実はここしばらくのテレビスペシャル版はほとんど見ていなかったので、いろんな評判から一体どんなものかと思って視聴したのですが、存外に面白く、楽しめました。絵柄、雰囲気ともに、二作目の連続アニメのころを彷彿とさせるもので、ストーリーも、エンディングを除けばなかなかの出来だったと思います。一体どこが「衝撃の結末」だったのかは分からずじまいでしたが。いや、ある意味「衝撃」だったか。
ただ、しかし、やっぱり・・・。声、なんですよねえ。しばらく見ていなかったので、今回はたまたま調子が悪かったのかもしれませんが・・・。正直言って結構衝撃を受けました。ストーリーの進行とともにだんだん慣れてきて、それほど気にはならなくなりましたが・・・。栗田貫一さんのルパンはほとんど違和感ないほどで、最盛期の山田康雄さんの声をよく再現していたと思いますが、あくまでも再現は再現でしかないわけで。やっぱり「複雑な思いで見入った」としか言いようがないなあ・・・。
話は変わって、ついさっきまでカートゥーンネットワークで「トップをねらえ!」を放送していて、見るとはなしにチャンネルを合わせていたのですが、やっぱり最終話の後半は見入ってしまい、号泣してしまいました。諸々の突っ込み所はもちろん理解しているんですが、もう条件反射状態で。人前ではこの作品は見られないなあ・・・。
この土、日曜は少しずつ仕事が入ってるんですが、その方が時間が有効に使えてサイトの更新もはかどるかも。先週は予想通り撃沈しましたし。アニメ感想や「萌え」話、ログイン話など、書きたいことはいろいろあるので。
お話自体は前回からの続きで、ホセを捨てた女・カルメンが登場。しかし、成功したとみるやホセを取り戻そうとするカルメンの魔性の女っぷりといったらもう・・・。女としての経験ではカルメンに及ぶべくもないナージャも、ころっとだまされてるし。話だけを追っていれば昼ドラそのものですね。
結局、ナージャの純粋さと真剣さは、カルメンが野望を遂げるために利用されてしまい、しかもお話は解決を見ないまま、投げっぱなしでダンデライオン一座は旅立ってしまうという。これって子供向けアニメだったはずですよね? 面白いからいいんですけど、別の意味で少し心配になってしまうんですが。まあ、カルメンがナージャのフラメンコを見て純粋だったころを思い出し、現状の満たされなさを嘆く、という幕の引き方は、ある意味では救いがあると言えなくもないのでしょう。
よし、これで明日、いやもう今日か、の第26話を心おきなく楽しめる。演出が細田守氏だということはなるべく念頭に置かず、作品に集中しよう・・・。
細田守氏の演出回。自分にとっては問題作というか、衝撃的な内容でした。視聴後感は言葉で表現しにくいのですが、心がざわめきたったというか。以下、ストーリー面と演出面に分けて書きます。
まずストーリー面。ナージャが最初に好きになったのは黒バラだったということが、はっきりと明かされましたね。ナージャが偶然出会った、フランシスと思い込んでいる黒バラが、ナージャのブローチに言及する――「このブローチは決して手放してはいけない」――ことで、第1話で初めて会った「星の瞳のナイト」が実は黒バラであった、と。後に舞踏会で会ったフランシスは本当は別人なのに、スイスでキスにまで及んでしまったわけですね。
最後に、ナージャは本物のフランシスを見かけ――二人ともグラナダにいるという偶然はさておき――、今までフランシスだと思っていた人物が黒バラだったと悟ります。混乱の中に投げ込まれたナージャは、直前に発した「私、今日のあなたが好き。前よりずっと好き」という言葉を、また違った意味で反芻していたのでしょう。
ここで話を終えてしまうというのも衝撃でしたが、一方で、「ナージャ」の新しい魅力を引き出していたようにも思いました。一体ナージャは、黒バラとフランシスのどちらを選ぶのか――。フランシスが女性と一緒にいたというのも、今後の波乱を予感させます。
次に演出面。シンメトリーの多用など、細田氏らしいレイアウトが随所に見られ、緊張感、あるいは奥行きのある画面構成は、やはり格が違うと感じました。気になったシーンをいちいち挙げていったらきりがありませんが、とりわけ、ナージャと黒バラがキスに至るシーンの、正像と鏡像の巧みな使い分けには脱帽しました。
とにかく、ナージャがよくしゃべり、よくはしゃぎ、よく踊る、明るく元気な女の子として描かれているのが印象的でした。最初に「黒バラ」と聞いてパンチを繰り出すシーンは、黒バラに不本意なキスをされた第19話を連想させて面白かったですし。山内重保氏演出の名作・第8話にも通ずる描き方で、本来、ナージャのキャラクターはこれくらい立ててしかるべきなのではないか、という感じもします。
人っ子一人いない強い日差しの中、二人だけの世界はまるで白昼夢のようでしたし、夕方の雑踏の中――あの群衆もあまりにもきちんと描かれていて驚きました――、一人取り残されて孤独を感じるナージャとの対比が際立っていました。
ナージャの「二つのこといっぺんにやるの得意なんです」というせりふは、同じく細田氏演出の「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」第40話のどれみのせりふ「あたし、昔から二つのこといっぺんにやるの苦手なんだ」と対比させられているのでしょう――「どれみ」と「ナージャ」は違う――し、「(ダンデライオン)一座に加わってから、知らない町で知り合いにばったりとか、かなりすごい偶然結構ありますけど」というせりふは、作品への皮肉のようにも受け取れます。
こうして見ていくと、実は細田氏は「ナージャ」という作品に、一種のいらだちみたいなものを抱いていたのではないか、という気もします。演出として参加するのはこれで最後だということですので、自分なりの「ナージャ」とはこういうものだ、ということを今回で示したかったのではないでしょうか。
こんなことを言っても詮無いですし、言うべきでもないのかもしれませんが、細田氏がシリーズディレクターを務めた「ナージャ」も見てみたかったように思います。
次回はケンノスケの話のようで、妹(?)との生き別れなどを想像させる予告でとても楽しみなのですが、こういう、各キャラクターを掘り下げる話は、もっと早い時期に――例えばケンノスケが一座に加わった時点で――やるべきだったのではないか、とも感じます。初期のころの感想にも書いていますが。
3日の夜は、ロフトプラスワンで行われた「納涼! 第2回いろんなアニメを観ちゃおう大会」に行ってきました。お目当ては、橋本カツヨ氏が監督した「不思議世界アタゴオル」パイロットフィルム。3月の東京国際アニメフェアで、会場内で上映されていたのに気付かずに見逃していたので、どうしても見たかったんですよ。
で、これがすごかった。背景は写真を取り込んで加工した3DCGで、実写と見まがうほど。対してキャラクターは、いかにもCG然というか、アニメ然とした描かれ方。それなのに、違和感がほとんど感じられないんです。まあ、昔ながらのセルアニメも、キャラクターと背景の質感は実はかなり違っているので、それを考えるとさほど不思議ではないのかもしれませんが、新しいアニメーションのあり方さえ予感させる斬新な出来でした。橋本氏らしい(?)レイアウトも随所に見られましたし。ご本人は本編を手掛けるつもりはないようですが、ぜひとも完成作を見てみたいものです。
あとすごかったのが、小池健氏の「アフロ侍」。アニメーションの根源的な魅力であろう、「動き」の面白さ、心地よさを堪能させてくれました。斬られた人体の断面が透過光でキラキラしちゃうのもすごかった。この作品には会場も大盛り上がりでした。
実は本放送時にはほとんど見ていなかった「マシンロボ クロノスの大逆襲」の名(?)場面集も、羽原信義氏らの絶妙な突っ込みトークで楽しみながら見ることができました。私はさすがにこれが終わった後に帰ってしまったんですが、夜中には橋本氏とかも登壇したようですね。残っていればよかったなあ・・・。
ちょっと仕事のからみで、「ポケットモンスター」の歌をよく手掛けている作詞・戸田昭吾氏、作曲・たなかひろかず氏のことを調べていたのですが、このご両人って、あの「みんなのうた」の「ちっちゃなフォトグラファー」を作ったコンビなんですね。初めて知って驚きました。「みんなのうた」で去年の夏に流れていたのですが、歌の良さもさることながら、なつみちゃんのアニメが非常にかわいくて魅力的でした。で、たなか氏があの田中宏和氏だと知り、さらに驚いた次第。
日曜日は「茄子 アンダルシアの夏」を見に行ったのでそのことも書きたいのですが、もう遅いので一つだけ。
とぼふあんかるアニメ日記さんの日記(日記の部分だけ、はてなダイアリーに移転されました)で知ったのですが、
「ママは小学4年生」DVD-BOX発売、ということで。
懐かしいなぁ。本放送時にかなりはまってたので、これはめちゃくちゃうれしい。絶対買います。ちょうど2400bpsのモデムでパソコン通信を始めたばかりのころで、東京BBSのママ4掲示板をちょくちょくのぞいていた記憶があります(ほとんどROMでしたが)。伊寿墨眼仁奈さんとかが常連でいらしたんでしたっけ?
それにしても、音楽が千住明氏だったとは知りませんでした。みらいちゃんわらわらのOPが富野御大によるものだったということも、かなり後になって知ったのですが。
前回も書いたとおり、10日の日曜日には「茄子 アンダルシアの夏」を新宿東急に見に行ったのでした。日曜日の午後にしては、劇場に空席が目立ったのが気になりました。結構人気はあるように聞いていたのですが、ちょっと心配。
作品の方は、基本的には良くできた佳作であったと思います。原作も以前に読んだのですが、黒田硫黄氏の絵は私には癖が強すぎるように感じられ、どうにもなじみにくかったので、自転車レースとペペ自身の人生を重ね合わせた展開は映画の方が格段に分かりやすく、楽しめました。背景は美しかったし、ゴール直前の激しい競り合いの表現はアニメならでは、でしたし。
ただ、やはり47分はいかにも短い。レースの興奮だけで一気に持っていくのならいいのでしょうが、原作通りにレース後の余韻も描いていたので、どうせならもっと話をふくらませて長尺にしても良かったのでは、という気もします。
一緒に見に行った人の感想で、ペペが故郷から出て遠い土地に行きたがっているのに対し、ペペの声を演じた大泉洋さん――「水曜どうでしょう」とは異なるイメージが新鮮――が、地元の北海道にこだわっているのが対照的、と話していたのが印象に残りました。確かに面白い対比です。
あと、購入したプログラムに掲載されていた氷川竜介氏の評に脱帽。「ほめ方のうまさ」にうなりました。オフィシャルな媒体に載るのですから持ち上げるのは当然とはいえ、作品べったりではなく、きちんと客観性を保っているのはさすがです。
話はがらりと変わり、先日、「放映25周年記念出版」と銘打った双葉社の「未来少年コナン オフィシャルガイド」を買いました。なかなか良い出来で、「放映までの道程」などは興味深く読みました。各話ごとのエピソードガイドも、読んでいると内容やシーンが思い出されて、それだけでうるうるしてしまったり。なぜか一部で私のことがアンチ宮崎駿とかアンチジブリとか目されているようですが、全然そんなことはないですよ。ないんだってば。
>ステルビア切ったの?
>ラスエグも切ったんじゃねーの?最近さっぱり触れないし。
あああ、これも全然そんなことはなくて、ラスエグ――いつの間にかソフィアさんが皇帝陛下になってるし――もエアマス――今週のカイと金ちゃんのバトルはすごかった――もステビア――結構面白そうな展開になってるような――も録画は続けてるんですよ。でも、最近は帰宅すると眠くなって寝てしまったり、見ていてもぼーっとしていたりで、なかなか感想を書ける状態ではなくて・・・。カレイドスターやロキも含めて、いずれちゃんと見て感想を書きたいのですが・・・。こんなことだから、光希桃さんところの感想率調査の依頼も来なくなっちゃうんだろうなあ。そう言えば、今週はナージャすらまだ見てないぞ。起きていられたらこれから見よう・・・。リアルタイム視聴中の「まほろ」特別編と「激☆店」の後になるでしょうが。
いや~、面白かった。前回の第26話がアニメーションとしての完成度が高かったとすれば、今回は「明日のナージャ」としての完成度が高かった、という感じでしょうか。生田目康裕作監の絵柄も自分好みでした。
お話も、ケンノスケの内面、よって来る所が明らかにされて、非常に充実していて見応えがありました。だから何でこういう話をもっと早い段階にやらなかったのか、とどうしても言いたくはなるのですが。
前半で言えば、ダンデライオン一座の面々の日常が描かれていて良かったです。何より、前回の黒バラとの一件を引きずりつつ、ケンノスケに対してとことん嫌みなナージャがすげー、というか、小清水亜美さんの演技がすげー。嫌みなのに萌える。やっぱり小清水さんの声はいいなあ。
後半、ひまわり畑でナージャが踊る「けせら・せら」も魅力的でしたし、ケンノスケの語りも聞かせました。ひまわりを媒介にして、ナージャとケンノスケが自然に仲直りしていく様子もほほ笑ましかったです。しかし、前回の万華鏡といい、今回のタイプライターといい・・・。いずれ例の携帯電話が本編に登場する日も来るのでしょうか? あと、何だかリタの声がハナちゃんに聞こえてならないんですが・・・。どうしよう。
次回は、ローズマリー再登場ですね! どろどろした展開になりそうで、ある意味期待が高まります。
>福氏はコミケに来ないのかな?
行きますよ~。15日は仕事なので、16日と17日は。恐らく16日はのんびりと行って、17日は早朝から並ぶでしょう。と、ひそかに(?)反応。
いやいや、固唾を呑んで見入ってしまいました。ローズマリーが怖いです。こういう、脳内世界と現実が一致していない人って、本当にいるんだろうなあ。というか、ああいう――鏡の前でドレスを着て「私はプリンセスよ」と――代償行為で精神の安定を保っていた人は、むしろ自分の意志や努力ではどうにもならないことが色濃く存在したあの時代には結構多かったんでしょうかね。自分だけの世界に入り込んで突っ走るローズマリーの暴走ぶりに引き込まれました。最後の締め方も一体何なんだ。ナージャとローズマリーが結局すれ違いで終わるという。すごいよ、これ。あと、ドレスのナージャと「また見てね」の浴衣ナージャに萌え。
と、いろいろ書いてきたわけですが、
>個人的に今日のナージャは細田回を上回る面白さだったんだが
>福たん的にアレはありなのだろうか?
十分に「あり」でしょう。面白かったです。でもやっぱりこれって「大人向け」だよなあ。ひょっとして子供が見たら一種のトラウマになりません?
それにしても第24話以降、スペイン編に入ってからは良作が続きますね。まるで何か一本の筋が通ったように。この調子を持続してほしいものです。次回はホセとカルメンの再登場のようで、これもまた楽しみ。
今回のコミケは、2日目の16日、3日目の17日に出掛けました。2日間にわたって行ったのは久しぶりでした。16日は午後からのこのこ出ていって、ちょっと回ったらもう撤収し始めるところばかりで、あまり同人誌は買わなかったのですが、惹かれた本をいくつか紹介。
・「細田守の基礎知識?(第三版)」(どうかんやまきかく)
細田氏とその周辺の紹介本としてはかなり有名(ご本人も読んでるぐらいですから)で、前から読みたいと思ってました。今回、2日目に出掛けた最大の動機がこれです。氏の演出作品を網羅した詳細な解説を始め、関連資料紹介など充実した内容。特に、「細田守と交通標識」「細田守と飛行機雲」の考察にはうなりました。あと、同時購入の「詳説?劇場版デジモンアドベンチャー(第3版)」も、映画と同じ構図の逆ロケハンの写真や微細にわたる分析がすごい。
制作者の方々ともごあいさつでき、思わぬ接点を知って世間の狭さを改めて感じたり。既刊も含めタイトルに「?」が入るのが多いのは、独自のスタンスの表明や照れからなのでしょうが、堂々と「基礎知識!」「詳説!」と言い切っていい出来だと思います。
・「細田守研究白書」(グッチーズ)
どうかんやまきかくさんで紹介されて購入。前掲書と重なる部分も多いのですが、氏の生い立ちが詳しく書かれているのが目をひきます。これってどこかのインタビューで既出なんでしょうか? アニメージュ2000年4月号が出典のような気もしますが、実はそれすら未見なので。あるいは、制作者の中に一次情報に接することのできる人がいるとか。
別冊コピー誌の「かわら版」では、「明日のナージャ」第26話まで紹介するフットワークの良さ。拙稿まで取り上げて頂きちょっと赤面。
・「宮脇俊三と歩いた世界」(とれいん工房)
著者は、「鉄道未成線を歩く 私鉄編」「同 国鉄編」(JTB)の著書もある森口誠之氏。今年2月に亡くなった宮脇氏を追悼する意味も込めた本です。宮脇氏の著書を紹介しながら、あの独特の柔らかい、人を引き込む力のある文章の魅力に迫ります。氏の晩年の衰えも冷静に指摘しながら、いや、指摘しているからこそ、氏への限りない愛情を感じさせる一冊です。
とりあえずこの辺で。コミケ話から逃げようとしているわけではありませんし、そりゃナージャの(略)だって買いはしますが、やっぱりそういうことはここじゃ詳しく書けないよなあ。でも、この辺のことも含めたコミケを巡る問題についてはちょっと書きたいことがあるので、3日目のことも書くつもりです。とはいえ、19日に休みを取ったからって調子に乗って起きてますが、さすがにそろそろ寝ます。何か文章も変になってきてるし。
というわけで3日目の17日。一応白状すれば朝6時台から並んでました。あくまで個人の一般参加者として行ってるので、こんなふうには言わないで頂ければ。で、可能な範囲(謎)で購入した同人誌をピックアップ。まだ精読してない本もありますので、誤解等ありましたらご指摘を。
・「Pin・head vol.2」「別冊Pin・head ぷりんすメロン」(よしかわーるど)
「あの」よしかわ進氏の同人誌。1980年代初めにコロコロコミックで「おじゃまユーレイくん」、てれびくんで「ヒロインくん」を描かれていた方です。小学生のころ、本当に愛読していました。特に「ヒロインくん」の印象は強烈で、前にも書いた志村貴子氏の「放浪息子」のような、男女入れ替わりものや性転換ものの話が好きになったのは、間違いなく「ヒロインくん」の影響でしょう。笠倉出版社から出た復刻本は当然のように買いましたが、ご本人が活動を再開されていたとは知りませんでした。お姿も拝見でき、正直言って感激しました。
「vol.2」も、同時購入した昨冬のコミケ発行の「vol.1」も、内容は新作と思われる「ぱにっくヒーロー」と、「ヒロインくん」の新作など。驚嘆すべきは、20年以上も経っているのに、作品のタッチ、テイスト、面白さが「全く」変わっていないこと。当時の作品と言われても信じてしまいそうです。これはうれしい。
「ぷりんすメロン」は、第1、2話がコロコロコミック掲載時のもの、3話が描き下ろしなんですが、これも続けて描かれたのかと見紛うほど違和感がありません。1、2話は、メロン王子の呪文とか、読んでいて随所で既視感を覚えたのですが、どうやら当時リアルタイムで読んでいたようです。だんだん記憶がよみがえってきました。
氏には、ぜひ今後ともご活躍して頂きたいものです。そして商業誌での復活も期待。
・「まいっちんぐマチコ先生・復刻できなかったシリーズ!!1『ポコチン大冒険の巻』」(えびはら作画スタジオ)
こちらはアニメ化もされたので、より有名でしょう。えびはら武司氏の漫画で復刻本も出ていますが、「諸事情」で復刻できない話を収録した本の第1弾との由。表紙を見ただけで、なぜ復刻できないのか分かるような気がします。ご本人にサインまでして頂き、うれしかったです。個人的には「マチコ先生」より、コミックボンボンに載っていた、氏による同じような漫画の方をよく覚えているのですが、作品名が出てこない・・・。
あと、同じスペースで売っていたオールカラーの「エコ夏」(Kaoriの日曜日)も購入。作者のまるやま香里氏はえびはら氏のお弟子さんということですが、スク水えここが異常にかわいい。実はえここにはかなり萌えまして、「とらのあな」のフィギュアがまだ部屋に飾ってあったりとか、エコケットに行ったりとか。今でも好きですが、今回はあんまり本を見かけなかったなあ。絵本仕立てで手作り感覚の装丁も良いです。ご本人の好感度も高く、思わずバッグやポストカードやバッジなどのグッズも買ってしまいました。
・「YUGMIX2003」(YUGMIX)
YUG氏のオールカラーイラスト本。氏の絵は、今まで見てきた中でも一番と言ってぐらい好みなんですよ。つぼにはまりすぎ。今回も良い出来で、もうとりあえず眺めているだけで幸せです。快楽天の連載も、毎月買っているわけではないので、早く単行本にならないかなあ。もちろんオールカラーで。
・「よつばが大王」など(夢屋花乃屋)
天真楼亮一氏によるあずまんが大王本第8弾。一時期はあずまんが本が山のように出ていましたが、このシリーズのパロディーセンスの良さやしっかりした作りは抜きんでていて、DUCKY・DUCK(&FakeGym)さんの所のシリーズとともに、読んで楽しめる数少ない存在でしょう。何より、漫画やコラムの端々から、アニメや漫画に対する真摯な姿勢がにじみ出ているのが心地よいです。
春レヴォ新刊だったおジャ魔女どれみ(&ナージャ)本「月が笑っテル8」も秀逸。辛辣なパロディーに苦笑しつつ、「どれみ」への愛、「ナージャ」への観察眼の鋭さに感じ入りました。「あずマリア様がみてる Vol.1」は、元ネタを全然知らないので・・・。かなりブレイクしているようですが、今から読むのも何だか気が引けて。
氏のことをふゅーじょんぷろだくとの本の漫画でしか知らなかったころは、全然違うイメージを持っていたのですが。ぜひオリジナルの漫画を読んでみたいので、別名義で描かれるらしい新作が楽しみです。
漫画系はこれぐらいでしょうかね。もっと紹介したいのもあるような気もしますが。そろそろ力尽きたので、文章系は稿を改めます。さらに別稿も書くつもり。
あと、そういうところに着目してリンクを張るのはどうかと。おかpさん。いや、自分で書いてるんだから別に構わないんですけど。何度かリンクを張って頂いているようでどうもです。なにげにプロフィールを拝見していたら、何と誕生日が一緒らしいことに気付いてびっくり。これからもよろしくです。
さらに
>自分の好きなキャラを汚されたくないという理由で
>エロ同人に手が出ないという人もいるのだが。
私も基本的にはそうです。特にもっと純粋(笑)だった若いころは、本当に好きだった作品の18禁パロディーは存在すら許せなかったものですが。以前ほど抵抗がなくなったのは、年を経て薄汚れていい加減になったのと、最近のアニメや漫画はそれが作られることを前提にしているような部分もあるように感じられるから、かもしれません。
ちょっと個人的なお願いをば。
月曜日から水曜日まで、プライベートで韓国(主にソウル)旅行に行きます。約10年ぶりの訪問なのですが、今回はぜひとも現地のアニメや漫画、同人誌などを扱っている、いわゆるおたくショップを訪れてみたいと思っています。私もネットでいろいろ調べたりしているのですが、こういう店がある、あるいはこういうサイトがあるという情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、コメントでもメールでも2ちゃんねるのスレでも構いませんので、教えて頂けるとうれしいです。
現地にもパソコンは持っていくつもりなのでチェックは可能だと思いますし、多少はハングルの読み書きも出来るので、韓国語のサイトでも何とかなりますので。よろしくお願いします。
その1から間が空いてしまいましたが、続いて文章・評論系の本を紹介。
・「犬からの手紙 総集編 第一紀」(野良犬の塒/押井守メーリングリスト)
「犬からの手紙」第1~3号の総集編。同時に既刊の第4号、第5号も購入。押井氏を始め、沖浦啓之、西尾鉄也、伊藤和典、川井憲次、千葉繁の各氏らへのインタビューなど、非常に資料的価値の高そうなコンテンツが満載。分量も膨大なのでまだあまり読んでませんが、いずれ役に立ちそうなので。
押井氏の作品は、「御先祖様万々歳!」までは熱心にフォローしてたんですけどね・・・。最近、「KILLERS .50 Woman」を見る機会がありまして、「やっぱりすごい」「相変わらずすごい」(前者と後者の「すごい」の意味は異なる)との思いを再認識。
・「山本正之研究会会報第二号」(山本正之研究会)
知る人ぞ知る(と言うほどでもないか)ミュージシャン、山本正之氏のファン本。昨冬発行の第一号も同時購入。自分の音楽趣味の中で、山本氏は柱の一本と言える存在で、最初のオリジナルアルバム二枚は高校生のころ、「究極超人あ~る」のイメージアルバムと併せて死ぬほど聞いたものです。大学生のころにはライブも頻繁に通いました。最近ちょっと離れ気味なのは、昔からのファンの方には何となく分かってもらえるのではと思うのですが・・・。
この本の、2003年スタンダードショーライブレポートや、「才能の本能」非公式ライナーノートを読んで、また聴きたくなってきました。「才能の本能」、今度買おう・・・。
・「ミニフィギュアの魂 ロトさんの本Vol.11」(IRD工房)
最近何かとお世話になりっぱなしの氷川竜介氏の新刊。「アニメージュ」連載の再録と書き下ろしで構成。実は、こういう世界にそれほど大きな興味はないのですが、斯界の奥深さを感じさせてくれる思い入れたっぷりの文章が楽しいです。
とはいえ、各所で話題になっているリカヴィネは、やっぱり買ってしまいました。お店で集めている時間が取れないので、手っ取り早くネット通販でコンプリートセットを注文しちゃったのですが。
このスペースの近辺には評論関係が集まっていて、「と学会誌11」(と学会)や「トンデモ創世記2000・補遺」((株)東京文化研究所)なども購入。後者は、唐沢俊一氏と志水一夫氏による同名の単行本が文庫化された時、カットされた部分を収録した本ということですが、確かその元の単行本は所持していたような気が。でも、唐沢氏から直接売ってもらったのでまあいいや。以前のコミケでは、サインまでして頂きましたし。
で、ここからかなり離れたスペースに委託されていたのが、
・「hirokiazuma.com dvd-rom series no.1 『動物化するポストモダン』とその後」(hirokiazuma.com)
東浩紀氏による自主制作講演集第3弾。内容は氏のサイトの紹介ページに詳しいので省略。実はまだ見ていないので。
それより、先着100人分に付く初回販売特典本の書き下ろし評論コピー誌の、それも本編ではなく「ごあいさつ」に非常にインパクトを受けました。
というか、限定コピー本とか、こういうところでまでおたくっぽさ、コミケっぽさを演出しなくてもいいような気もするんですが、それも氏の持ち味だと思われるので好感が持てます。「郵便的不安たち#」がさらに改訂される時は、「も~っと!郵便的不安たち」になるんでしょうし。違うか。
話を元に戻すと、「ごあいさつ」での、コミケやギャルゲーを巡る性表現の問題についての指摘は、非常に的確かつ深刻なものです。これについては自分の問題と絡めてぜひ別稿で書きたいと思っています。前からしつこく言ってるのはこのことです。やっとここまでたどり着けた。でも、それがいつになるかは分かりませんが。
あと、「ごあいさつ」の中で、「ここ数年の激しいバッシングで僕のアニメへの気持ちは思い切り萎えていて、最近は新作もチェックしていないし、もはや心配するまでもなく東浩紀はアニメ論など書きそうもありません」とあるのですが、そんなこと言わず、ぜひアニメについても今後ともいろいろ書いてほしいものです。
私にとって、東氏は同い年であることやその他の共通点もあって肩入れしたいという気持ちがあることは否定しませんが、それを差し引いても氏のことをたたく人の心情というのは理解の埒外なんですよね。
ホセとカルメンが再登場の回。すごく面白いよ、これ。
結婚することを決めながら、互いに満たされない思いを抱くホセとカルメン。あまりにも純粋真っすぐなナージャに、カルメンはついに苛立ちをぶつけてしまいます。
しかしホセとカルメンは、ナージャのフラメンコに見入りながら――せめてここではバンクじゃないシーンを期待したのですが、それは贅沢というものでしょう――、若かりし日の情熱を思い出し、それぞれが本当に追い求めるものを再確認しあい、婚約を解消する――。
悲劇を予感させる結末も含め、お話の展開も見事なら、お話の中でナージャが果たす役回りも見事。二人の物語にきちんとした決着をつけてくれて満足です。この調子で、ぜひローズマリーの話にもちゃんとしたけりをつけてほしいものです。きっとつけてくれると思いますが。
それはそうと、次回も大波乱の予感がして超期待が高まるんですが。ここ最近、どうしちゃったんだろうなあ。まるで見違えたようです。黒幕の存在が功を奏し始めたということなのかなあ。
というわけでソウル(서울)にいます。いろいろ情報を提供して下さった方々、ありがとうございました。
でも、1日目はおたく的には特に収穫なし。明洞(ミョンドン=명동)辺りをうろついたんですが、場所柄、当然ながらこれといってピンとくるものは発見できず。朝から夜まで観光スケジュールの入ったツアーなので、なかなか自由な時間がとれない・・・。何とか、「ソウルの秋葉原」として有名な龍山(ヨンサン=용산)には行ってみたいと思っているのですが、どうなることやら・・・。
インターネット接続を確保するために、ホテルで無線LANキット(メルコ製)を借りたのですが、一日19800ウォン(約2000円)もかかると聞いてちょっとびっくり。かの롯데호텔にしてこの状態とは、ブロードバンド先進国の名が廃る・・・と思ったのですが、試験段階が大半とはいえ無料の無線LAN接続サービスが少なくない東京と、街中の至る所に有料のPC房(バン=방)が存在するソウルとの環境の違いなんだろうなあ、と一応納得してみたり。
無事東京に戻ってきました。いや、成田エクスプレスが遅れたりして日本に着いてからもいろいろ大変だったんですが、それでも、疲れ切ってるのに帰って来るなり「よつばと!」第1巻(とかもろもろ)を確保してしまうあたり、業が深いというか何というか。
ソウルでも、その業の深さそのままに行動しましたが、結局、最もスウィートなスポットには到達できなかったものの、それなりの収穫はあったかなあ、という感じでした。行動記録や戦利品(?)についてはおいおい紹介していこうと思います。
それにしても、昨晩はいきなりホテルの無線LANが大元の方の不具合で使えなくなってしまって、ネットに全く接続できませんでした・・・。料金は当然ながら一日分で済んだのでまあいいのですが、やっぱりブロードバンド先進国の名が廃るような気はするなあ。
簡単に生存証明だけにするつもりだったのに、結構長くなってしまった・・・。そろそろ寝ます。
今回の韓国旅行は、観光・食事付きのツアーだったので、自由時間はほとんど夜しかなかったんですよね。1日目(25日)は現地で書いたようにめぼしい収穫はなかったのですが、2日目(26日)、3日目(27日)についてつらつら書いていきます。
・永豊文庫(ヨンプンムンゴ=영풍문고)
ソウル中心部の鍾路(チョンノ=종로)にある、数少ない大型書店の一つ。2日目、ツアー一行が比較的近くの某免税店に立ち寄り中、ダッシュで行って帰ってきました。「コミックゾーン」というコーナーがあって、漫画の在庫もかなり充実。実質10分ぐらいしかいられなかったので、じっくり選んでいる暇はなかったのですが、「あずまんが大王」など日本の漫画の韓国語版を何冊か購入。「魔法先生ネギま!」のポスターが張ってあったので売っているのか聞いてみたのですが、「ない」とのことでした。語学力不足から、在庫がないのか発売前だったのかは不明。もっといろいろゆっくり見たかった・・・。
・龍山電子商街(ヨンサンチョンジャサンガ=용산전자상가)
「ソウルの秋葉原」的な電気街。2日目、ツアー日程終了後に急いで行ったのですが、既に午後8時を回り、秋葉原と同じくほとんどの店は閉店状態。半分あきらめながらうろうろ。まだ開いていたゲーム店で店員に「アニメ関係のものを売ってる所は?」と聞いてみるも、「この時間ではもう」(恐らく)などとすげない返事。
店を出てちょっと歩いた時、後ろから「すみません」と日本語の声が。振り返ると、さっきの店にいた男性客。お互い、相手国の語学力が中途半端なので意志疎通に苦労しつつ、「売っている所を知っている」と言っているらしいことが分かり、案内してもらう。ついていくと、日本アニメのDVDをたくさん並べて売っていました。ほとんどが海賊版でしたが、せっかく教えてもらったので何点か購入。
駅へと戻る長い跨線橋を歩きながら、彼と話をしたのですが、彼は27歳で、ソウル近郊の仁川(インチョン=인천)のホテルで日本料理の料理人をしており、ゲームやアニメが好きとのこと。缶サイダーまでおごってもらい、メールアドレスを交換して別れました。目的を達せられたとは言えないのが残念でしたが、異国でのおたく間交流には心が温まりました。
・東大門市場(トンデムンシジャン=동대문시장)
有名な所ですが、早朝まで営業しているということを聞き、龍山からいったんホテルに戻った後、出掛けてみました。ところが、書店なども並ぶ昔からの市場街はさすがにもう閉まっていて、深夜、早朝まで開いているのは、市場の南側に最近できたショッピングセンタービル街や、食べ物などを売る屋台などだけ。仕方なく、「斗山タワー(トゥサンタワー=두산타워)」というビルをうろついてみたのですが、これがすごい。1階が婦人服、2階が子供服などと別れていて、1フロアには秋葉原のラジオデパートみたいに小さな店が約300店もびっしり並んでいるという。とても全部は回りきれない数です。
そんな中、5階のアクセサリーフロアの一軒の店で、ちょっと心の琴線に触れるものを発見しました。
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「TICTOC(틱톡)」という腕時計屋なんですが、奥の方に見えるのは・・・。
![]()
こんな所で萌え系の絵と遭遇できるとは。思わず店番のおばさんにことわって写真を撮らせてもらったのですが、語学力も追いつかず、おばさんも知らなそうだったので、誰が描いたどういうキャラクターなのかは不明・・・。恐らくこの店のオリジナルキャラクターだと思われますが、どこかで見たことあるような気がしないでも。結局、同じフロアの別の店で、チマチョゴリキティちゃんの携帯ストラップを買ったりして、午前0時過ぎに帰りました。
・GS BOOKS
3日目も日程が詰まっていて、仁川国際空港で出発前、これが最後のチャンスとばかりに駆け込んだ空港内の本屋です。出発ロビーにあった店で、「3×3 EYES」や「カードキャプターさくら」などを買いました。あと、ばかでかい「おジャ魔女どれみ#」のジグソーパズルを見つけてしまい、一瞬迷ったものの購入。持って帰るのに少々難儀しました。出国手続き後の免税エリアにも店があったので物色。「Newtype」の韓国版や各種漫画雑誌、「コメットさん」のVHSテープなどを入手。
大体こんなところでしょうか。入手物の紹介については、別稿で・・・。それにしても、やや不完全燃焼感が残っています。近々、フリーツアーで行ってリベンジしたいなあ。