2004年11月16日

「ジョバレ」がアツい

最近読んだ漫画の中でお気に入りなのがこれです。休刊してしまった「ヤングマガジンアッパーズ」(講談社)に連載されていて、第1巻第2巻が今月9日に同時発売されました。アッパーズはチェックしてなかったので、作品も作者の白井三二朗氏も全然知らなかったんですが、店頭で見かけてちょっと立ち読みして即購入しました。

「ジョバレ」はもちろん「女バレ」で、高校の女子バレー部の話です。鳳高校の弱小女バレ部員・ツバメは、超高校級の男子バレー部員・ワシガヤにあこがれストーキング(笑)。一緒にハードな練習をするうちにだんだん良い雰囲気になっていくものの、ある悲劇が二人を襲う。超人的能力を持つことになったツバメは、ワシガヤの志を継いでバレーのホープを目指す――。

さすがに今のご時世、多少の恥じらいや照れは感じられますが、基本的には衒いも捻りもない、直球勝負の王道スポ根漫画です。粗削りな面もやや見受けられるものの、それが作品の勢いにつながってるのでかえって効果的。作者の白井氏が2巻のカバー折り返しで「自分が不満に思いながら描いた場面がひとつもなかった」とコメントしてますが、楽しんで描いている様子が読み手にも伝わってきます。

もちろんちゃんと萌え風味も加えられていて、鳳高校のユニフォームが今時まずあり得ないブルマだという点が個人的にはポイント高し(笑)。バレー愛過剰で自己中なキャプテン、レディース総長にしてバレー大好きな目白、体育会系コギャルの鷹美等々、チームの面子も魅力的。強豪・兜学園との対決は手に汗握りましたし、最終話の「第10セット」は短く慌ただしい中にもスポ根のエッセンスが凝縮されていて泣けました。

というか、雑誌の休刊で連載わずか10回で終わってしまっているのが本当にもったいない。もっと読みたいなあ。あとがき漫画で白井氏が書いてる「謎のくノ一高校」とか「少林拳使う中国代表」とか(笑)。描き下ろしの「番外セット」も、因縁の新キャラ登場で燃える燃える。ぜひこの続きという形でどこかで描いて頂きたいものです。

Posted by fuku at 02:43 | manga | トラックバック (3)
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