先日、某特殊翻訳家の方から共通の知人を介して、
http://www.maidear.com/
という存在を教えて頂き、これについてどう思うか意見を聞いてみたい、という連絡がありまして。氏は大変驚かれたそうで・・・。
メイドさん人気は、すでにゲームやアニメの世界にとどまらず、メイドさんカフェが全国各地に広がるなど、一部の世界ではリアルでも当たり前になっているのは
http://maidcafe.chu.jp/
あたりを見ても分かるように重々承知していたつもりだったんですが、こういうものまで登場するご時世になったんですね。私にとってもむろん驚きではあったのですが、存在を知ってみると、何で今までなかったのか?と思えるほど、あってもおかしくないサービスであるような気がしてきました。
どういうことかというと、メイドさんをお店だけでなく、自宅でも楽しみたいという需要は当然出てくるでしょうし、それとホームヘルパー的サービスが結びつくのは、むしろ必然の帰結であるようにさえ思えるんですよ。
氏は、当該のお店が「当店は性風俗店ではございません」と強調しているところに、逆に怖さを感じられたそうなのですが、私としては、それを強調する店側や利用者の心情にシンパシーを抱けたので、そのように指摘されて初めて「ああ、普通の人はそういう感想を抱くんだなあ」と思ったわけで。
常識的に考えれば、こういうお店は、コスプレデリヘルみたいな性的サービスとして存在する方が、万人向け、一般向けでしょうし、高い料金を払って女の子に何も手を出せないんじゃ意味がない、ということになるんでしょう。しかし、現実にはこういうサービスが存在し、メイドさんの格好をした女の子と一緒に過ごすためだけに料金を払う利用者がいるわけです。
利用者の心情としては、「自分は性風俗に手を出してるんじゃないんだ。メイドさんと一緒にいたいだけなんだ」ということなんでしょうし、それは私にも非常によく分かります。もし東京にこういうサービスがあったら、一度は利用してみたいとは思いますし(笑)。
氏は、「これを『性的サービスではない』と言い張るところにオタクのセクシャリティの秘密があるような気がして興味深い」と指摘されてるんですが、確かに鋭い見方です。端的には、現実の女性と直接性交渉を持つことへの恐怖心とか言えるんでしょうけど、もっと言えば、利用者にとってメイドさんの格好をした女の子は、直接の性的対象ではなく、「萌え」の対象だから、ということなんでしょうね。この辺のことは、以前に「おたくとは何か~『萌え』の意味」「『萌え』の意味ふたたび」でも書いたんですが、もっと優れた考察があるような気がするのでご教示求む。
気になるのは、ちゃんとしたホームヘルパーのサービス、あるいはデリヘルなどの性風俗と比べて、料金的なレベルはどうなってるのか、ということ。ちょっと調べてみれば分かるんでしょうけど。
あと、やっぱり性的サービスと誤解されたり、利用客からそういうサービスを強要されたりすることが、経営者にとってはリスクになるんでしょうが、大半の利用者はそんな度胸はない――「純粋にメイドさんを愛している」と言い換えてもいいです――と思われるので、意外とおいしいビジネスなのかもしれません。しかし、それはネットや口コミを通じて特定の層にのみ店の存在が知られている限りは、という留保をつけるべきで、何かの拍子で広く知られるようになってしまったりすると、不心得者が出てくる危惧はありますよね。
ついでにメイドさん話を二つ。
一つ目。以前、藍青か何かについて書いた時、「メード服」という表記に「分かってないなあ」みたいな突っ込みをどこかでもらったのですが、新聞的には外来語表記のスタイルが決まってしまってるので仕方がないんですよね。でも、固有名詞の場合は元の表記が尊重されるので、某人魚が歌うアニメの時は「マーメイドメロディー~」と書けましたが。これも一般名詞としては「マーメード」になってしまうんです。
二つ目。個人的なことを言えば、もともと自分にはメイドさん萌え属性はないつもりで、メイドさんカフェとかにも興味がなかったのですが、最近ある漫画に出合ってその気持ちが揺らぎました。その漫画とは、「これが私の御主人様」第1巻(スクウェア・エニックス)。発売直後に立ち読みして、あまりにも都合の良い設定と展開にスルーしてしまっていたのですが、先日じっくり読む機会がありまして。
要するに、これって直接の性的描写がないだけで、内容、構造的にはエロ漫画ですよね。と言い切れてしまうぐらい、エロエロな妄想を刺激されまくってしまったんですが。そのように割り切ってしまえば、ご都合主義の設定も展開も何も問題ないですし。これが少年漫画誌で連載されていることが信じられないぐらいですよ。それで、メイドさんも悪くないなあ、とか思い始めているという。しかし、ここまで寸止めだらけだと欲求不満が・・・。妄想SSのプロットとか思いついちゃったんで、どこかに書こうかなあ。って、真っ昼間から何を書いてるんだか。
Posted by fuku at 12:07 | otaku | トラックバック (0)