正式には、東京都写真美術館で開催中の「文化庁メディア芸術祭協賛事業/ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館帰国展 グローバルメディア2005/おたく:人格=空間=都市」という長い名前の展覧会。要は、昨年イタリアのヴェネチアでやった展示を、日本で再現したということですね。先日、内覧会がありまして、日本館のコミッショナーを務めた森川嘉一郎氏自らによる作品解説付きのギャラリーツアーも行うというので、せっかくなのでそちらにおじゃましました。
コミックマーケット代表の米沢嘉博氏や、韓国の宣政佑(ソン・ジョンウ、선정우)氏も来ていて、それぞれが担当したコミケの展示、おたくのオンライン・コミュニティの展示で、簡単に説明をしていました。
さすがにヴェネチアまでは行かなかったので、実際の展示を見たのは初めてでしたが、萌えフィギュア、おたくの個室、レンタルショーケース、同人誌、コミケのサークル配置、秋葉原の街並み等々、“我々おたく”にとっては見慣れたものばかり(笑)。「私も建築学者である以前に一人のおたく」と明言する森川氏が、「おたくのおたくによる展示」と言う通りの内容で、おたく文化が物珍しいヴェネチアで展示する意義は理解するにせよ、おたく文化があふれている日本でこれをやってどうよ、という気もしましたが、それについては森川氏から興味深い発言がありました。
いわく、「ヴェネチアの展示を恵比寿で再現するのは屈折している。東京ディズニーランドをロサンゼルスに再現するようなもの。山手線に30分も乗れば本物(の秋葉原)がある。そのねじれを感じてもらえれば」云々と。またいわく、「日本は戦後一貫して、欧米から価値観を輸入してモノを輸出してきた。『欧米から評価される』という構図があった。ヴェネチアでも、日本のメディアから『ヨーロッパの人はおたく文化をどう評価しているのか』という質問を何度も何度も受けた。欧米が好む好まないではなく、我々が何を好むのかを提示しなければならない」云々と。
要するに、ヴェネチアからの「帰国展」と銘打って仰々しくやっているこの展示は、“我々おたく”が好む世界を表現したものにほかならない、と。海外からの逆輸入という戦後日本人が無条件にありがたがる形で、日本の社会に対しておたくへの認識を浸透させようとする、ひねくれた(笑)かつ意欲的な試みである、と個人的には理解しました。
なので、おたくを自認する人が見に行っても既視感を覚えるだけかもしれませんが(笑)、森川氏および参加作家の皆さんが、おたくというあり方を世間にどのようにアピールしようとしているかを目の当たりするのには打ってつけの展示だと思います。今月13日までということですので、ご関心のある向きはぜひ足をお運び下さい。
実は、この前書いた押井守氏のトークイベント「Howling in the Night 2005」でも、押井氏から「日本の戦争映画の限界は、(第二次世界大戦の)敗戦の呪縛から逃れられないこと」「戦争で負けただけではなく、価値観の上でも負けた」「(『ローレライ』を監督した)樋口(真嗣)氏らの世代がそこから離れてどういう映画を撮れるか」などの発言がありまして、期せずして「戦後の価値観」について考える機会に相次いで恵まれました。樋口氏の「これまでの日本映画にないものができたと思う」との発言、そして今回のおたく展などを考え併せると、時代はようやく、真の意味で「もはや戦後ではない」段階へ動きつつあるのかなあ、という気もします。
おたく展の後は、同美術館でやはり内覧会をやっていた文化庁メディア芸術祭ものぞいたんですが、いかんせん閉館間近でほとんど時間がなくて、駆け足で会場を一周したぐらいでした。こちらは6日まで。おたく展も含め、また見に行きたいけど、時間取れるかなあ……。
……あれだけ待ち望んでいたプリマッハ5話の録画に失敗してしまうというあり得ない大ミスをやらかしてしまい、失意のどん底の(福)であります。近々篤志家に見せて頂けそうなので、そちらに希望を持っておるのですが、そんな失意を吹き飛ばすような出来事がありました。皆さんご存じ、モエモエカフェのしっとさんに、入稿直後の「honotan2 (下)」を読ませて頂く機会に恵まれたのです。
「ほのたん」、「honotan2」と、これまでしっとさんの描かれたプリキュア同人誌のほぼ最初の読者となる栄に浴し、完成度の高さに驚嘆しつつ、あれこれ無責任な感想を述べて参りました。「ほのたん」の時はともかく、「honotan2」に至っては「下巻が読みたい」だの言い出す始末。そしたら、本当に描いて下さるのだから恐れ入ります。それも、当方のちっぽけな期待などはるかに上回る形で。
一言で言いましょう。「ふたりはプリキュア」をガチな百合作品として捉えた場合、「honotan2 (下)」はその同人誌として一つの到達点である、と。
内容紹介を見ても分かる通り、物語は二人のカミングアウトから始まります。そこから予想される展開を「真正面から」描いたらどうなるか。その果てに深まる二人の絆。「なぎさがいるから 生きてるの」。ほのかの表情とセリフに泣きました。「honotan2」におけるなぎさの「あたしは 死なない」に匹敵する、そして対になる名シーンと言えましょう。
よもやこんな想像以上に、ほのか嬢の魅力を存分に引き出して下さるとは。もちろん、なぎさも他の登場人物も生き生きと描写されてますし、何より早速活躍するひかり=ルミナスに痺れました。早くも「ルミたん」への期待が高まりますね(ぉぃ 思わず笑ってしまう楽しい4コマも健在です。
もはやエロはなくてもいいのでは、とさえ思うのですが、そこはしっとさんのこだわり。18禁で見て頂けない方がいるのが残念なぐらいです。ガチな百合ということで、読む側にもある程度の覚悟が必要かもしれませんけれども。というか、最近モエモエカフェで紹介されている百合メールの余りの激しさに、私もちょっと戸惑い気味だったり(笑)。
……これ以上言を重ねても仕方ありません。とにかく実際に読んでみて頂くしか。しっとさん入魂の48ページを、その手で、その目で、とくとご堪能下さい。初売りは来る13日、サンシャインクリエイション27にて。
13日は予定通り、サンシャインクリエイション27に行ってきました。モエモエカフェのしっとさんと、ご友人のkoさんと一緒に会場入りし、サンクリ限定ペーパーの折りをお手伝いしたりしているうちに開会。本を買いに出たり、戻って売り子をしたりと、閉会まで慌ただしくも充実した時間を過ごしました。戻るたびに、列がえらいことになってたり、既刊の「honotan2」があっさり売り切れてたり、あれだけ積んであった新刊の「honotan2 (下)」の山が半分ぐらいになっていて、慌てて箱を開けて出したりと、驚きの連続(笑)。
しかし、自分の惚れ込んだ本が目の前で売れていくのは良いものですね~。本を買いにいらした方、サークル参加の方等々、たくさんの知り合いに会うことができましたし、良き本にも巡り合えて期待以上の収穫でした。
終了後は、しっとさんをゆかりの方々と囲んで打ち上げを。午後5時開店の居酒屋に4時15分ごろから強引に上がり込んで、延々6時間半にわたって飲んだり食べたり話をしたり。プリキュアを中心に、ディープすぎる話題に花が咲きました。前の日の寝不足がたたって、途中寝落ちしたりしてしまいましたが(汗)。
これで、「ほのたん」、「honotan2」、「honotan2 (下)」と続いたしっとさんの「ほのたん」三部作も無事完結(?)を迎えました。サンクリ27限定配布ペーパーのしっとさんの言によると、「自分の中では(なぎほの百合ップルが)『ほのたん』で付き合う→『honotan2』で深まる→『honotan2(下)』で社会と関わり合う、という三段オチのつもりです」とのことです。この解説について、ちょっと補足を加えてみたいと思います。
「ほのたん」では、二人の百合関係の始まりを、愛にあふれた視点で濃密に描き出しました。とはいえプリキュアで百合というだけなら、ちまたにあふれる同人誌とさほど変わりありません。ところが「honotan2」では、小さな子供向けの本編では絶対にあり得ない、なぎさの流血を描くことによって、自己犠牲をも厭わない二人の絆の深まりを見事に表現しました。さらに「honotan2 (下)」に至っては、もしかしたらある意味プリキュア最大のタブーかもしれない、なぎほのがついに最後まで変身しないという荒業を48ページにわたってやってのけてしまいます。それはすなわち、なぎほのがありのままのお互いを受け入れ合い、そしてありのままの姿を社会にさらけ出そうとする決意を示していると読み取ることもできるのではないでしょうか。
なぎさとほのかをはじめとするキャラクターたち、及び「ふたりはプリキュア」の世界観が本来秘めている大きなポテンシャルを、同人という自由な表現の場を借りて最大限に引き出し、同人でしかなし得ない、この上なく魅力的な形で我々の前に提示してくれた。それが「ほのたん」三部作である、と私は思っています。
もっともっといろいろ言及したいのですが、あんまり書くとネタバレになってしまいますので、とりあえずこの辺で。ちょっとした描写や小物による暗示など、細かい部分もよく考えられ、練られているなあ、と感心することしきりです。
あと、声を大にして強調したいのは、三部作とはいえ、それぞれの本は独立した作品で、単体で読んでも十分に楽しめるよう描かれているということです。サンクリで売り子をしている時、「上巻はないんですか」というお問い合わせを随分頂きましたが、「honotan2(下)」はむしろ「honotan3」と名付けてもよいぐらいの内容で、プリキュアの基本設定さえ押さえていれば、前作が未読でも何の問題もなく物語に入り込めます。ただ、個人的には「ほのたん」も「honotan2」も多くの人に読んで頂きたいので、しっとさんには何らかの形で再販して頂きたいところですが。
……全然関係ないんですが、ギャグ中心からシリアス中心への流れが、何となく「トップをねらえ!」を連想させるんですよねえ。「ほのたん」が第1巻(1、2話)、「honotan2」が第2巻(3、4話)、「honotan2(下)」が第3巻(5、6話)に対応する感じで。いや、違うか(笑)。
26日は、渋谷のO-Eastで開かれた「The タイムボカン祭り2005~ボカンと一発!コンサート!!」に行ってきました。タイムボカンシリーズ直撃世代ですし、最近離れ気味とはいえ山本正之氏は最も好きなアーティストの一人ですので、これはぜひとも行かねばなるまい、と。椅子席が取れずに立ち見で、午後6時から約3時間のコンサートは30過ぎの身にはちょっときつかったのですが、それ以上にもうステージが楽しくて楽しくて。豪華ゲストが続々と出てきましたよ。
司会は「小山カメラマン」こと脚本を担当していた小山高生氏と、2000年放送のシリーズ最新作「怪盗きらめきマン」(実は未見なんですが)で主役の声を当てた川上とも子さんのご両名。「祭り」らしく法被を着込んでました。
幕開けは「タイムボカン」「ヤッターマンの歌」等々を山本正之氏+川上さんも加わったピンク・ピッギーズで。次いで、タイムボカンの淳子、ヤッターマンのアイちゃんを演じた岡本茉莉さんが和服姿で出現。山本氏とトークを繰り広げ、山本氏がギターで「花ごよみ」等を歌唱。ピアノ伴奏はうれしいことに一連のアレンジを手掛けた神保正明氏。その後はゼンダマンのさくらちゃん役だった滝沢久美子さん。山本氏の歌は「わすれっこなしよ」等。
そして、いよいよ三悪の小原乃梨子、八奈見乗児、たてかべ和也の各氏が登場! もうトリオ漫才を見ているようでした。小山氏が書き下ろした台本をその場で実演したんですが、小原、たてかべ両氏はのび太、ジャイアンになってドラえもんネタを繰り出すはで抱腹絶倒。お三方が「天才ドロンボー」を歌い、山本氏の「アーウー・オジャママン」ではせりふを生で入れてくれました。オシイ星人は小原さんが当てましたが、これも似ていました(笑)。ちなみに、小山氏も披露していましたが、オシイ星人の名前の由来は当時タツノコプロにいた押井守氏なんですよね。
ひとしきり盛り上がった後、小原さんだけ残り、山本氏と英語を交えてアダルトな雰囲気のトークを。ニューヨークを一緒に歩いたこともあるんだとか。歌は山本氏のギターにピ再び神保氏のピアノが加わって「ハレー彗星」「ミレンジョ・ララバイ」等。
ここで、総監督を務めた笹川ひろし氏が壇上に。「ササヤキレポーター」のモデルですね。「小山カメラマン」の小山氏と並ぶと本当に身長差がえらいことに(笑)。川上さんが実物のコンビを見られて感激してました。その川上さんが「怪盗きらめきマンの歌」を、そしてエンディングの「フラランランデブー」は、何とオリジナル歌手の甲本ヒロト氏が登場して、それぞれピンク・ピッギーズとともに。実は私、ブルーハーツも結構好きなんですが、ブルーハーツの歌に山本氏の歌に共通するものを何となく感じ取っていたんですよね。後で甲本氏が山本氏やタイムボカンシリーズのファンだと知って、なるほどと得心した次第で。
その後は、山本氏がギター一本で熱い歌唱を聴かせてくれました。「嗚呼!逆転王」「ヤットデタマンの歌」「ゼンダマンの歌」等々……。本当に格好良かった。
最後に、これまでの出演者が全員ステージに並び、「―さんあく18年―君を離さない チュ☆」を、「30年」に差し替えて。一人一人が順次あいさつし、山本氏が言葉を贈りながら退場。残った山本氏が「ヤッターキング」等を歌ってフィナーレ。アンコールでは、ヤットデタマンの「やらーれちゃったーくやしいなー~」をアカペラで歌って締め。
もうね、主題歌なんか合いの手が自然に口をついて出てくるんですよ。客席もやっぱり30代以上が多くて、すごい一体感で。いや~、いいイベントでした。
そしていろいろまとめて反応。
>女装が気に入ったんだな、福タン。
>そーいえばショタ好きだったな
>女装しなくても白鳥は充分可愛いよね、福タン。
>絵が毎回可愛くていい
まあ、ご名答&同意、ということで(笑)。「まほらば」は本当に良いですなあ。今晩も朝美たんのスク水に萌えました。
>汗太兄ぃに伝言よろしく。
>今一番、悔しがってるのは単行本派の福タンかもしれない。
いやー、あれには私も参りました。ちゃんと伝えておきましたので(笑)。
>福たんの電波男の書評きぼんぬ
もう読んだんですけどね。感銘を受けました。ただ、感想を書くのが難しい本ですよねえ。いずれここで書くつもりですが、とりあえずしっとさん作成のバナーを張っておきます。
>福タン、ドラえもんにはなにか思い入れないのか?
当然ありますよ。ありまくり。まあ、おいおい。
>なんかコミケSPがかなり良い感じだったらしいな。
>福は行ったんだろうか。
実は行けなかったんですよ。その前日にあった某イベントには行ったんですが。
>そんな福も今日やる特別編なんて既に眼中にないんだろうな。
いや、ちゃんと録画してますよ? まだ見てませんが(汗)。最近、たまる一方です……。
>ぺとぺとさんアニメ化かぁ
私も「マジキュー」の早売りを見て初めて知ってびっくりしました。夏からですね。何度も書いてる通り、YUG氏の絵は大好きなんでうれしいんですが、あの絵の感じをアニメで表現できるかどうか、ちょっと不安な気も……。
>(福)氏の名刺は今度からこれで決まり!
おお、これいいっすねえ。本当に作ろうかなあ(笑)。
>福タン電波男の打ち上げ行ったのねん。
まあ、日々いろいろ動いてますが、逐一ここで書くのは大変なので……。
>カミロボと種デスを無理やり結びつけるのはちょっと強引だな
そうっすかねえ。進んでいる方向が対照的で面白いとは思うのですが……。
あと、同じ社内でも、いろんな意見を持った人がいるのは当然のことで。その多様性を保っている状態が健全だと私は思ってます。
このところ、日々のアニメも見られないでため込んでしまってる状態なのに、また4月から新作がどっと始まりますねえ。とりあえず現段階での個人的注目作を挙げていきたいと思います。
まずは、何と言っても「ふしぎ星の☆ふたご姫」。総監督が佐藤順一氏ですから期待しないわけにはいきません。どうやら、プリキュアに対するカウンターとしての立ち位置を目指している――女児向けアニメでプリキュアが人気を席巻している現状なわけですから、違うものを指向するのは当然と言えば当然ですが――ようなので、どんな作品に仕上がってくるのか楽しみです。ちなみに、某A○Kからこのアニメに携わっているのは、どれみやナージャも担当していたT女史だったりします。シリーズ構成はぴちぴちピッチで評判を呼んだ(笑)中瀬理香氏。制作は佐藤氏が取締役を務めるハルフィルムメーカー。
対して男児向けアニメでは、やはり「甲虫王者ムシキング~森の民の伝説~」でしょう。ゲームは男児に大人気らしいですが、私はそっちには疎くて。ただ、アニメはほとんどゲームとは関係ないオリジナルストーリー、しかも親子、冒険、友情といった熱い内容が盛り込まれているようなので非常に期待しています。監督山内重保氏、キャラクターデザイン馬越嘉彦氏、シリーズ構成吉田玲子氏と、スタッフも説明の必要がないほど豪華。顔ぶれだけ見ると何だか東映っぽいなと感じてしまうんですが、制作はトムス・エンタテインメント(東京ムービー)。まあ、ゲームはセガで、トムスは今やセガのグループ会社ですから。一足早く第1話を見る機会に恵まれましたが、よく動くし、山内絵コンテらしい凝ったレイアウトも良し。何より主人公のポポが本当にかわいいんですよっ!!(結局それかい) 虫同士の戦いのCGに違和感ありかもしれませんが、むしろゲームの画面を意識した感じかと。
ロボットものとしては、「交響詩篇エウレカセブン」。ガン種、ハガレンと次々とヒット作を放ってきた毎日放送が、調子に乗って満を持して日曜早朝にアニメ枠を増設。バックボーンにしているのは1960―70年代の米国サブカルチャー文化ということで、相当深い世界まで描いていくようです。ひょっとしたら、エヴァのようなブームを巻き起こすだけのポテンシャルを秘めているかもしれません。監督は劇場版ラーゼフォンの京田知己氏、シリーズ構成は攻殻機動隊S.A.C.の佐藤大氏、キャラクターデザインはキングゲイナーの吉田健一氏。制作はハガレン、ラーゼフォンのBONES。
漫画原作ものでは、「ハチミツとクローバー」。第1話の試写を見たんですが、非常に良い雰囲気に心惹かれ、はぐちゃんに胸ときめきました。触発されて原作第1巻も買って読みましたが、こっちはあんまりはまれなかったかも……。実在の人気ブランドの衣装をキャラが着たり、OPは元JUDY AND MARYのYUKI、EDはスネオヘアー、挿入曲はスピッツやスガシカオ等々、とにかく女性向けとして、アニメファン以外にも見てもらおうという意気込みが伝わってきます。フジテレビも「ノイタミナ」と名付けた新たな枠としてやるんですね。「animation」をひっくり返して「noitamina」(笑)。 監督はMAJORなどのカサヰケンイチ氏、脚本は黒田洋介氏。制作はJ.C.STAFF。
と、以上4本については、関係者にお話を聞いていたり、実物を見ていたりしているので、それなりに根拠を持って期待している作品です。あとは、キャラクターデザインがいまいち好みではないんですが岩崎良明監督の「極上生徒会」とか、5月スタートですが望月智充監督、伊藤和典シリーズ構成、亜細亜堂制作の「絶対少年」とか、スクラン、マシュ通のスタジオコメット制作「おねがい マイメロディ」とか。あのufotable制作の「フタコイ オルタナティブ」も注目なんですが、何度も書いてるようにうちはUHF局が映らないんですよねえ……。
ああっ、U局と言えば「英國戀物語エマ」がありましたッ! もうね、これを見るためだけにTBSチャンネルに加入しようかと真剣に検討中ですよ。「これが私の御主人様」もガイナックスですし当然チェックしたいんですが、アンテナが微妙にずれてしまったのか、CSはかろうじて映るものの、BSは電波が弱くて入らない状態がずっと続いてまして……。
「エマ」と言えば原作第5巻、一足早く読みました。もちろん「デスノート」と違って(笑)、これはビームの連載でも読んでるんですが、改めてまとめて読むと、森薫さん、べらぼうにうまくなってないか?とびっくりしました。絵柄にしても構成力にしても。ご本人もおっしゃっているように、第31話と第32話の間に英国取材旅行にいらっしゃったわけですが、32話以降の画面の濃密さ、描写力等々、目を見張るばかりですよ。この美しくも切ない物語をどのようにまとめて頂けるのか……。本当に楽しみです。
うまくなったと言えば、先日発売された「もっけ」第4巻(熊倉隆敏)を読んだんですが、初期に感じられたエグ味のようなものが抜けて、格段に読みやすくなってるような気がしました。絵柄の魅力が増したというか、静流も瑞生も妙にキャラがかわいくなったというか。瑞生ちゃんかぁいいなあ(笑)。まあ、持ち味や個性が薄れたとも言えるんでしょうが、私はこれぐらいが好みです。
そうそう、声優が新しくなった「ドラえもん」も忘れるわけにはいきません。要チェックですね。
>水田ドラ記者会見で質問してたよ。
というか私の方がチェックされてるし(笑)。場所は六本木ヒルズアリーナだったんですが、やっぱりあれだけ一般観客がいると、聞いてる人がいるもんですねえ……。司会の渡辺宜嗣アナから指された時、「のび太君に似てる」とか言われましたが(笑)。いろいろと、いろいろと思いはありますが、まずは新しい声優さんたちに本当に頑張って頂きたいな、と。さすがはすごい人数をオーディションしただけあって、声のイメージはなかなか合ってると思います。スネ夫役の関「メップル」智一さんなんか、会見でも既にはまり役の風格を醸し出してましたよ(笑)。作品としても、「原点回帰」に期待したいところです。
(30日未明追記)
「極上生徒会」の第1話試写を見てきました。岩崎良明監督と言えば、ラブひな、まおちゃん、瓶詰妖精、せんせいのお時間。まあ、そういうことです(笑)。いつもの岩崎テイストにマリみて風味と舞―HiME風味を加えた感じといったところでしょうか。まったり見るには最適かも。しかもいろいろ謎が仕掛けられていて、2クールにわたって楽しませてくれそうです。期待度上昇。シリーズ構成黒田洋介氏、制作J.C.STAFF。原作はコナミ。果たしてときメモの夢よもう一度、となりますかどうか。
個人的には、こういうまったりほのぼの系作品が一番視聴が長続きする傾向がありますね。今やっているのだと「まほらば」とか。
>それより今日は月詠が2時からだから録画組は気をつけよう。
なぜか30分遅れを1時間遅れと勘違いしていて、月詠は録れたものの、ファンタジックチルドレンを逃してしまいました……。
>「そこののび太君に似た眼鏡をかけた方」と呼ばれてたらしいなw。
スコシフシギな日常さんでも捕捉されてますね。正確には「ちょっとのび太君に似てるそちらの方」という感じでした。ついでに、TVガイドの人の質問は「プレッシャーは感じていないか」、みといせい子さんの質問は「発表まで誰にも言えなかった気持ちは」、私の質問は「前の声優さんから励ましみたいなものはあったか、それと自分のキャラクターをどのように演じていきたいか」、のような感じでしたね。