24日昼に新宿ロフトプラスワンであったイベント「韓国まんがまつり6」に行って来ました。目当てはもちろん、韓国・MBCで放送中のアニメ「SPHERES(스피어즈=スフィアズ)」です。
以前に詳述したように、昨年夏にソウルに行って、書店で偶然見かけたフィルムコミック1巻にピンと来るものを感じて購入して以来、いつか現物にお目にかかりたいと熱望していましたが、ようやく、動いて音の出る「スフィアズ」を目の当たりにすることが――厳密に言えばこの日が初めてではないのですが――できました。
もう、素晴らしいと言う以外に言葉が見つかりません。会場ではこの直前に、「日本に勝った」と盛んに喧伝されていたアニメ「ワンダフルデイズ」のダイジェストも上映されましたが、むしろ「スフィアズ」こそ、ある意味では日本産アニメを凌駕したと、高らかに宣言してもよいほどの作品に思えました。
健全でわくわくする子供向けアニメ、子供たちの友情と闘い、超能力に燃えるアニメ、主人公のナヨン(나연)をはじめ、優等生タイプのリア(리아)、お嬢様タイプのコンジュ(공주=公主=日本語なら「王女」の意)ら魅力的なキャラクターに萌えるアニメと、必要な要素はそろっていますし、十分に日本での放送に堪える内容だと言えましょう。これが毎週、日本で楽しめたら・・・。会場で見て、そう感じた人もきっと多いはずです。現地での放送は2月末で終了するようですので、ぜひともどこかの局でオンエアしてほしいものです。
本編に先立って作られたというプロトタイプ版も流されたのですが、こちらはナヨンらの年齢も高めに設定されているようで、キャラデザも大人びていて、正直言ってやや萌えにくく感じました。これはこれで面白そうですが、オンエア中の本編の方がやっぱり魅力がありますね。韓国では純粋に「子供向け」として作られ、視聴者やアニメファンにもそのように受け止められているようですが、日本の「大きいお友達」の目には、良質な萌えアニメ以外の何物にも見えません。
会場では「スフィアズ」以外にも、ステキな昔の韓国アニメが多数上映され、腹を抱えて笑ってしまいました。ガッチャマンの1号と5号のような二人の少年が、高麗人参の力を得てバイキングのような敵と戦う「テグ少年と白いワシ」、敵(北朝鮮の潜水艦艦隊!)の司令官が青い顔した丹下段平にしか見えないロボットアニメ「マリンX」、太古の昔からあるはずのロボットがなぜか消防車に変形する「フェニックスキング」等々・・・。1970年代の日本のロボットアニメに、何だかよく分からない変化が加わった腰砕けするようなテイストが、強烈な既視感とともに襲ってきました。これは言葉じゃ説明できないなあ。「百聞は一見に如かず」とは、まさにこのような時に使うべき成語でしょう。
こんな楽しいイベントがあったとは。過去5回、行けなかったことを悔やむほどです。3月にある7回目も、是が非でも行こうと思いました。
韓国つながりというわけでもないのですが、この日の夕食は、西武新宿駅北口近くの韓国家庭料理店「雪岳山(설악산=ソラクサン)」で。飛び込みで初めて入ったのですが、なかなかに素晴らしい店でした。ジャガイモや豚の肉付き背骨などが入った鍋「カムジャタン(감자탕)」を初めて食べましたが、ピリ辛でおいしく、豚のバラ肉を焼いてサンチュでネギなどと一緒に巻いて食べる「サムギョプサル(삼겹살)」も美味。満足しました。また来よう・・・。
>しかし仕事とはいえあんなにたくさんドラマばっか見せられるとアニメ観る暇なさそうだね
いや、実は1月から始まった新アニメは、さる事情から東京キー局の作品の第1話はすべて視聴しまして。その成果は、来週末辺りには何らかの形でお見せできると思います。「B―伝説!バトルビーダマン」や「トランスフォーマー スーパーリンク」など、普段ならまず見ないであろう子供男の子向けアニメまで視聴して感じたのですが、ロボットやメカものの作品のクオリティーは、CGのおかげで以前に比べて格段に向上してますね。初期「トランスフォーマー」の記憶しかない自分にはかなり驚きでした。これらに比しても、「スフィアズ」は互角、あるいはそれ以上に健闘できるポテンシャルはあると思いますが(しつこいか)。
しかし、「明日のナージャ」はついに25日で最終回か・・・。何とか未視聴分を消化したいんですが・・・。まあ、とりあえずは後番の「ふたりはプリキュア」への期待も大きいので。
なにげに2ちゃんねるのスレで興味深い議論が。毎クール作られるドラマの本数が多すぎるというのは私も痛感しているところではありまして。もちろん、アニメにもそれは言えるんでしょうが。アニメにおける「サザエさん」や「ドラえもん」方式のように、ドラマでもプライムタイムで再放送を行っても、別にいいような気もします。TBSが深夜でやっている最近のドラマの再放送も、意外と好調のようですし。
>福たん、いつも応援してます。これからも頑張れっ。
>新聞で名前を見かける度に我事の様に嬉しくなってしまいます。
そのようにストレートに言われると、逆に戸惑いが・・・。でも、素直に受け止めて感謝します。本音を言えば、涙が出るほどうれしいのですよ。
あと、「クイズマジックアカデミー」はようやく大魔導士2級に達し、賢者が視野に入ってきました。24日から始まったイベント「第1回学問クイズ大会」にも一度チャレンジしましたが惨敗。これで高得点を挙げるのは難しそうだなあ。
Posted by fuku at 01:02 | anime , korea | トラックバック (0)後から冷静になって読んでみると、何だか異様に「スフィアズ」のことをほめているような。もちろん良いことは良かったんですが、作画面などで若干のあらも――大したことはありませんが――見られたことは、一応記しておきます。
韓国の衛星波を直接受信されているまあべるさんのリポートの方が、よりイベントの雰囲気が客観的に伝わってきます。http://d.hatena.ne.jp/maaberu/20040124#p1
Posted by: fuku at 2004年01月26日 20:52>でも、幼女向けアニメは観る福タン・・・
>その辺のアニメをチェックしない辺りはまだまだ甘いよな。
>まあこの手のアニメは一シリーズが長い上に尻上がりに良くなったりするんで
>時間がないと追うのは中々大変だが。
>「トランスフォーマー・スーパーリンク」は見たほうがいいよ、アニメ「コメットさん☆」の
>おけやあきらさん(漢字名義)脚本だもの。
>お子様向けはスポンサーの玩具メーカーを上手くだまくらかせば後はスタッフが
>かなり自由にやれるからね。DVDの売上とかあまり意識しないで良いから
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1071320994/473-476
あああ、まさにおっしゃる通りで。別の某所でも指摘されてしまったのですが、上の「子供向け」は「男の子向け」の意味ですね。「ボンバーマンジェッターズ」の例――評判を聞いて今年から始まったAT―Xのオンエアを録画中ですが、これもまだ見てないし――などを考えても、「当たり」があるのは重々承知してるんですが、さすがに身が持ちません・・・。
Posted by: fuku at 2004年01月27日 01:30