すっかり更新が滞ってしまっているので、今回は6月27日に新宿ロフトプラスワンで開かれた第18回アニメスタイルイベント「湯浅政明特集」に行って来た話を。まあ、氏が監督した夏公開の映画「マインド・ゲーム」の告知もかねているわけですが、氏がこれまでに手掛けられたシーンや作品を、これでもかというほど上映し、当の湯浅氏はじめ関係者の興味深いトークも満載で、5時間余りにわたる充実した内容でした。
最初期に手掛けた某藤子アニメの原画担当シーンも流されましたが、そういう視点で見ると既に湯浅氏らしい片鱗が感じられるような気もしました。某劇場用アニメの、歌謡曲に合わせた見事な展開や、一連の「クレヨンしんちゃん」スペシャル、恐らくほとんど見ることは出来ないであろうOVA「アニメ落語館」等々、いずれも湯浅氏ならではのダイナミックな動きが素晴らしく、堪能しました。昨年夏のイベントで見た「なんちゃってバンパイヤン」パイロットフィルムにしてもそうでしたし。
で、「マインド・ゲーム」についても内容の一部が紹介されましたが、実は以前に一回、試写で拝見しているものの、ちょっと体調がよくなかったこともあってあんまり覚えていない部分もあり、改めていろいろ記憶がよみがえりました。もう一度きちんと見ないとなあ……。何度も見る価値は十分にある作品だとは思います。会場で販売していた原作の復刻本も思わず買ってしまいました。
やはり、こうやってアニメの実制作者とじかに触れ合えるイベントは貴重だし、意義があるなあ、と改めて痛感。会場ではアニメ様とも久しぶりにごあいさつできましたが、今後とも面白くてためになる企画をお願いしたいところです。しかし今回は、会場が超満員でびっくりした……。
Posted by fuku at 01:31 | anime | トラックバック (0)こちらでは初めまして。当日はご一緒させていただきまして、本当に有難うございました。
私は、鑑賞した作品群の中ではOVA「アニメ落語館」がとても印象に残りましたですね。何度も出てくる「ばかぁ~っ!」という台詞の描写が、回を重ねる度にどんどん大袈裟な表現になっていくのが愉快でした。
すでに笑い話として完成している“落語”に、どんなアニメ映像を付加して映像なりの可笑しさを表現するか、それが見事に引き出されていたと思います。それを手掛けた湯浅氏の感性と手腕に感嘆しました。
アニメとは動きを描き出すものなんだなぁ、と当然の事なのですが、湯浅氏の映像の数々を目の当たりにして改めて認識した次第です。
Posted by: 香港之悪 at 2004年07月03日 03:14いや~、その節はお付き合い頂きありがとうございました。新宿の前にも秋葉原でいろいろとお話をさせて頂き、大変ためになりました。夏コミの新刊、楽しみです。
「アニメ落語館」、本当に楽しかったですね。
>アニメとは動きを描き出すものなんだなぁ
には全く同感です。このイベントが素晴らしいのは、いつも「アニメーションの動きの面白さ」を教えてくれるところにあると思っています。