冒頭から明らかに普段とは違う出来。画面構成、演出の素晴らしさに見とれました。一体誰の演出だろうと思ってエンディングに注目していたら、五十嵐卓哉シリーズディレクター自らによるものだったわけで、当然と言えば当然と納得。桑原幹根氏作監による作画も美麗で、力の入った見事な一作でした。
ナージャが、最初はホセ=太陽と感じていたけど、ホセにも影があると知り、自身も決して楽しい時にばかり踊っていたんじゃなかったと思い出し、フラメンコでその思いを表現できるようになる、という流れが、スペインを象徴する「光と影」を多用した演出によって非常にうまく伝わってきました。
闘牛場でアーベルが「闘牛の光と影」について説明しますが、観客席のダンデライオン一座が映るシーンでもちゃんと光と影が斜めに半々になっていますし、ナージャがフラメンコを習うシーンなど、他でも光と影の対比が効果的に用いられていました。
また、ナージャとホセが並んで夕日を見つめるシーンで、一度目より二度目の方が二人の並ぶ隔覚が狭まっているのは、心の距離も近くなったことを暗示しているのでしょう。
実は、ちょうど直前に、最近入手した「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」第40話(細田守氏演出)のDVDを見ていたのですが、何となく今回と感覚的に近いものを感じました。それにしても、やっぱりこの未来さん話は名作ですね。すきのない出来栄えです。
あと、先週から最初のアバンが、世界地図&おばばのナレーションから、前話の回想&ナージャのお母さんへの呼びかけに変わりましたが、これはこのまま継続と考えていいんでしょうかね。
Posted by fuku at 09:54 | nadja | トラックバック (0)