2003年09月02日

「明日のナージャ」第30話

ついに、黒バラ=キースと、フランシスが双子の兄弟であることが明かされましたね。とにかくこの回の見どころと言ったら、ナージャの独り相撲ぶりとフランシスの切れっぷりでしょう。というのは半分冗談ですが、今回もよくできていて見応えがありました。

ホセ×カルメン話はともかくとして、こういう、誰が誰を好き的な恋愛話は、むしろ子供にも分かりやすいのではないかなあ、という気もします。最後、ナージャがフランシスに傘を差し出す(そしてメリーアンがそれを見つめる)シーンは印象的でした。あと、フランシスとメリーアンをストーキング中のナージャのギャグ演技もかわいらしくてよかったです。

最近の傾向で顕著なのは、ナージャがちゃんと、「踊りが大好きな少女」として描かれるようになった、という点でしょう。今回みたいに落ち込んだ時、第26話の黒バラとの語らいのように楽しい時、第27話のひまわり畑のようにうれしい時、とにかく何かにつけて踊る踊る。当初、第8話などの例外を除けば、舞台以外ではほとんど踊りを見せなかったナージャの方が不自然だったというべきで、やっとナージャの「キャラが立った」と言っていい段階になったのではないか、と思います。遅きに失した感もありますが。

次回はアーベル話のようですが、こういう、団員たちを掘り下げる話を、何でもっと早い段階でやらなかったのか。前から何度も言っていることですが、これも遅きに失しているような気がしてなりません。ここに来ての切れの良さ――ある意味開き直りなのかもしれませんが――が目を見張るほどだけに、これまでの迷走(と言ってしまっていいと思います)ぶりが本当に残念でなりません。本当に。

ここからは雑記~。この土日は、韓国旅行の疲れが出たのか、二日間ほとんど寝続けてしまいました。おかげでTRCにも都産貿にも行けなかったし、月曜日以降の仕事にも大幅にしわ寄せが・・・。

福タソはドッコイダー見てたっけ?
何度か書いてますが、うちは都内にあってケーブルテレビも入ってないので、神奈川、千葉、埼玉のU局がほとんど入らないんですよ。先週はすごかったみたいですね。シスプリとかおねティーとか。ついでに白状しちゃうと、以前、「実は衛にほのかに『萌え』て」云々という文章がありましたが、あれって本当は「亞里亞」って書きたかったんです。でも、「亞」の字が使いにくいのと、さすがにあまりにあまりなので、自主規制したという次第・・・。もちろん衛も好きですが。

(福)タンは日テレで今夜やってた山手線特集は見たのかな。
あれは、番組紹介を読んで、何となく予想できる範囲の内容のような気がしたのでスルーしてしまったんですが・・・。結構面白かったんでしょうか?

2003年09月06日

ソウルで手に入れたものたち

今更ながらではありますが、先月の韓国・ソウル旅行で買ってきたものを少し紹介していこうかと思います。翻訳はかなり適当なので、誤りとかお気づきの方はご指摘を。

・「Newtype(韓国版)」2003年9月号
newtype1.jpg
左が韓国版、右が日本版です。韓国版は左とじになって、中の文章も横組み。「e」の字の上に「韓国版」と書いてあります。表紙のデザインは共通で、真ん中の水色の文字も「宇宙のステルヴィア(ウジュエ ステルビア、以下かっこ内は韓国語の音訳=日本語訳)」と書いてありますが、下の黒い文字は「今韓国のテレビでは?!」、右下の緑色の囲みの中は「日本現地最新アニメーション総網羅」とか書いてあります。

中身は、巻頭の「ステルヴィア」特集や「HOT SCOOP!」辺りは日本の内容をそのまま訳していますが、「WIDE CANVAS」というコーナーで「あずまんが大王」を特集しているのが目をひきます。「Newtype Press」のコラムは、ゆうきまさみ氏やうのまこと氏などのは訳して掲載している一方、向こうの人の漫画とかも載っていて面白いです。

テレビ放送の番組表や、読者の投稿コーナー「ニュータイプ・フォーラム」は、当然ながら現地オリジナル。番組表を見ると、いわゆる地上波(直訳では公衆波)で現在放送中の日本のアニメは、KBSで「ワンピース(ウォンピス)」、MBCで「おジャ魔女どれみ#(コママボッサ レミ#=ちびっこ魔法師レミ#)」、SBSで「テニスの王子様(テニスエ ワンジャ=テニスの王子)」や「ポケモンAG」、「クレヨンしんちゃん(チャングヌン モンマルリョ=チャングは止められない)」などのようです。韓国作品では、日本でもやっているSBSの「無限戦記ポトリス(ポトゥリス)」のほか、MBCの「SPHERES(スピオジュ=スフィアズ)」というアニメが何だか面白そうです。これについては別に述べます。
newtype2.jpg
あと、上のように、投稿コーナーの絵がやたらに韓服を着たキャラばかりなので不思議に思ったのですが、よく読むと今月の絵のテーマが「韓服がよく似合いそうなキャラクター」ということのようで。なかなか新鮮です。

・「あずまんが大王(アジュマンガデワン)」第1巻(2002年1月18日初版印刷、2003年4月15日11刷発行)
ajumangga.jpg
全4巻買ってしまいました。キャラクターの名前は日本のまま。大阪も「オサカ」です。巻末のさくいんもちゃんと再現されていて、訳者の方の苦労がしのばれます。韓国ではほとんどの書物が左とじですが、これは右とじのまま。

・「まほろまてぃっく(サイボゴル マホロ=サイバーガールまほろ)」第1巻(初版発行日2000年7月20日、2刷発行日2003年2月15日)
mahoro.jpg
こういう漫画も韓国で正規に出版される時代になったのか・・・。お風呂のシーンとか修正が入っているような感じもするんですが、日本語版が部屋のどこかに埋もれたままなので比較できない・・・。とりあえず乳首は消えてます。これも右とじ。

・「カードキャプターさくら(カドゥケプト チェリ=カードキャプターチェリー)」第1巻(初版発行日1998年3月20日)
cherry.jpg
奥付に「この作品はCLAMP先生の許諾下に人名と地名を韓国名で表記します」とある通り、名前が変わっています。さくらは「ユ・チェリー」、知世は「シン・ジス(チス)」、桃矢は「ユ・ドジン(トジン)」、雪兎は「オ・チョンミョン」だそうです。さすがにケルベロスはそのままですが。とじ方も絵を左右反転させて左とじになっていて、より韓国漫画っぽくなっています。どうやら出版社によっても、右とじのままにするか、左とじに変えるかの方針の違いがあるようです。

ほかには、「ドラゴンボール(トゥレゴンボル)」、「シャーマンキング(シャモンキン)」、「ヒカルの碁(コスト パドゥグァン=ゴースト囲碁王)」、「金田一少年の事件簿(ソニョンタムジョン キムジョニル=少年探偵金田一)」、「AIが止まらない(アイロブ ソティ=アイラブサーティ)」、「3×3EYES」、「ブラックジャックによろしく(ヘルロウブルレクジェク=ハローブラックジャック)」、「部長 島耕作(シマブジャン=島部長)」などを買ってきました。機会があれば紹介したいと思います。

・おまけ
vuitton.jpg
ツアーの免税店巡りはあんまり興味はなかったのですが、ふと思い立って某免税店のルイ・ヴィトンのコーナーで村上隆デザインの小物があるか聞いてみたら、7月までの限定品だったはずのチェリーブラッサムの小銭入れを見せてくれ、しかも最後の一つだというので、思わず購入してしまいました。日本ではまずヴィトンのお店に行くことはないでしょうし。しかし250ドルか・・・。日本で買うよりは安いんでしょうけど・・・。

韓国のアニメ「SPHERES」

今回の旅行で初めて知った作品で、今年7月30日から韓国のMBCで毎週水曜日午後4時30分に放送されている、スタジオカーブ(STUDIO KAAB)制作のオリジナルアニメのようです。オンエアを見てはいないのですが、絵を見ると何とも面白そうで、興味をひかれました。韓国語の表記は「スピオジュ(스피어즈)」ですが、英語表記と、韓国語では英語の[f]を[p]で発音することが多いことを考えると、日本語表記としては「スフィアズ」【9月8日追記:いろいろ検討した結果、やっぱり音を伸ばさない方が良いような感じなので表記を変えます】が適当のような気がします。

現地の書店で、フィルムコミックの第1巻を見つけたので買ってみました。
spheres1.jpg
副題に「漫画でみるテレビアニメーション」とあるように、アニメの絵をそのまま漫画のコマ割りのように並べて吹き出しをつけた、日本でもよくあるやつです。真ん中が主人公のナヨン。肩にいるのがペットのナロンイ。後ろが仲間たちのようです。

裏表紙はこんな感じです。
spheres2.jpg
ここに書いてある内容説明を訳してみると、「2億年前、地球上に生成されたただ一つの大陸・ゴンドワナ。スフィアという力を持った超古代人たちは、自らをスフィアズと呼び、文明を作り上げる・・・。今から10年前、超古代文明が滅亡しながら氷の中に閉じこめられたナヨンは、南極を探査していたアンイルファン校長によって封印を解かれ、目を覚ます。成長するとともに、自身に与えられた並はずれたスフィア能力に疑問を持つナヨン。だが、世界を征服しようとするスフィアユニオンの黒い野望をうち払うことができる力は、超古代人であるナヨンだけが持っているのかもしれないのだ・・・。」

要は、ナヨンをはじめとする超能力を持つ子供たちが、スフィアウィングを装着して悪の組織と戦う冒険ファンタジーということのようです。何よりナヨン(とナロンイ)がかわいらしくて、是非とも本編が見たくなります。同じ小学校の生徒に、実は悪の親玉の一人息子がいたりと、いろいろ複雑な関係もあるようで。

ソウルで手に入れたものたちで紹介した「Newtype」の韓国版にも絵はがきがとじ込まれたりしていて、現地では国産アニメとしてファンの注目を集めているようではあります。

公式サイト(韓国語)もあります。トップページの上部のリンクは、左から「HOME」「作品紹介」「キャラクター紹介」「ダウンロード」「資料室」「商品紹介」「掲示板」と書いてありますので参考までに。スタジオカーブのサイト(韓国語)も。

これって日本でも結構いけるんじゃないかなあ。この作品についてはこれからもいろいろ調べてみます。情報提供も歓迎。


追記。ググったりしてたら、多少の情報を発見。

まあべる本舗
すごいアンテナ設備で海外の衛星放送テレビを受信されている方のサイト。まあべるのほわほわ日記つっこみボードにSPHERESの感想が書いてあります。これを見ると、そんなに出来が良いわけでもなさそうな感じが・・・。

コリアニメ掲示板
韓国に行く前に2ちゃんねるのスレでも教えて頂いた、コリアニメ――韓国アニメとマンガの世界――さんの掲示板。上のまあべるさんがSPHERESについて書き込んでいます。デモムービーへのリンクもあったりして。

2003年09月08日

東浩紀氏のはてなダイアリー

このサイトでも何度か言及している東浩紀氏が最近、はてなダイアリーを始められたのですが、これが何だかすごいことになってます。はてなダイアリーでは見たこともないようなコメントの多さに加え、こちらの方で開かれるオフ会に、東氏自身が乗り込むことを宣言したのをはじめ、そうそうたる面々が参加の意志を表明されている様子・・・。ちょっとのぞいてみたいような気もしますが、あまりにも濃い集まりになりそうなので、どうしたものか・・・。

2003年09月11日

「無人惑星サヴァイヴ」とか秋の新番組とか

NHK教育で10月16日から始まる「無人惑星サヴァイヴ」の試写会に行って来ました。22世紀を舞台に、無人惑星に投げ出された7人の少年少女の成長を描くという、いわば「未来の十五少年漂流記」的な内容のようです。

第1話は、主人公のルナが転校してくる、主要キャラの顔見せ的なお話。未来都市の描写が、1960―70年代に「21世紀はこうなる!」と描かれていたような非常にオーソドックスなものなら、キャラ造形やストーリー展開も非常にオーソドックス。江口寿史氏――会場にいらっしゃっていたのでちょっとびっくりしました――のキャラクター原案によるキャラもなかなか魅力的で、継続視聴してみたい気持ちにさせられました。元気なルナもいいんですが、個人的にはシャアラを萌え対象に定めてみようかと。

羽毛田丈史氏の音楽もいいです。NHKスペシャルの「文明の道」とか、アニメなら「魔法遣いに大切なこと」などの方ですね。OP主題歌がKiroroというのは何となくNHK的ですが、これもよかったです。

キャラによっては声の違和感が少し気になりましたが、「ぴちぴちピッチ」の例を考えても――たまに見てますが今はもうあの声じゃないとだめですね――、慣れてなじんでくればそんなに問題ないでしょう。オーソドックスであるが故の古臭さも感じないではありませんが、それよりは今後の展開への期待感の方が、今のところは勝っています。

それにしても、この秋からもたくさんアニメが始まりますね~。今月のAM誌とかNT誌を見てると、正直ちょっとげんなりしてきます。精神がややプチ鬱状態にあるからかもしれませんが、もう勝手にしてちょうだい的な気分です。

とりあえず個人的に注目したいのは「ガンスリンガーガール」「魁!!クロマティ高校」「人魚の森」、あとはこの「サヴァイヴ」あたりでしょうかねえ。特にオリジナルものは見てみないと何とも言えないので、なるべく初回はたくさん見るつもりですが、到底全部はフォローできないし・・・。

福タン、ガドが中途半端に終わり、
>テクノが一部ストリーミング配信で対応することに特に意見は無いかな。
だから、本数の多さとかいろんな無理のしわ寄せが、やっぱりこういう所に出てくるんだと思うんですよ。両者とも録画は続けてるんですが、見てない状態で・・・。ガドはアニマックスで全話やるみたいですが。
【追記:ここで書いたしわ寄せとは、本数の多さが制作現場に与える直接のしわ寄せということではなく、本数が多いために放送できる枠などの条件も自ずから限られてしまい、そうした様々な要因によってこういう事態が生じることもある、という意味です。特に「ガド」に関しては、落としたことのペナルティー的な噂も一部にあるようですが、そういう意味では全くありませんので一応念のため。】

ラスエグとかエアマスとかすら、ここしばらく視聴が滞っているし、ほとんど「明日のナージャ」専用感想サイトと化してしまっていますが、そのうち何とかしたいので、一応「アニメ感想サイト」の看板は降ろさないでおこうと思っています。本当に何とかしたいなあ。

う~ん、何だか愚痴っぽくなってしまったなあ。まあ、自分の立場でできることは、少しずつでもやっていこうと思っています。

追記。
福たんがプラテネスに関心を持たないとは
本数があんまり多いんでうっかりしてました。「プラネテス」、もちろん関心持ってます。と、すばやい反応(笑)。

さらに追記。
福たんが美少女戦士セーラームーン(実写版)に関心を持たないとはw
あんな(いろんな意味で)おいしそうなものに、関心がないわけないでしょう(笑)。いずれ何らかの形で何らかのことを考えています。当然「グランセイザー」にも興味津々ですよ。といっても特撮方面には疎いんですけど。

2003年09月12日

「明日のナージャ」第31話~「ナージャ」と「どれみ」~漫画版「明日のナージャ」第1巻

今やほとんど週で唯一の感想になってしまった「ナージャ」さえ、こんなに遅れてしまうとは・・・。その代わりというわけではありませんが、感想以外のネタも多めでいきます。

今回は、アーベルの過去が明らかになったお話。ナージャのお母さんの日記がすらすら読めたりと、本当はインテリなんだろうなあ、と思っていたのですが、やっぱりお医者さんだったんですね。今まで「何で団員を掘り下げる話をもっと早くやらなかったのか」と度々書いてきましたが、今回の話について言えば、冷静沈着だったはずのアーベルの意外な一面をナージャが知るという意味で、アーベルの人となりを知る時間が必要だったと解釈できるので、その指摘は当てはまらないかもしれません。

演技中、観客の中のかつての妻子に気づき、動揺して失敗するアーベル。ナージャや団員たちに対しても、高ぶった感情をむき出しにしてしまいます。妻子と別れたのにも、つらい、やむを得ない理由があったのですが、結局、すでに再婚した妻と子の幸せを壊したくないと、アーベルは名乗らずに立ち去ります。

何より、冒頭でアーベルが彫っていた、父親の顔がないくるみ割り人形の使い方が非常に効果的で、最後、アーベルが息子に新しい父親の顔が入った人形を渡すシーンでは、アーベルと、元の夫に気付いた妻の気持ちが痛いほど心にしみて、思わずじーんときてしまいました。EDクレジットで、アーベル役の山崎たくみさんをトリに持ってくる配慮もうれしかったです。

次回のエジプト編では、ローマでひどい目に遭った(?)クリスチャンが、当時の予告通り再登場ですね。あの指輪には神秘の力でも隠されているんでしょうか(笑)。

今回の「また見てね」のナージャもとてもかわいかったのですが、ときたま現れるあの絵柄は、どうやら今回の演出の一人でもある中尾幸彦氏の手によるもののようですね。違っていたらごめんなさい【9月17日追記:どうもこの時の「また見てね」の原画は、漫画版の作者でいらっしゃるあゆみゆいさんが描かれたようで。大変失礼しました】。ちなみに、ED提供のバックのナージャと黒バラは、確か第2話のカットだったはず。

それにしても、OPとアイキャッチがリニューアルされましたが、OPで傘と万華鏡、アイキャッチでタイプライターとミシンですか・・・。おもちゃを売らなくてはならないのは分かるんですけどね・・・。

前に書いたように、バレエを習っていて「ナージャ」が大好きな小一のお嬢さんを持つ知人女性がいまして、彼女によれば、「ナージャ」のおもちゃの売り方は「どれみ」に比べれば明らかに下手だ、とのことでした。まあ、おもちゃが作りにくい話ではあるんですが。

最近の展開についても、やっぱりお嬢さんはちょっとついていけてないみたいで・・・。周りのお友達も、「ナージャ」は習慣で見てはいるようなのですが、人気は「どれみ」には及んでいないようです。

「ナージャ」と「どれみ」の一番の違いは、「ごっこ遊び」ができないこと、なのだそうです。女の子同士で遊ぶ時、「どれみ」なら、いろいろなタイプの女の子の登場人物がいるので、みんなが誰かの役になり――時には役の取り合いになったりして――、様々なシチュエーションを考え出して楽しめるわけですが、「ナージャ」に出てくる女の子はほぼナージャだけで、そういう遊び方ができない、というんです。なるほどなあ、と膝を打ちました。

ここまで来てしまえば、もう子供の目先の人気をとろうとかあれこれ考えることなく、今の路線を維持して、アニメとして質の高い作品を残してほしい、と思います。長い目で見れば、その方が財産にもなるでしょうし。

あと、先日やっと、漫画版「明日のナージャ」第1巻を買って読みました。これいいですね~。繊細なタッチのあゆみゆいさんの絵が素晴らしく、特に等身の低いナージャの絵がかわいいです。

お話も、アニメの第1話から第13話(ナージャとフランシスのキス)までがバランスよくまとめられていて、単体の少女漫画としても非常に質の高い仕上がりになっています。アニメの「ナージャ」好きには諸手をあげてお勧めできるでしょう。

しかし、原作の「東堂いづみ」氏からのメッセージが載っているのにはちょっと笑ってしまいました。これってやっぱり関Pあたりが書いていらっしゃるんでしょうかね。

こうやって少女アニメを見たり少女漫画を読んだりして喜んでいる自分も、きょうで32歳になります・・・。自己を省みて恥じるところは全く、いやほとんど、というかそれほどはないのですが、何の成長も自覚できないままいたずらに馬齢を重ねるというのは、やはり焦りを感じるものです。まあ、とりあえず前を向いて歩いていきましょう。

2003年09月13日

「プラネテス」

NHK衛星第2で10月4日から始まる「プラネテス」の試写会に行って来ました(あ、「サヴァイヴ」の時と書き出しが一緒だ・・・)。現段階で詳しく述べるのは避けますが、素晴らしい出来だと思いました。帰りのその足で、原作の1、2巻を買い込んで(3巻はなかったので)さっそく読み、さらにうなりました。

第1話の視聴時には原作を知らなかったわけですが、宇宙版「ショムニ」みたいな感じなのかなあ、とか思いつつ、かなり楽しめました。印象的だったのが、リアルな、というか、リアルっぽい「宇宙」の描き方。特に、「音」の処理が斬新でした。

原作を読んだ後の感想としては、よくもまあ、このハードな原作の持ち味を殺さずに生かしつつ、大胆にアニメ独自の要素を投入し、あれだけのエンターテインメント性も兼ね備えた作品に仕立て上げたなあ、と本当に感心しました。スタッフの「本気」が伝わってくる仕上がりで、これは今後が楽しみです。

ところで、と、とぼふさん、どうしてそれを・・・。その道の先達としてリスペクトしつつ、一方的にひそかな対抗心を燃やしていた(笑)方ですので、前々から一度お会いしたいと思っていたのですが、今回、氷川竜介さんにご紹介頂いて実現しました。うれしかったです。これからも頑張ろうという意欲がわいてきました。

それにしても、まさに壁に耳あり障子に目あり、ですねえ。恐らく、このサイトをご覧になっている方の中にも、リアルで私と面識のある方もいるんだろうなあ。もしいらっしゃったら、黙っていないで「見てるよ」と声を掛けてくれるなりメールをくれるなりしてほしいものです。ぜひ。

追記。どうもこの件のネタ元は、知る人ぞ知る某掲示板だったようですね。やっぱり壁耳だなあ。

2003年09月18日

「明日のナージャ」第32話

うわ~、いきなりクリスチャンじゃなくてローズマリー登場~。しかも、あの二人組が訪ねてきて、ナージャが貴族の娘であることを知ってしまうとは。黒いなぁ。これからのローズマリーたんが恐ろしくも楽しみです。おんぷちゃん宍戸留美さんの演技もステキですし。

で、今回のエジプト編ですが、個人的には何だかあんまりピンときませんでした・・・。つまらなかったわけではないのですが、偶然にもクリスチャン=ミイラ博士と会ってしまう――今に始まったことではありませんが――ところや、何で今ごろになって指輪の秘密に気付くのか――あれだけ投げ出されたり落っことされたりしてたのに――とか、宝石の裏の紋章がプレミンジャー公爵家に関係ありそうだとすぐに分かってしまったり――「こんなにいっぺんにいろいろなことが分かるなんて(byナージャ)」――とか、ちょっとご都合主義的な面が目立ちすぎたかなあ、という気がします。

いずれにせよ、ナージャとローズマリーがともに、ナージャの出自に気付いたということで、繰り返しになりますがこれからの展開が楽しみです。どきどき。でも、クリスチャンの出番はどうもこれで最後になりそうですねえ。しょんぼり。

あと、ナージャのギャグ顔や、口をとんがらかすケンノスケ、相変わらず妄想に浸るクリスチャンとかはかわいかったのですが、日焼けに驚くシルヴィーさんにはちょっと萎え。僕の抱く彼女のイメージが・・・。

あと今回【引用者注:第31話】のエンドフィリップはおそらく単行本発売
>記念ってことで漫画家のあゆみゆい先生のものではないかと。

どうもそのようですね。元の記事の方にも追記しておきました。大変失礼しました。

最近、「ナージャ」の制作にかかわる方々のサイトをいくつかのぞかせて頂いているのですが、本当に頭が下がりますね。時に苦しみ、時に楽しみながら作品を創造していく過程や裏話を知るのは面白くもある反面、出来上がった作品だけを見て無責任にあれこれ的外れな感想を書いたりするのが心苦しくもなります。もうこんなことを書くのはやめてしまおうかと思ったり。

まあ、とりあえずは、作り手の方々に読まれても納得してもらえるような、それが無理でも、少なくとも失礼とは思われないような――たとえ批判であっても――感想を書けるよう、心がけたいと思っています。でも、もし勘違いや誤解などあったら、こっそり教えて頂けたらうれしいのですが>ひょっとしたらここをご覧になっていらっしゃるかもしれない関係者の方々

それと誕生日へのコメント、ありがとうございました。ちょっとこそばゆいし、もうめでたい年齢でもないのですが、冷やかしでも何でもやっぱりうれしいものですよ。

「SPHERES」その後

以前にも紹介しましたが、目下、自分の中で大ブームになっている韓国アニメ「SPHERES(スフィアズ)」。実は、放送局である韓国のMBCのサイト(当然韓国語)で、会員登録すればオンエアしているのと同じ内容をストリーミングでも見られることを知り、ハングルを何とか読みこなしつつ登録を済ませました。

水曜日午後4時30分からの放送なので、万難を排し、17日のスタートちょっと前に視聴開始。おーっ、OPが始まったーっ!!・・・と思ったら、いきなり画面が消えてしまって何やら文字が。読むと、「このプログラムはインターネットでサービスされません。MBCテレビを視聴して下さるようお願いします」云々・・・。どうも番組によってストリーミングの制限がかかるみたいで、これでやっと見られる!と思い込んでいた私は大ショックを受けました。呆然。この盛り上がった気持ちを、一体どうすればいいのか・・・。

2003年09月19日

雑記:買い道楽とか

三連休中から続いていたいろいろな仕事がやっと一段落した(本当はもうちょっとあるんだけど)ので、18日は秋葉原で買い物三昧。予約していたDVD「カレイドスター」第1巻(限定版)とか、DVD「明日のナージャ」第1巻とか、前から買おうと思っていた山本正之氏のCD「才能の本能」とか、その他もろもろ。やっぱりこういう散財は、おたくの正しい(?)ストレス解消法でしょう。

ついでに、最近読んだり見たりした作品の感想を簡単に。

・「よつばと!」第1巻
書店とかに張ってあるこれのミニポスターに「原因不明の大ヒット作『あずまんが大王』」とか書いてある――単なる宣伝文句でしょうけど――のとは裏腹に、「あずまんが大王」の人気は計算し尽くされたうえでの結果なんだろうなあ、と前から漠然と想像していたのですが、「よつばと!」を読んで、その想像は確信に変わりつつあります。もしこれを感性なり勘だけでやっているのだとしたら、その人は天才と呼ばれるべき存在でしょう。

よつばによって表現される、「子供のリアルっぽさ」(本当の子供がどうであるかは別として)は尋常ではありませんし、ジャンボの綾瀬三姉妹への対応がそれぞれによって変わるとか、ついついよつばと張り合って本気で神社への階段を駆け上がってしまうとーちゃんとか、本当にちょっとした描写でキャラクターの性格を鮮やかに浮き彫りにする技量には、舌を巻くしかありません。

さらに、何とも言えない“間”を作り出す手際も並大抵ではありませんね。「あずまんが大王」とはまた少し違った、ほんわかのんびりした雰囲気が何とも心地よく、これだけ繰り返し読みふけった漫画は最近ではちょっとありません。やっぱすごいわ、あずまきよひこ氏は。

・「東京ゴッドファーザーズ」
ちょっと前のことになるのですが、試写を目にする機会に恵まれました。一言で言うと、アニメーションでなくても表現できそうな題材を用いて、まさにアニメーションでなければ表現し得ない世界を現出させた、今敏監督の「本気」を感じさせる作品でした。アニメファンだけを対象にしているのでもなく、アニメファン以外だけを対象にしているのでもない、とにかく「映像作品」としてすべての人に見てほしい、という意気込みが画面からひしひしと伝わってきました。

メインキャストに俳優さんを持ってくるのはジブリ作品を連想させる――もちろん皆さんそれぞれはまり役で、申し分ない出来栄えではありました――のですが、周囲の役にちゃんと声優さんを配している辺り、アニメファンとしてはうれしく感じました。ぴったりの声優さんがイメージ通りの役を演じていてくれたりして、にやりとさせられたり。十分過ぎるほどに見る価値がある作品だと思います。かくいう私も、もう一度見たくて仕方がないのですから。

2003年09月20日

Manchurian Dream

え~、20日から23日まで、中国、というか、昔で言うところの満州に行って来ます。今回は一応仕事なので、あんまり面白そうな物を見つけ出している余裕はないかも。PCは持っていきますが、時間的、環境的制約からネットに接続できるかどうかも分かりませんし。とりあえず、サンクリやアニメスタイルのイベントに行けないのがちょっと残念・・・。

2003年09月22日

北緯50度

黒龍江のほとりにあるホテルにいます。時差が一時間あるので今は午前7時40分ごろ。中国では、市内通話で特定の電話番号とID、パスワード(全部同じ番号)を入れるとインターネットに接続できるようになっているようで、こうやってネットを見たり書き込みしたりしながら、短波ラジオでNHKのラジオジャパンの日本語放送を聞いていると、一体どこにいるんだか分からなくなってきますが、対岸はもうロシアなわけで。めったに来られない場所であることは間違いないでしょう。

寒さは覚悟していたのですが、天気がよいこともあって、それほどでもなかったのでちょっと安心。でもセーターと上に羽織るものぐらいは必要ですが。関東地方には台風が近づいているようですね。

どうかんやまきかく(k)さんの雑記帳によると、21日のアニメスタイルのイベントは豪華メンバーだったようですね。行きたかったなあ。あと、「明日のナージャ」の感想を求めて検索して来られる方もいらっしゃるようですが、帰国までしばしお待ちを。って日本にいてもいつも遅くなるのであんまり変わりませんが。

2003年09月24日

中国と日本

とりあえず無事に帰ってきました。

今回も、先月韓国に行った時にもつくづく感じたんですが、自分はインターネット中毒、なかんずく携帯電話中毒になっているなあ、と。外国にいると当然日本の携帯は使えないので、普段いかにメールをやりとりしたりiモードを見たりと、習慣的に携帯をいじっているのかを痛感させられます。思わずポケットに手をやってしまってハッとしたりとか。

インターネットに関しても、ホテルに着いて一段落すると、まずネットに接続することを第一に考えてしまうんですよね。ネットにつながっていると安心できるというか。ネットにつながってさえいれば、物理的な身体の所在地に関係なく、前の記事のようにサイトの更新もできてしまうわけで。ネットがあれば世界中どこにいても仕事ができると言っていた人もいましたし、当たり前の人にとっては当たり前のことなんでしょうが、今回、それを実感として受け止められました。

中国だって、地方都市でもネットに接続できるようになったのは恐らくここ数年のことでしょうし。やっぱりすごい時代になったものです。

例によって帰国早々、行けなかったサンクリの残滓を求めて――そんなもの残ってないことは分かってるんですが、新刊のチェックも兼ねて――池袋を徘徊してしまいました。虎とか森とかあちこち。あふれんばかりに並ぶ漫画や同人誌やあれやこれやを見ていると、ついさっきまでいた世界とのあまりの落差に、軽い目まいさえ伴う、言葉に言い表せない気持ちにおそわれました。

世界的に見れば、やっぱり日本のこの状況は特殊と言わざるを得ないのかもしれません。ひょっとしたら世界の“最先端”なのかもしれませんが、これが当たり前であると思うべきではありませんし、ましてや永続するとは考えない方がいいでしょう。ただ、あくまでも個人的な意見を表明すれば、私自身はこの状況を守りたいと思っていますし、そのために自分ができることは可能な範囲でしたい、とは考えています。

雑記:反省とか

あ~、何だか夕べの文章を読み返していたら、論旨もよく分からないし、言いたいこともちゃんと伝わってないし、だめだめだなあ。自覚はそんなにないとはいえ、やっぱり疲れがたまっているのかもしれない・・・。

それにしても、中国に行く前はあんなに暑かったのに、帰ってきたらすっかり秋めいていたのでちょっとびっくりしました。あと、前回の「ぴちぴちピッチ」は面白かったみたいですね。見られなくて残念。

それはそうと福たん、
>(略)
>彼らを側面から支援してやって下さい……

この辺の問題には関心を持っているんですけど、ただネットでこう書いてあるから、とかだけだと、どうしようもないんですよね。本当かどうかも分かりませんし。生の声を聞いてみたいところではありますが、仕事でお会いするのは大抵責任ある立場にいる方になるので、こういう現場の方々とは知り合う機会もなかなかなくて・・・。話をしてもよいという人を募ってみようかなあ。

あと、夕べあたり、2ちゃんねるのどこかから「ソウルで手に入れたものたち」へのリンクが張られたみたいなんですが、いまだに探り当てることができません・・・。

2003年09月25日

RD-XS41とか

http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/
>片岡たん男だぜ!
>XS41の機能には付いていけないのだが、ともかく凄い

実を言えば、RD-XS41の発表会、私ものぞいておりました。私がX3のユーザーであることをこのサイトで知った某関係者の方に、全然畑違いであるのにもかかわらず呼んで頂きまして。ありがたいことです。主な改善点、強化点は上のURLにある通りなのですが、まさに

しかし一見さんには「ハァ?」な機能アップばっか(w
>使ってないとピンとこないぞこの恐るべき強化ポイントの数々は(w

っていう感じですね。微細にわたる片岡氏の解説に、心の中で「!」を連発しながら聞き入っていたのですが、使っていない人には何がどうすごいのか分からないだろうなあ。でも本当にすごいですよ。涙が出るほど。

上のURLで紹介されている以外の細かい改良で個人的にツボだったのは、再生画面のタイムバーの時間がフレーム単位まで表示されるようになった点(チャプター分割の時に便利そう)や、編集ナビで素材を選ぶ時、カーソルを持っていってから約2秒間、画面下部にその素材のタイトル情報が表示されるようになった点(いちいちクイックメニューから選ばなくても内容が確認できる)辺りです。実際に使っている人間にとって、まさにかゆいところに手が届く改良で、うれしくなってしまいます。デモ機で見た限り、動作も全般的に速くなっている感じでした。

うちの環境ではやっぱりゴーストリダクションチューナーがほしいので、そのうち発表されると思われるRD-X4(になるんでしょうね、やっぱり)への期待がうなぎのぼりです。発表と同時に予約だな、これは。

あ、ステルヴィアが終わった・・・。一応つけていたんですが、ちゃんと見ていなかったなあ。というか、視聴が止まっている時点からきちんと見通したいとは思っていますが、時間がそれを許すかどうか・・・。ラスエグとエアマスは、来週の最終回までに何とか今までの未見の分を見ておきたいんですが、週末にそれが可能かどうか・・・。