに引っ張り出して読みたくなりましたが、部屋がぐちゃぐちゃでどこにしまってあるのか分からないという情けない状況・・・。

あと、書名である「マヤ」の命名の由来には爆笑。「あゆみ」の次だから「マヤ」とは、須藤センセらしいですね。帯にはちゃんと月影先生もいらっしゃいますし。

そういえば、ある時のサイン会では、スタッフの方にお願いして持参のカメラでツーショット写真を撮ってもらったり、またあるサイン会では、名刺を押しつけて「『おさんぽ大王』で新聞社を取り上げて下さい!」と口走ったり、いろいろ香ばしい思い出が・・・。大変ご迷惑をかけてしまいました。

2004年05月31日

森薫さんのサイン会、そしてパブ

ここしばらく、故あって(笑)メイドカフェに入り浸ったり、メイド漫画を読みふけったりしておりました。その中で一番の収穫だったのは、森薫さんの「シャーリー」、そして「エマ」に出合えたことでした。実は、前に書いたように、「コミックビーム」は毎月買ってるのですが、なぜか「エマ」は読まず嫌いというか、あまりきちんと読んでなかったんですよね。でも今回、必要に迫られて第1巻から読み始めたら、これが面白いのなんの。一気に読んで、さらに「シャーリー」に手を出してしまい、シャーリーのあまりのかわいらしさに萌え死に。比喩でなくクラクラ目まいがしました。ああ、何で俺の部屋にはシャーリーがいないんだろう、と半ば本気で思ってみたり。

そうこうしているうちに、行きつけの芳林堂書店高田馬場店で、「エマ」第4巻発売記念森薫さんサイン会をやるというので、迷わず予約して整理券をゲット。しかもよく考えたら、サイン会がある29日は、「あの記事」掲載のまさにその翌日ではありませんか。前夜、「あの記事」を改めて読みながら、落ち着かない気分で過ごしたのでした。

当日。整理番号が150人中115番ということでのんびり目に書店へ。既に始まってました。おおっ、森さんだっ。どことなくエキゾチックな感じの、綺麗な方でした。あとがきの似顔からは想像もつかない……というか、そういう部分も確かにお持ちかな、と感じさせる雰囲気もありましたが(汗)。結構時間があるので、ちょっと外に出て用を足したりしつつ、行列の最後尾へ。並んでる間に、残りわずかだった「エマ ヴィクトリアンガイド」を読破。そしていよいよ順番が。

その瞬間まで全然そんなこと考えてなかったくせに、森さんの隣に立ってサポートしている担当編集のO場氏に、思わず名刺を渡してしまうという暴挙を。あまつさえ、「きのうの夕刊でかくかくしかじかの記事を書きました」なんて口走ったり。そしたら、O場氏に「読みました」と言われて愕然としたり。半ば舞い上がって森さんの前に進むと、森さんまで「何かとんでもないことになってるって聞いて、夕べコンビニで探したんですが見つからなかったんですよ」とおっしゃるので、「これどうぞー!!」と掲載紙を差し上げてしまったり。もう何が何だか分からない状態で、サインをして頂いたのでした。

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いや、本当に素敵な体験でした。

で、この日の夜は、モエモエカフェのしっとさんに誘って頂いたので、就職活動半ば終了記念という趣旨にかこつけて、私が好きなんだけど最近機会がなくて行ってないお店にお付き合い頂いたのでした。お店に入る前に、近くの博品館に寄ってみたら、ここにもカードコミューンとホルダー、結構ありました。一人一個の限定でしたが。

料理を堪能した後、新宿に移動して、ここもお気に入りなんだけどごぶさたしていたヘーゼルバーンへ。いわゆる英国風パブ、というかスコティッシュパブなんですが、ビール(バスペールエールが好み)やモルトはもちろんのこと、フィッシュ&チップスとかシェパードパイとか、料理がみんな美味しいんですよ、ここは。雰囲気も良くて。「エマ」を読んだ後には初めて来たのですが、また趣が違いますね。「エマ」に描かれているパブとイメージがだぶって、酒の力も手伝って何だか「エマ」の世界に紛れ込んだような気分に。しっとさんも私の布教活動の成果で「シャーリー」を読了されていたので、最もふさわしい(?)場所でシャーリー萌え話に花を咲かせたのでした。

さらにパセラに場所を移して始発までカラオケ。当然ながら初めはプリキュアOP、締めはED。いや~、充実した一日でした。

2004年07月13日

停滞中&最近読んだ漫画などの感想

最近更新のペースが鈍ってますね。どうも調子が悪いというか、なんか書くモチベーションが高まらないというか。更新を期待されている方――なんていないと思いますが――にはもうしばらくお待ち頂ければと。アニメは7月新番組も含めて大体録りためてるんですがあんまり消化してないし、漫画や本もいろいろ買ってるんだけどなかなか読めてないし、書くネタがないというのもありますが。あと、2ちゃんねるのスレ――ついに9スレ目に突入したようで、恐縮です――でもいろいろご意見を頂いているようですが、ここで書けること書けないこと、書きたいこと書きたくないことがあるのはご了承下さい。

ついでに、最近買ったけどまだ読んでない漫画の一部。
・「学園ノイズ」1~3巻(オオシマヒロユキ・猪原大介、一賽舎)
・「水鏡綺譚」(近藤ようこ、青林工藝舎)
・「改訂版 南くんの恋人」(内田春菊、青林工藝舎)
・「マインド・ゲーム」(ロビン西、飛鳥新社)
・「純粋!デート倶楽部 完全版」上・下巻(石田敦子、エンターブレイン)
・「ゆびさきミルクティー」3巻(宮野ともちか、白泉社)

最近買って読んだ漫画の一部。
・「デスノート」2巻(大場つぐみ・小畑健、集英社)
相変わらずハラハラドキドキな展開には引き込まれますね。
・「げんしけん」4巻(木尾士目、講談社)
相変わらず良いですね。こういう学生生活を送りたかったけど、送ってれば今の自分はなかっただろうなあ。初版限定しおりは荻上さん(まだよく知らない)でした。
・「ちょこッとSister」2巻(竹内桜・雑破業、白泉社)
相変わらずちょこがかわゆくて。「恋風」も読まなきゃなあ……。
・「散人左道」2巻(水上悟志、少年画報社)
面白かった1巻に比べてもさらに面白く、素晴らしい。これで終わりなのが本当にもったいないほど。この作品については後で詳しく(書ければ)書きたいです。
・「UNLOCK」(オオシマヒロユキ・猪原大介、大都社)
粗削り、説明不足な部分もあるように思いますが、これはある意味王道で痛快な少年漫画。この勢いは魅力的。おかげで同作者の「学園ノイズ」を(未読ですが)買ってしまいました。
・「CHERRY SEASON」(稲葉COZY、ワニブックス)
これは良いです。かわいいです。前にmixiで書いたレビューを以下に引用します。

この人(人たちと言うべきか)のことはショタでしか知らなかったので、一般誌で描いてたのかとちょっとびっくり。スク水の義妹がお風呂で義兄の背中を流したりとか、かわいい中学生の男女が繰り広げる萌えるシチュエーションが満載ですよ(笑)。
全体的に自分のツボから微妙に外れているのが、かえって心地よいというか、素直に(=妙に興奮したりせずに)楽しめるというか。サザエさんOPネタとか、細かく書き込まれた小ギャグも面白い。何より、女子の体育着が今時(作中で登場人物も突っ込みを入れてるけど)ブルマだという点に、大きな花丸をあげたい(笑)。カバーは是非とも外してみましょう。

という感じで。ちょっとはっちゃけ気味ですね(笑)。

あと、漫画じゃないけど
・「さよなら、ぺとぺとさん」(木村航、ファミ通文庫)
前作の「ぺとぺとさん」もそうだったんですが、何よりかにより大好きなYUG氏のイラストがお目当てで購入。しかし、お話も人間と妖怪という相いれない存在に仮託して、いろいろと考えさせてくれます。ラノベにしてはやや読みにくいというか、展開を追いにくい面もあるように感じましたが、最後はしんみりさせながらも前向きで読後感は爽やか。「ミにょコン」(ミスにょみ【「にょみ」が何かは本編を参照(笑)】の里コンテスト)やら「いもてん」(妹天国)やらのネーミングも秀逸(笑)。登場人物の多さに混乱しないのは、やはりYUG氏の素敵なイラストあればこそでしょう。前作でもそうでしたが、何度も巻頭のキャラクター紹介を参照しました。続編が出ればぜひ読みたいです。

あ、「もえよん」(双葉社)も買いましたよ。“萌え分”は豊富ですが、“四コマ漫画”が描けてる人があんまりいないような気がするのは私だけでしょうか……。好きな作家さんも多いので、毎号買うとは思いますが。

何だかんだ言ってそこそこ読んでるんだなあ。調子に乗っていろいろ長々と書いてるし(笑)。後はアニメ視聴だな……。

2004年07月22日

コミケカタログとか萌え四コマとか

POP氏の特典がほしいので、コミケカタログを秋葉の虎に予約したんだけど、まだ買いに行けてません……。帰りにH林堂書店T店に寄ったら、コミケカタログコーナーのポップがサムライチャンプルーでした。やはりこの本屋は侮れないなあ。

……とか、最近はネットでも仕事でも(ぉぃ)ちゃんとした文章を書く気力がなかなかわかないので、雑記っぽくお茶を濁してみます。

COMICぎゅっと!」(平和出版)を早売りゲット。先日買った「もえよん」(双葉社)に続く萌え系四コマ漫画雑誌ですね。リクルートの無料配布雑誌「R25」の第3号で伊藤剛氏も書いてらっしゃいましたが、やはり萌え四コマはこれからのトレンドなんでしょうか。

一番驚いたのは、かがみふみを氏が非エロな漫画を描いていて、しかも素晴らしくかわいくて萌える内容だったこと。これは良いなあ。ご本人のサイトを見てみると、「まんがライフMOMO」(竹書房)でも描いてらっしゃるようですね。気づかなんだ……。でも、どうしてもあれこれ妄想してしまうのは、私の精進が足りないからであって(笑)、決して作品のせいではありません。

しかし、かがみ氏の作品は雑誌中で数少ない非四コマ漫画なんですが、四コマであんまりピンと来る作品がなかったのは、「もえよん」と同様でした。何かの亜流に見えてしまうというか。こっち方面の四コマでは、あずまきよひこ氏を超える存在は当分出ないだろうと、個人的には思ってるのですが。

他に最近買ったものを早売り含め列挙してみると、
・「鋼の錬金術師」第8巻(荒川弘、スクウェア・エニックス)
帯によると、シリーズ累計1200万部突破、来年夏映画化決定だそうで。近年、アニメ化で最も成功した作品の一つでしょうね。
・「ながされて藍蘭島」第4巻(藤代健、スクウェア・エニックス)
最近読んでないけど、一応。
・「Landreaall」第4巻(おがきちか、一賽舎)
これは面白いですよ。読むのが楽しみ。
・「コバルト」8月号(集英社)
「マリみて」の短編が読みたかったので。
・「鉄道ファン」9月号(交友社)
特集が「東京メトロ」だったので。

というか、「鉄人28号」すごいなあ。まさかチェリッシュの「なのにあなたは京都へゆくの」がこの番組で聞けるとは思いませんでした。好きな歌なので、思わず一緒に口ずさんじゃいました。

2004年09月01日

「コミックビーム」9月号

先月12日発売なので、もう今さらのお話なのですが、あまりにも素晴らしいので。

連載再開なった「エマ」。表紙のエマさん、何ですかあれは! 反則です。見た瞬間に思わずふらふらとレジに持って行ってしまいました(笑)。本来私には、眼鏡っ娘属性もメイド属性もないはずなのですよ。本当に。それでも「エマ」「シャーリー」にはやられてしまいました。本編ももう、今後の展開は気になるは、寝間着のエマさんは色っぽいはで大変なことに。何より圧巻は最後。メイド服に着替える「だけ」で4ページも使った漫画なんて、かつてあったでしょうか?(笑) メイドに対する森薫さんの偏執狂こだわりぶりがうかがえます。

そして特筆すべきは別冊付録「すみれの花」。「少年少女」などで知られる福島聡さんの原作に、森さんが作画を担当。美術部員のももとすみれ、対照的な二人の女子高生の生き方を描いた読み切り短編ですが、森さん絵の女子高生ですよ女子高生! この色気を何と表現すればよいのか……。「官能的でにおい立つような」なんて陳腐な表現を某所では使ってしまいましたが、この色っぽさはそんな言葉では伝え切れません。

福島聡だけでも、森薫だけでも、この独特の作風を醸し出すことはできないでしょう。ある方が、「原作に含まれる毒を森薫氏の透き通った絵柄がストレートに透過させていて、作品からどこか鈍い頭痛のような印象を受けた」という感想を書かれていたのですが、まさにそこが、逆に魅力になっているように思いました。

福島さんのネームも一部収録されていて、福島さんがネーム段階から、森さんがメイドを描けるよう配慮されている様子もほほ笑ましいです(笑)。

……というようなことのダイジェスト版を、上でもちょっと触れましたが某所で書いてしまいました。しかも自分から手を挙げて(笑)。この文章に既読感を持たれた方もいたりして。

このほか、須藤真澄さんがようやく往年の作風に本腰入れて下さっている「庭先案内」、どきどきな展開から目が離せない志村貴子さん「放浪息子」、鈴木みそ、桜玉吉、竹本泉、唐沢なをき、しりあがり寿、金平守人の各氏等々、やっぱりビームは私にとって魅力的な漫画がそろってる雑誌です。頑張れ。

あと、「エマ」アニメ化の話も漏れてきてるようですが……。まあ、あと数日すれば(ry

2004年09月28日

漆原友紀さんのサイン会

26日の日曜日は、おなじみ(?)芳林堂書店高田馬場店にて開催された漆原友紀さんのサイン会に行ってきました。彼女の手になる漫画「蟲師」が非常に好きであることは、こことかこことかで書いてますが、ご本人を目の当たりにしたのは初めてで、感激しました。200人中182番だったのですが、遅れていったのでほとんど最後の方でサインをして頂きました。

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今回のサイン会は、新刊の作品集「フィラメント」の刊行を記念したものですが、この「フィラメント」、今はなきラポートから出ていた「バイオ・ルミネッセンス」という単行本(絶版、当時は志摩冬青=しま・そよご=名義)からの抜粋・再編集に加え、近作の「岬でバスを降りたひと」と「迷宮猫」を収録しています。

「バイオ~」は持っていなかったので大変うれしかったのですが、読んでみると「蟲師」とはやはり随分印象が違いますね。失礼を承知で書くと、伝えたい「こと」は恐らくずっと変わってないのに、伝える「形式」が当時はついていってなかったというか。読み手としての未熟さを棚に上げて言えば、やはりどうしても受け手に不親切に感じられてしまうんですよね。

「ファンロード」に掲載された作品も数多いのですが、このころは毎月購読していたはずなのに、なぜか印象に残ってなくて。自分には合わないと感じて、無意識に読み飛ばしていたのかもしれません。だからなおのこと、「蟲師」において、より幅広い層に伝えたいことが届く形式を獲得されたことに目を見張るわけです。

とは言っても、近作2編はもとより、「銀河の眸」「花咲く家路」「白髪ヶ原」「雪の冠」「Mar・man」など、心の琴線に響く作品は多数ありました。「蟲師」の原型となった「虫師」2編も大変興味深く読みました。しかし、「虫師」から「蟲師」へは、なにか大きな飛躍があるような気がしてならないのですが……。

サイン会終了後は、同じくサイン会に参加されていた悠々さんと邂逅。以前から記事の感想を度々書いていて下さって、芳林堂書店高田馬場店もよく利用されているというので、一度お会いしたかったんですが、ようやく実現しました。ネット上だけでなく、直接いろいろと感想をうかがうのもまたとても刺激的ですね。短い間ではありましたが大変楽しい時間を過ごせました。

2004年11月16日

「ジョバレ」がアツい

最近読んだ漫画の中でお気に入りなのがこれです。休刊してしまった「ヤングマガジンアッパーズ」(講談社)に連載されていて、第1巻第2巻が今月9日に同時発売されました。アッパーズはチェックしてなかったので、作品も作者の白井三二朗氏も全然知らなかったんですが、店頭で見かけてちょっと立ち読みして即購入しました。

「ジョバレ」はもちろん「女バレ」で、高校の女子バレー部の話です。鳳高校の弱小女バレ部員・ツバメは、超高校級の男子バレー部員・ワシガヤにあこがれストーキング(笑)。一緒にハードな練習をするうちにだんだん良い雰囲気になっていくものの、ある悲劇が二人を襲う。超人的能力を持つことになったツバメは、ワシガヤの志を継いでバレーのホープを目指す――。

さすがに今のご時世、多少の恥じらいや照れは感じられますが、基本的には衒いも捻りもない、直球勝負の王道スポ根漫画です。粗削りな面もやや見受けられるものの、それが作品の勢いにつながってるのでかえって効果的。作者の白井氏が2巻のカバー折り返しで「自分が不満に思いながら描いた場面がひとつもなかった」とコメントしてますが、楽しんで描いている様子が読み手にも伝わってきます。

もちろんちゃんと萌え風味も加えられていて、鳳高校のユニフォームが今時まずあり得ないブルマだという点が個人的にはポイント高し(笑)。バレー愛過剰で自己中なキャプテン、レディース総長にしてバレー大好きな目白、体育会系コギャルの鷹美等々、チームの面子も魅力的。強豪・兜学園との対決は手に汗握りましたし、最終話の「第10セット」は短く慌ただしい中にもスポ根のエッセンスが凝縮されていて泣けました。

というか、雑誌の休刊で連載わずか10回で終わってしまっているのが本当にもったいない。もっと読みたいなあ。あとがき漫画で白井氏が書いてる「謎のくノ一高校」とか「少林拳使う中国代表」とか(笑)。描き下ろしの「番外セット」も、因縁の新キャラ登場で燃える燃える。ぜひこの続きという形でどこかで描いて頂きたいものです。

2004年11月25日

再び「ジョバレ」とか

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先日「『ジョバレ』がアツい」を書いて以来、トラックバックして下さった三千世界さんとか、リンクして下さった鷹澤遊戯場さんとかに反応して頂いて、思いを強くしている次第です。

三千世界のオーキィさんいわく

アッパーズ休刊の一番の痛手はこの『ジョバレ』の終了だと僕は声を大にして叫びたい。 こんな泣けて笑える良質なスポ根、今じゃほとんど見ない貴重な作品だったのに・・・。

鷹澤遊戯場のたかざわめぐむさんいわく

確かにおもしれい!(中略)本筋はシリアスなんだけど要所要所にギャグがちりばめられててしかもたまにえちい。(中略)…またマガジンが増刊出したらそこに続き描いて欲しい。

全く同感です。アッパーズ連載時から読んでなかったこと、そして連載が終わってしまったことが本当に悔やまれます。

繰り返し気味になりますが、ちょっと無理のある設定や、やや強引な展開まで含めて、古き良きスポ根少年漫画の伝統を正しく受け継いでいる(+萌え風味)作品だと思います。最終話の怒濤の展開にはマジ泣きしましたよ。何十話も描けそうなエピソードをこんなに圧縮してしまってもったいない、という意味も込めて。

ある言葉でググった結果に茫然自失している(福)でした。みんな、何か誤解してるよ……。

あ、そう言えば「げんしけん」5巻(木尾士目、講談社)を読みましたが、橘いづみコスの高坂にマジで鼻血吹きそうになりました(笑)。だから、そういうこと書くからいけないんだよ……。

2004年11月27日

萌え四コマとかOVAとか短歌とか

というわけで、毎月恒例のあの面、出ました。私もついでにいろいろ萌え四コマの雑誌や単行本を読ませてもらいましたが、うーん、個人的にはピンと来るのがあんまりなかったような気が。こことかこことかでも書きましたが。

その中でいいなあ、と思ったのが、刻田門大「てんちょおのワタナベさん」。これをネタにした某同人誌が大変良かったので、前から読もうかどうしようか迷っておりまして、ちょうどいい機会でした。ワタナベさんがかわいいのはもちろんのこと、ちゃんと面白いですし。

やはりこの分野、というか私にとっては萌えに限らず四コマ漫画全体で、なんですが、あずまきよひこ「あずまんが大王」に尽きるなあ、と。四コマではありませんが「よつばと!」では、さらなる高みに上ってしまわれて戦慄しっぱなしですよ。最新刊の3巻を読んで、描き手としてもだいぶ慣れてきてしまったのかな、と驚きの中にもやや物足りなさを感じたのですが、最後の最後でやってくれました。そういう手で来るか! 脱帽です。

そしてOVA。「トップをねらえ2!」は一見の価値ありですよ。前作の1話から6話への飛躍を考えると、今回の1話がこれだけのレベルだと、6話ではどこまで行ってくれるのかというのが楽しみになります。

それよか、本当は「おジャ魔女どれみ ナ・イ・ショ」についてもっと語りたかったんですよね。脚本をはじめ、さすがに時間をかけただけあって良質な仕上がり。それに、例えば第1話みたいに男の子の気持ちをメインで描くなんて、レギュラーの地上波放送ではやりにくかっただろうと思うわけで。クラスメイト全員の設定を綿密に作っている「どれみ」の世界が表現しうるポテンシャルを、見事に生かしているなあ、と感服しました。ペイパービューは見られないんですが、DVDは今後も買い続けます。

で、短歌ですが、今回のカラン卿短歌魔宮で紹介されている、しんくわ氏の作品が素晴らしいです。

第3回歌葉新人賞を受賞した、卓球短歌カットマン

味わい深いですねえ。何て言うか、(いい意味で)馬鹿っぽくてナイーブな学生生活がありありと浮かんでくるようです。短歌ってこういう世界も表現できるんだと、言葉の持つ力を改めて思い知らされました。何だか力業っぽくも見えますが、「酢豆腐」みたいな落語由来の言葉をサラリと使いこなしてる――私もある方の指摘で初めて気付いたのですが――辺り、深い教養に裏打ちされた世界と言うべきでしょう。個人的には、5首目の生々しさがたまりません(笑)。

こういうのを読むと、触発されて自分でも短歌っぽいものが作りたくなってきますね。え~っと、う~んと……

「正念場」と聞けば「少年場」と脳内変換する締め切り間際の午前3時

_| ̄|○

……どんな場だよ、それって……。つーかほぼ実話だったりして(笑)。

2005年03月29日

4月新アニメの注目作とか(追記あり)

このところ、日々のアニメも見られないでため込んでしまってる状態なのに、また4月から新作がどっと始まりますねえ。とりあえず現段階での個人的注目作を挙げていきたいと思います。

まずは、何と言っても「ふしぎ星の☆ふたご姫」。総監督が佐藤順一氏ですから期待しないわけにはいきません。どうやら、プリキュアに対するカウンターとしての立ち位置を目指している――女児向けアニメでプリキュアが人気を席巻している現状なわけですから、違うものを指向するのは当然と言えば当然ですが――ようなので、どんな作品に仕上がってくるのか楽しみです。ちなみに、某A○Kからこのアニメに携わっているのは、どれみやナージャも担当していたT女史だったりします。シリーズ構成はぴちぴちピッチで評判を呼んだ(笑)中瀬理香氏。制作は佐藤氏が取締役を務めるハルフィルムメーカー。

対して男児向けアニメでは、やはり「甲虫王者ムシキング~森の民の伝説~」でしょう。ゲームは男児に大人気らしいですが、私はそっちには疎くて。ただ、アニメはほとんどゲームとは関係ないオリジナルストーリー、しかも親子、冒険、友情といった熱い内容が盛り込まれているようなので非常に期待しています。監督山内重保氏、キャラクターデザイン馬越嘉彦氏、シリーズ構成吉田玲子氏と、スタッフも説明の必要がないほど豪華。顔ぶれだけ見ると何だか東映っぽいなと感じてしまうんですが、制作はトムス・エンタテインメント(東京ムービー)。まあ、ゲームはセガで、トムスは今やセガのグループ会社ですから。一足早く第1話を見る機会に恵まれましたが、よく動くし、山内絵コンテらしい凝ったレイアウトも良し。何より主人公のポポが本当にかわいいんですよっ!!(結局それかい) 虫同士の戦いのCGに違和感ありかもしれませんが、むしろゲームの画面を意識した感じかと。

ロボットものとしては、「交響詩篇エウレカセブン」。ガン種、ハガレンと次々とヒット作を放ってきた毎日放送が、調子に乗って満を持して日曜早朝にアニメ枠を増設。バックボーンにしているのは1960―70年代の米国サブカルチャー文化ということで、相当深い世界まで描いていくようです。ひょっとしたら、エヴァのようなブームを巻き起こすだけのポテンシャルを秘めているかもしれません。監督は劇場版ラーゼフォンの京田知己氏、シリーズ構成は攻殻機動隊S.A.C.の佐藤大氏、キャラクターデザインはキングゲイナーの吉田健一氏。制作はハガレン、ラーゼフォンのBONES。

漫画原作ものでは、「ハチミツとクローバー」。第1話の試写を見たんですが、非常に良い雰囲気に心惹かれ、はぐちゃんに胸ときめきました。触発されて原作第1巻も買って読みましたが、こっちはあんまりはまれなかったかも……。実在の人気ブランドの衣装をキャラが着たり、OPは元JUDY AND MARYのYUKI、EDはスネオヘアー、挿入曲はスピッツやスガシカオ等々、とにかく女性向けとして、アニメファン以外にも見てもらおうという意気込みが伝わってきます。フジテレビも「ノイタミナ」と名付けた新たな枠としてやるんですね。「animation」をひっくり返して「noitamina」(笑)。 監督はMAJORなどのカサヰケンイチ氏、脚本は黒田洋介氏。制作はJ.C.STAFF。

と、以上4本については、関係者にお話を聞いていたり、実物を見ていたりしているので、それなりに根拠を持って期待している作品です。あとは、キャラクターデザインがいまいち好みではないんですが岩崎良明監督の「極上生徒会」とか、5月スタートですが望月智充監督、伊藤和典シリーズ構成、亜細亜堂制作の「絶対少年」とか、スクラン、マシュ通のスタジオコメット制作「おねがい マイメロディ」とか。あのufotable制作の「フタコイ オルタナティブ」も注目なんですが、何度も書いてるようにうちはUHF局が映らないんですよねえ……。

ああっ、U局と言えば「英國戀物語エマ」がありましたッ! もうね、これを見るためだけにTBSチャンネルに加入しようかと真剣に検討中ですよ。「これが私の御主人様」もガイナックスですし当然チェックしたいんですが、アンテナが微妙にずれてしまったのか、CSはかろうじて映るものの、BSは電波が弱くて入らない状態がずっと続いてまして……。

「エマ」と言えば原作第5巻、一足早く読みました。もちろん「デスノート」と違って(笑)、これはビームの連載でも読んでるんですが、改めてまとめて読むと、森薫さん、べらぼうにうまくなってないか?とびっくりしました。絵柄にしても構成力にしても。ご本人もおっしゃっているように、第31話と第32話の間に英国取材旅行にいらっしゃったわけですが、32話以降の画面の濃密さ、描写力等々、目を見張るばかりですよ。この美しくも切ない物語をどのようにまとめて頂けるのか……。本当に楽しみです。

うまくなったと言えば、先日発売された「もっけ」第4巻(熊倉隆敏)を読んだんですが、初期に感じられたエグ味のようなものが抜けて、格段に読みやすくなってるような気がしました。絵柄の魅力が増したというか、静流も瑞生も妙にキャラがかわいくなったというか。瑞生ちゃんかぁいいなあ(笑)。まあ、持ち味や個性が薄れたとも言えるんでしょうが、私はこれぐらいが好みです。

そうそう、声優が新しくなった「ドラえもん」も忘れるわけにはいきません。要チェックですね。
水田ドラ記者会見で質問してたよ。
というか私の方がチェックされてるし(笑)。場所は六本木ヒルズアリーナだったんですが、やっぱりあれだけ一般観客がいると、聞いてる人がいるもんですねえ……。司会の渡辺宜嗣アナから指された時、「のび太君に似てる」とか言われましたが(笑)。いろいろと、いろいろと思いはありますが、まずは新しい声優さんたちに本当に頑張って頂きたいな、と。さすがはすごい人数をオーディションしただけあって、声のイメージはなかなか合ってると思います。スネ夫役の関「メップル」智一さんなんか、会見でも既にはまり役の風格を醸し出してましたよ(笑)。作品としても、「原点回帰」に期待したいところです。

(30日未明追記)

極上生徒会」の第1話試写を見てきました。岩崎良明監督と言えば、ラブひな、まおちゃん、瓶詰妖精、せんせいのお時間。まあ、そういうことです(笑)。いつもの岩崎テイストにマリみて風味と舞―HiME風味を加えた感じといったところでしょうか。まったり見るには最適かも。しかもいろいろ謎が仕掛けられていて、2クールにわたって楽しませてくれそうです。期待度上昇。シリーズ構成黒田洋介氏、制作J.C.STAFF。原作はコナミ。果たしてときメモの夢よもう一度、となりますかどうか。

個人的には、こういうまったりほのぼの系作品が一番視聴が長続きする傾向がありますね。今やっているのだと「まほらば」とか。

それより今日は月詠が2時からだから録画組は気をつけよう。
なぜか30分遅れを1時間遅れと勘違いしていて、月詠は録れたものの、ファンタジックチルドレンを逃してしまいました……。

「そこののび太君に似た眼鏡をかけた方」と呼ばれてたらしいなw。
スコシフシギな日常さんでも捕捉されてますね。正確には「ちょっとのび太君に似てるそちらの方」という感じでした。ついでに、TVガイドの人の質問は「プレッシャーは感じていないか」、みといせい子さんの質問は「発表まで誰にも言えなかった気持ちは」、私の質問は「前の声優さんから励ましみたいなものはあったか、それと自分のキャラクターをどのように演じていきたいか」、のような感じでしたね。

2005年04月10日

森薫さんのサイン会ふたたび

いろいろ書きたいことがたまってますが、まずは9日に吉祥寺のブックスルーエで行われた「エマ」第5巻発売記念森薫さんサイン会の件を。午後2時からということで、1時半ごろに着いて予約していた第5巻を購入して整理券を受け取った時点で、もうかなりの列が。並びながら、かしんたんや、マイミクのぢゅんさんにご挨拶したりしましたが、他にも結構いろんな方がお見えになっていたみたいですね。

コバルト文庫の「少年舞妓・千代菊がゆく! 花見小路へおこしやす」(奈波はるか)を読みつつ――これ、かなり面白かったです。レビュー書くかも。あ、マリみての「妹オーディション」は当然(笑)読了済みです――時間を過ごし、4時ごろ、いよいよ森さんの前に。前回のサイン会の時のこと(笑)があったので、ありがたくも覚えて下さっていたようで。担当編集のO場氏にもご挨拶しつつ、サインをお願いしました。エマさんは前回に描いて頂いたので、今回は何をお願いしようかなあ、と考えていたのですが、

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かわいいかわいいコリンくんを描いて頂きました(笑)。5巻のあとがきにもある通り、彼にはお兄ちゃんがいっぱいいるようで(笑)。

アニメの「英國戀物語エマ」も始まりましたね~。前に書いた通り、CSの契約をスカパー!2パックからスカパー!110パックに切り替えまして、TBSチャンネルを見られるようにしました。これは素敵ですねえ。何か微妙な違和感もあるんだけど、「エマ」の世界をアニメ化したらやっぱりこうなるしかないよなあ、とうなずいてしまうだけの説得力に満ちてました。密度の濃い描き込みはじめ、あふれんばかりのエマ、というかメイドへの愛は原作譲り。森さんもさぞかしご満足でいらっしゃることでしょう。

新アニメ感想は別途まとめて書くつもりですが、10日には「交響詩篇エウレカセブン」第1話の試写会に行きまして。いやー、良かったです。これが朝7時からなんて本当にもったいない。種デスと枠を入れ替えてもいいんじゃないでしょうか(笑)。というわけで、個人的な今期一押しは、エウレカセブン、ムシキング、エマの方向で。

2005年04月13日

続・森薫さんのサイン会ふたたび

コミックビームのオフィシャルサイト「空間コミックビーム」で、ブックスルーエのサイン会でのキャラクターリクエスト集計結果が発表されてるのですが、あれだけサイン会参加者がいながら、コリンくんを描いてもらったのがたった一人だったとは! というか私だっていうのがバレバレじゃないですか!(笑) えーそうですとも、「かわいいかわいいコリンくんをお願いします」と整理券の裏に書いたのは私です(爆)。

「ちょっと大人っぽくなっちゃったかな」と言いながらサインして下さった森薫さん、「(コリンがかわいいという人は)私は違うんですが、って書いてあって」とおっしゃってましたが、みんな、もっと自分に正直になるんだッ!(笑)

ул. Б. Якиманка(ul.B.Yakimanka) - けろにき(参代目) さんで、ネットに上がってるレポがまとめられていますが、すごい数ですねえ。 森さんの人気を物語って余りある、と言うべきでしょう。本当にお疲れさまでした&ありがとうございました。

そして、サイン会でもチラシが配られたのですが、「英國戀物語エマ」の世界を体験できる福島県イギリス村ツアーが7月3日に挙行されるとのことで。このブリティッシュ・ヒルズ、郡山支局にいたころ何度か取材に行きましたが、本当にイギリスにいるような雰囲気が味わえます。しかも森さんも同行されるんですねえ。あー、何だかすごく行ってみたい。どなたかご一緒しませんか?(笑)

2005年05月26日

「月刊少年シリウス」のこと

26日に講談社から創刊される新しい月刊漫画誌ですが。最近はいろいろばたばたしていることもあってアンテナの感度が低くなってて、この雑誌のことも、25日の夕刊でお兄さまが書いた記事を読んで初めて知ったという体たらくでして。で、お兄さまの所に現物が置いてあったのでパラパラめくってみたのですが、びっくりしました。

な、なんと、あの「ジョバレ」の白井三二朗氏の新連載が! 「ジョバレ」がアツい再び「ジョバレ」とかで、その魅力については書きましたが、ついに新作ですよ!! その名は「Dear Monkey 西遊記」。西遊記をベースに、玄奘の妹なるテンテンを登場させて萌え分を補ったベタな妖怪ものかと思いきや、いきなりハードな展開で燃える燃える。この熱さは「ジョバレ」譲りですねえ。テンテン……!! もうこの作品の存在だけでも毎月買いますよ。

そして、堂高しげる氏の新連載「もえちり!」にも爆笑。例えれば、全日本都道府県娘選手権!!と言うべきか、魔法先生ネギま!47人バージョンと言うべきか(笑)。馬鹿すぎてもう最高です。このノリで突っ走ってくれたら名怪作になること間違いなしでしょう。白井氏も堂高氏も、旧ヤングマガジンアッパーズ人脈ですね。

さらに、敬愛する能田達規氏の読切「時間救助隊タイマー3」も掲載。藤子・F・不二雄氏の正統後継者と呼んでも決して過言ではない、「がらくた屋まん太」「おまかせ!ピース電器店」のような“正しき空想科学少年漫画”テイストを久々に味わえて幸せになりました。これも連載になってほしいなあ。

原作・田中芳樹氏、漫画・ふくやまけいこ氏の「夏の魔術」も良いですね~。ふくやま氏は「東京物語」のころから好きなんですが、この作品はショタ萌え者には見逃せない(笑)。原作も読んでみたくなりました。

と、とりあえず今のところちゃんと読んだのは以上なんですが、派手に宣伝されている作品を見事にスルーしてしまってますね(笑)。プレスリリースによると、想定対象読者は「中・高生以上の(略)いわゆる『文学少年・文学少女』」、お兄さまの記事によると、「少年と銘打ちながら、少女読者も狙った」ということのようで、西尾維新氏らの小説を別冊付録にしたのはその狙いの現れなんでしょうが……。

どうも、ラインナップが二極分化しているような印象が。バランスが悪いというべきなのか、あるいはその”悪さ”こそ、バランスを取った結果というべきなのか。私としては以上で触れた作品がツボなのですが、他の漫画もそれぞれ面白そうなので、じっくり読んでみたいと思わせる雑誌ではあります。

次の第2号からは、原作・雑破業氏、漫画・石川マサキ氏の「魔法使いのたまごたち」や、原作・猪原大介氏、漫画・オオシマヒロユキ氏の「21世紀番長」など、第3号からは上山道郎氏の「鉄甲神剣ゴウジン」 や越智善彦氏の「海人」など、今後始まる新連載の作家さんたちも、私的に興味津々な方々が多くて非常に楽しみです。

ミクシィとこっちに書く内容の閾値の違いってのはどの辺にあるんだろな。
内容による閾値は特段意識してませんが、基本的に成人向け作品のディープな話はこちらには書きにくいですねえ。あと、日常的な行動や身辺雑記なんかも。作品やイベントの評価や感想は、ミクシィで大ざっぱに書いて、こちらでまとめたい、という気持ちなんですが、それがなかなかできない状態にあります……。

福タン、電波祭りと妹まつり3にも出てたのか。
>俺も行ったけどまったく気づかなかった。
>場に溶け込みすぎー。
いや、普通に観客として客席にいただけですから(笑)。終わった後の打ち上げには、図々しくもおじゃまさせて頂いたりしたこともありますが。

福タンは結婚しないの?お見合い勧められたりしないの?
相手がいればしますよ? こんな奴でも良いという奇特な方がいらっしゃれば、いつでも。まあ無理でしょうが(笑)。

2005年09月13日

南東北旅行中とかネギま!とか

今週は、11日に総選挙絡みの取材応援で福島に出張した後、そのまま遅めの夏休みを取って、南東北を数日間うろうろしています。12日は、ネギま!で遊ぶのTaichiroさんと会って、いろいろお話をしてました。で、実は以前からお誘いを受けていたのですが、TaichiroさんとかーずSPのかーずさんが進めていらっしゃる「魔法先生ネギま!」の同人企画に参加させて頂くことになりました。というか、そうそうたる顔触れが並ぶ中で、自分なんかが何を書けばいいのか、頭を悩ませているのですが……。しかし、私のことは別にしても、これだけの人がそろって一体どんなすごい本が出来上がるのか、非常に楽しみではあります。

そもそもネギま!は、昨年10月に大阪に行った時に初めてお会いした、いずみのさんに薦められて読み始めて以来はまってしまい、今でもかなり入れ込んでますし、作品としても高く評価しています。、最新刊の11巻なんか、龍宮対苦菲戦辺りまでは連載でフォローしてたんですが、その後は未読だったので、ネギとタカミチの対戦に、恥ずかしながら心底熱くなってしまいました。ネギの戦いぶりに、自分もこのままじゃいけない、もっと頑張らねば、と思ってしまったほどに(笑)。

何かを書くとしたら、その辺りの思いが伝わるようなものを書きたいな、とは考えてるんですが……。表面的な体裁やイメージだけで判断して、この漫画を読むのを避けている人は、非常にもったいないことをしている、と。それと、キツネギやコタローのかわいさについても存分に語りたいなあ(ぉぃ

あと、久々に反応。新しいのからさかのぼっていきます。

福タン誕生日おめ。
去年の日記を見れば丸分かりですが、12日で34歳になりました。他にもいろいろコメント頂きまして、ありがとうございます。

ほのたんあたりまではblogで書けてるんだから、
>mixiでは相当鬼畜系な事書いてるんだろうな。
うーん、別に鬼畜なことは書いてませんが、「男の娘」なことやショタなことは書いてます(笑)。やっぱり表立ってははばかられる部分もあるので……。最近は、ふしぎ星☆のふたご姫ティオに萌え狂ってます(笑)。11日のプリンセス☆フェスタにも、出張の前に行ってきました~。

それは別にいいから週に一度一行でもいいからブログ更新してほしい
何とかできるよう、前向きに努力致します。ミクシィで書いたことをリファインして書いたり、とか。

あと、こちらに頂いているコメントへのレスも滞っていて申し訳ありません。いずれ付けさせて頂きますので……。