2006年02月04日

「ふたりはプリキュア Splash Star」への期待

4日は、都内某所であった「ふたりはプリキュア Splash Star(スプラッシュスター)」のお披露目イベントの取材に行きまして、第1話を一足早く見てきました。ちょっとバタバタしていてOP部分を見逃してしまったのが残念でしたが、それは5日のお楽しみに取っておくとして、お見事、というべき出来でした。

プリキュアの美しき魂――遺伝子――は、しかと「Splash Star」に受け継がれていました。なぎさ、ほのかはもうテレビには出てこないけれども、彼女たちが伝えてきたこと、伝えようとしてきたことは、きっと咲と舞が妹分として継承し、発展させていってくれることでしょう。まだ放送前なので、ネタバレなしで簡単に感想を書いておきます。

「ふたりはプリキュア」の魅力は、キャラクターの「格好良さ」と「かわいさ」、そしてアクションの「力強さ」と「美しさ」が、渾然一体となって同居しているところにある、と思うのですが、「Splash Star」では、それぞれ「かわいさ」、「美しさ」の方にやや軸足を移しているように感じました。

とにかく主人公の二人が、特に咲がかわいいんですよ。等身をやや低めにした外見だけでなく、性格もやや幼めにシフトさせた感があります。そして、変身や必殺技のバンクシーンの美麗さには目を奪われました。あとは、これまでと変えた部分、変えない部分の絶妙なさじ加減とか、(これまでに比べると)理屈の裏付けを持った世界観とかが印象に残りました。フラッピ、チョッピには、慣れるまでちょっと時間がかかるかもしれないと思いましたが(笑)、健気なのがいいです。

イベント自体も、旧OP&ED、新EDを歌う五條真由美さん、新OPを歌ううちやえゆかさんが登場してのステージや、新旧プリキュア5人の着ぐるみ勢揃いのショー、握手会など、大変盛りだくさんの内容でした。ブラック、ホワイト、ルミナスが2年間を振り返る、というお話では、不覚にも思わず涙ぐんでしまいました。ミックスコミューンをはじめとする新玩具、グッズ類も大量に展示されていて、子供たちの人気を集めていました。子供たちも、新キャラにさほどの違和感は抱かず、素直に受け入れていたように感じました。

5日は、プリキュアなどが中心の同人誌即売会「リトルフラワー」に行ってきます。「ありがとう&あいしてる HAPPY ENDING PROJECT」の企画で作成する合同コピー誌に、参加させて頂くということもありまして。なので、第1話放送後の感想は、ちょっと遅くなるかもしれません。

この前書いた「Max Heart(マックスハート)」最終回感想も、ヤマモトHPさんなどにリンクして頂いたおかげで、多くの人に目にして頂けたようで感謝致します。

この2年間を振り返っての各所の感想も読ませて頂いているのですが、特に心を動かされたのは、本編で原画を手がけられている佐藤元さんのサイトに掲載された「プリキュアMH終了記念」のコーナーでした。作品への深い愛情が随所ににじみ出ている鋭い洞察は、プリキュアが好きな人にはぜひとも読んで頂きたいですし、現代の若者や子供が抱える問題について考えるよすがにもなる素晴らしい内容です。

佐藤さんご自身も書かれているように、実は先日、モエモエカフェのしっとさんを通じたご縁で、ご本人とお会いする機会に恵まれ、いろいろお話をさせて頂きました。あまりにも持ち上げて書いて頂いていて恐縮することしきりですが、自分が子供のころからお仕事を拝見していた方を前にした感激で、何を話したかもあまり思い出せないぐらいでして(汗)。お人柄をしのばせる温かい語り口、柔らかい物腰が印象的でした。

プリキュアに関しては、これまでいろいろなスタッフの方々と巡り会う機会が多かったのですが、皆さんこの作品に非常な愛情と情熱を抱いている、と痛感することがたびたびありました。こうした愛情と情熱が消え失せない限り、「Splash Star」もきっと子供たちの人気を集め続けることでしょう。私も、そのおこぼれにあずかって引き続き楽しませて頂きたいと思っております。

2006年02月10日

「ふたりはプリキュア Splash Star」第1話

何て説明すればいいんでしょうか、かなり大げさに言うと、アラビア数字の3を90度右に倒して、左右にうにゅ~っと引き延ばしたような形の口の笑顔に、自分は惹かれるんですよ。まあ、これは単体でというより、好きなキャラにこの要素が加われば最強、という程度の属性なのですが、「Splash Star」の咲は自分にとってそんな感じでした。彼女の屈託のない笑顔が出るたびにこっちまで笑顔になりつつ見てたんですが、ラストカットの、まさにひまわりのような満面の笑み! 私はこれで咲に落ちました(笑)。 口癖の「なり~」もかわいいですし。

咲のキャラクターデザイン自体も、この笑顔からスタートしているようなので、その意味では彼女の本質が一番良く現れた表情なのかもしれません。何というか、前作で子供たちの人気が白>黒だったのを、なるべく花=鳥に近づけたいというキャラ作りが随所にうかがえるような気がします。

先日行われた制作発表の席では、今回の「Splash Star」では「友情というテーマに家族というテーマを足したい」「観念的な世界観から自然界という世界観に」「少しファンタジー色を強めたアクションに」等々の話が出ていました。初見の印象は、すでに前の文章で書きましたが、制作サイドの狙いがかなりきちんとした形で反映されているように思いました。シリーズディレクターは西尾大介氏から小村敏明氏に、シリーズ構成も川崎良氏から長津晴子氏に交代し、今までとは違ったテイストが出てくるのかもしれませんが、とりあえずは咲の笑顔を楽しみに(笑)、見守っていきたいと思います。

というか、新OP、EDは、前作にもまして耳に残る、中毒性のある曲ですね。OPはヘビーローテーション中で、常に頭の中で鳴り響いてる状態です(笑)。そして各所で言及されてますが、EDの映像の出来の良さ! どうやら絵コンテを切ったのは、この枠で長く活躍し、無印屈指の名作回を演出されたI氏、演出は、やはりこの枠で演出を手がけ、今は某作品のSDをされているN氏ということのようで、さもありなんと納得したのでした。

5日の「リトルフラワー」にも行って来まして、「ありがとう&あいしてる HAPPY ENDING PROJECT」の合同誌企画に加わり、その後のオフ会にも参加させて頂きました。もう感動の一言ですね。同じ作品を愛する者同士が同じ時間を共有する、至福のひとときを過ごしました。こういう機会を作って下さった主催者の皆さまに心から感謝。

Posted by fuku at 23:45 | precure | コメント (1)