2004年01月15日

「ファンと制作者の幸運な出会い」

正月明けの仕事を片づけたり、期首恒例の怒濤の連続ドラマ初回一気視聴を乗り切ったりとかで、久々の更新となりました。

私が良く行くH林堂書店T店――今更ながら三月さん、ご明察です――の5階コミック売り場は、スペースの割に在庫が非常に充実――ある方面では特に――していて、ディスプレイにも漫画への愛情が感じられて気に入っています。現在は、敬愛する漆原友紀氏の「蟲師」が大々的にフィーチャーされていたりして、初期からの愛読者としてはとてもうれしく思っています。

そういえば昨年末のコミケ、YUG氏のスペースが異常な人であふれていて新刊を買うことができませんでした。「週刊わたおに」からのにわかファンが多数押し寄せたからなのでしょうが、古くからのファンとしては残念なことです。

コミケの戦利品は?

コミケについては、近々改めて書くつもりですが。

で、そのH林堂書店T店では、立ち読み用にお勧め作品を数ページから10数ページ分を読めるようにした小冊子が展示してあったりして、それもかなりマニアックというか、当を得た選択であったりして、それを読んで購入した漫画も結構あるのですが、そうして最近買った漫画がこれです。

「生きるススメ」(戸田誠二、宙出版)
タイトル通り、生きることに必要な元気がつまっているような、心が温かくなるような短編及び掌編が満載された漫画でした。やや健全すぎる印象を受けないでもないのですが、そう感じてしまう自分の方が何かねじ曲がってしまっているのではないか、とも思わされます。

最後まで読了して、巻末の「あとがき」を読んで初めて知ったのですが、この単行本は、戸田氏の個人サイト「コンプレックス・プール」に掲載された作品をまとめたものであり、サイトを見た担当さんの尽力により単行本化が実現したとの由。実は、一番心を動かされたのがこの部分でした。

似たような例を、最近購入した書籍の中でもう一つ知っています。それは以下のムックです。

「月夜の晩に」(柳沼和良、皆美社)
柳沼氏が監督した同名短編アニメの原画や背景美術、キャラ設定などを集めたビジュアルブックなのですが、独特の絵柄と作品世界が非常に魅力的です。驚くべきは、アニメ感想サイトとして広く知られる「萌え萌えアニメ日記」のりなもさんが、ご自身の力で出版にこぎ着けたこと。

経緯等は、WEBアニメスタイルの記事「ファンの熱意が結晶」に詳しいのでそちらを参照して頂きたい――本稿のタイトルもこの文中から頂きました――のですが、こういう事例を目の当たりにすると、かつて編集者を志した身――主な出版社の試験は軒並み受けたんですが、全滅でした――として、ふつふつと体の内からわき上がるものを感じます。

ただしかし、私自身の現在の立場でも、また別の形で制作者の方々をサポートすることも可能なのではないか。単なる自己満足に終わることなく、もっと世に知られるべき作品、もの、ことを紹介していくことができるのではないか。このところ、仕事も生活も惰性に陥りがちな我が身を省みて、やや遅ればせながらではありますが、新年を迎えて気持ちを新たにしたのでした。今年も頑張ろう、と。

以下いろいろと。

今夜のガンスリに小清水タンでてたけど、

おかげで、すっかり忘れていたアニマックスの総集編を録画できました。感謝。

今日の夕刊の「質問箱」、
>声優に関する質問が2題選ばれてるけど、
>これって福タンの担当?

いや、今は違うんですが。でもこういう場合、やっぱり代表作はどれかとか相談を受けたりはします。

仲間の日テレが3話カットすることには文句を言わず、誉めちぎるだけですか、そうですか

う~ん、もともと地上波での放送を想定していないものをオンエアするんですから、内容や表現的に流せない回が出てきてしまうのは当然だと思うんですけど。むしろ流すという行為自体を評価したいのですが。

やはり十兵衛ちゃん2はチェックしてるのか
結局、ナージャショックが福たんをアニメから卒業させたわけか。

ちっとも卒業したわけではなくて、特に今月スタートのアニメの、とりわけ初回はほぼチェックしている、あるいはチェックする予定です。感想は、ここか、もしくは「別の場所」で・・・。

あと、マジックアカデミーは大魔導士まで行きましたが、さすがに周りの皆さんも強くなりますね。スランプに入ってしまったのか、ケアレスミスが多くなったせいもあって、9級と10級を行ったり来たりの状態です・・・。

Posted by fuku at 02:36 | anime , manga , zakki | トラックバック (0)
コメント

さっそく三月さんから反応が。
http://d.hatena.ne.jp/miduki-s/20040115#1074108488

まさにおっしゃる通りで、ちょっと見は「古き良き時代の」――某ドラマのおかげで目下この言葉がプチマイブームです――都市型書店の雰囲気なんですが、よくよく見てみるとプッシュしている漫画は侮れないという。新刊の品揃えも、ほぼすべてを網羅していて素晴らしいですし。それでいて、おたくっぽさ丸出しのたたずまいではなく、非常に居心地のいい書店ではあります。

春から東京を離れられるということで・・・。私も就職後丸五年は地方にいましたが、私自身の経験でいえば、ちょっとした町なら、大抵はそっち系の品揃えがそれなりに充実した本屋はあるものです。いっそのこと、東京にいらっしゃるうちにH林堂書店オフでもしましょうか?

りなもさんにもわざわざ言及して頂いてしまいました。
http://www.asahi-net.or.jp/~RG8S-SZK/hobby/NIKKI/2004/200401.html#2254_4

こちらこそ、素敵な本を手にする機会を与えて下さってありがとうございます。私も、是非とも長編として完成した作品が見てみたいと思います。

>田舎者のおれは受験で初めて東京にいきます。神保町楽しみです
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1071320994/337

私が東京で初めて訪れたそっち系の書店は、今はなきまんがの森新宿店でした。高校生のころで、親には東京の予備校の夏期講習を受けると言って、予備校でテキストだけもらってから行ったものです(もう時効ということで)。当時の私にとって、あの店は数か月に一度しか行けない、まさに「聖地」でした。大学に入ってからは毎日のように行きましたが、もうないんですね・・・。

>ブロッコリーの女児向けアニメって何だ?
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1071320994/341

恐らく「デ・ジ・キャラットにょ」ではないかと。放送開始時にも書いたんですが、
http://www.fukudiary.com/mt/archives/000063.html
あのアニメは、でじこをおたく向けキャラから女の子向けキャラに拡張する狙いがあったはずです。

>街で自分が一方的に知っている人が一人で特に急いでるわけでもなく
>ぶらぶら歩いている時に、その人に声をかけることについてどう思いますか?
>あくまでも仮定の話で。
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1071320994/348

悪意がないんであれば、その人を驚かさないように留意しながら、声をかけてみてもいいんじゃないんでしょうか。というか、ひょっとしてどこかで私らしき人間を見かけました? そういう経験は一度もないので、実は一回ぐらいは出くわしてみたい、と秘かに思ってたりしますが。

Posted by: fuku at 2004年01月16日 02:23
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