いよいよ待ちに待ったリタの話で、前回の予告から楽しみにしていました。結論から言えば、全体としては満足できると言っていい出来でした。
リタがしゃべれないのは、何らかの精神的ショックが原因だというのは容易に想像できたわけですが、火事で両親を亡くしたためだった、というのはとても分かりやすいですね。あちこちで突っ込まれていますが、「そんなの初耳だぜ(byケンノスケ)」って、最初に教えておくべきでしょう、普通。
そして、同じような刺激を再び受けることでそのショックが解消されるというのもまた、よく見かけるパターンのような気がします。私は「スケバン刑事」(漫画の)を連想しましたよ。サキを「お姉さま」と呼ぶ、あの子の名前が思い出せないんですが・・・。
それにしても、第1話といい、今回といい、ちょっと安易に火事を起こしすぎではないでしょうか。あの孤児院の火事にしても、今回の馬小屋の火事にしても、重大な結果を引き起こす割には発端があまりにも偶発的だと思います。まあ、登場人物の誰かに出火の責任を負わせることを避けるためには仕方がないのかもしれませんが。
他にもいろいろ突っ込み所はありますが、最後のシーン――リタがありったけの思いを込めて「ナ~ジャ~~~!」と叫び、言葉を取り戻す――が手堅く感動的にまとめられていたので、これを見られただけでもよし、と考えてよいかと思います。
蛇足ですが、「私、自分のことしか考えてなかった」と反省するナージャ、よかったです。様々な経験を経てだんだん成長していく妹を見守っているような気分になりますね。断じて娘ではない、と言いたいところですが、「幸福の王子」で井森美幸さんが母親役をやっているのを見ると、やはり時代の流れを感じます・・・。
次回は幽霊船話のようで、予告のナレーションを内容に合わせていつもと違ったトーンで話す小清水さんの声や口調も、なかなか素敵でした。
Posted by fuku at 03:28 | nadja | トラックバック (0)