2004年02月04日

大地丙太郎監督トークショー

1月31日と2月1日、「3rdアニメーションフェスティバル2004 in 杉並」というイベントがセシオン杉並でありまして、そのうち1日夕方の「アニメーション制作進行 くろみちゃん2」の上映と、その後の「トークショー 日本のアニメは私がつくる!!2 ~大地丙太郎が吠える~」を見てきました。

「くろみちゃん2」は、アニメ業界の実態をコミカルに描いていて、いろいろ参考になりつつも楽しめましたが、作り手にとって身近で切実なテーマだけに、やっぱりそれなりの深刻さも伝わってきてしまうわけで。個人的には、同じ大地作品なら、より萌えるという点において「十兵衛ちゃん2」の方が好みです。

トークショーは、大地監督と片山雅博氏の対談形式で進行。いろいろ感じることしきりでしたが、特に印象に残ったのは、前例の踏襲と既成概念への固執が、やはり大きな弊害なんだなあ、ということでした。もっとも、これはどの世界でも同じでしょうけど。それを打ち破ってきたのが大地監督のこれまでのやり方だろうと思うわけで、“大口をたたいて自分を鼓舞する”的な部分も含め、どうしても氏を快く思わない人は増えるんだろうなあ、と。「今のアニメは語りすぎ」、というのにも同感でした。

あと、「十兵衛ちゃん2」第1話のダイジェストと「まかせてイルか!」のパイロットも上映されました。「十兵衛2」についてのトークは、公式サイトの「コザルのAR日記」で紹介されている内容も多かったのですが、やっぱり大地監督自身の口から語られるとべらぼうに面白い。大御所勢ぞろいの第6話は必見ですね。

「イルか!」は、アニメージュで連載された漫画を読んでましたし、単行本も持ってます。たかしたたかし氏の漫画はかなり好きなもので。パイロットは、碧(あお)ちゃんの「手話によるマシンガントーク」がすごかった。アニメで真っ当に手話をやるっていうのも、実はとんでもないことですよね。その辺の苦労話もありました。

最後に、大地監督と「ニセ少女隊」らによるミニライブ。ニセったって、そのうち2人は本物なわけで。コレット@安原麗子さんは素敵な方でした。

後で知ったのですが、会場には某紙の某氏や、某紙の某氏もいらしていたみたいで。ほかにも、業界人や関係者密度が異様に高そうでした。

それにしてもこのイベント、「ルパン三世 カリオストロの城」とか「アルプスの少女ハイジ」(劇場版)、「サイボーグ009」(1966年の劇場版)なんかも上映したんですね。これで全部無料っていうのはすごいなあ。さすが杉並区。この調子でバンバンやっちゃって下さい。

追記。

表現等を微調整。やっぱり仕事前に時間に追われてやっつけで書くのはよくないなあ。あと、大地監督の日記でも今回のイベントについて触れられていますね。

さらに追記~。

巨根ショタものとかか?

それはノーコメントということで(笑)。「犬雨」はじめ単行本はほぼすべてそろえてますが

Posted by fuku at 09:03 | anime | トラックバック (2)
コメント

「習慣的に沈滞気味」さん(2月7日付)
http://www.doblog.com/weblog/myblog/4316
で、トークショーの詳細かつ正確なレポが。私の文章で意味の分からない所は、こちらを読むとよく分かります。

珍しくトラックバックをもらってしまった・・・。私自身、いまだにトラックバックをよく理解してないんですが。

Posted by: fuku at 2004年02月08日 07:30

初めまして。
トラックバックさせていただいた一寸一息と申します。
コメント、ありがとうございます。
書き込み文字数制限を越えてしまった為、二つに分けなければならないくらい、ダラダラと長いばっかりのBlogになってしまいましたが、大地さんのトークの熱さを出来るだけ伝えようと思うと、なかなか内容を削れませんでした。

トラックバックに関しては私もまだ全然分かっていません。
仕組みは分かっても、その有用性や、そこから生まれるコミュニケーションの質がどういったものになるのか、今ひとつピンときていません。
だけど、とりあえずやってみちゃえ、という感じでやってます。そのうち、なにか分かってくるかもしれない、ということで。

とか言いつつ私もこれがまだ2回目というところですが(笑)。

Posted by: 一寸一息 at 2004年02月09日 06:51

一寸一息さま

はじめまして。書き込みありがとうございます。いろいろ忘れかけていたことまで思い出して、大変参考になりました。

大地丙太郎監督、毀誉褒貶は激しい方ですが、その姿勢は肯定的に評価されるべきだと思います。もちろん、作品の評価はその姿勢とは切り離して考えるべきですが。

あと、実は出身地が同じという点で激しく親近感を抱いてしまいます。4月から始まる新作(まさかあれとは!)にも期待。

Posted by: fuku at 2004年02月10日 00:45
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