2003年06月30日

「明日のナージャ」第21話+「BGMコレクションその1」

ナージャの話と、母親のコレットの話が交錯する作りは、第15話と似ていますが、やはりどことなくちぐはぐな印象を受けます。オルゴールを聴いているシーンが、昔のコレットから現在のナージャに切り替わる演出などは良いと思うんですが、物語を追っているだけでは、2つの話が同じ日の出来事だというのは明示されていない――有機的に結びついていない――んですよね。【追記:冒頭にダンデライオン一座の前をコレットたちの乗った馬車が通り過ぎていたのをうっかりしていたので、この部分は削除します】当然、受け手はそうだと受け止めるべきなんでしょうが、そこがはっきりしないと、コレットが(死んだと思っている)ナージャの13歳の誕生日を祝う→ナージャがそうとは知らずに自分の誕生日をおばばの誕生日として祝っているというラストシーンが、いまいち弱いような気がするんです。【追記:そう考えてみると、同じ空の下、母娘がお互いのことを思い合っているということで、むしろ効果的なのかもしれません。ただ、切り替えのちぐはぐさはやっぱり否めない感じは残ります】

でも、それぞれの話は上手にまとまっていると思いました。特にコレットの話は、物語を進めるための過去の謎解きという、説明的になりがちな所を、オスカーを介在させてうまく処理しているなあと感心しました。最後の、コレットがナージャを思う気持ち、ナージャがまだ見ぬ母を思う気持ちにはほろっとさせられました。これで作画が前回のものだったら、もっと今回の雰囲気に合ったんじゃないかと思います。

ところで、閉店間際の石丸電気に駆け込んで、エヴァのDVD-BOXと一緒にナージャの「BGMコレクションその1」のCDを買ってきました。いいですね~。特に、今回のおばばの誕生パーティーのシーンでも流れていた感動的な主題と編曲の「しあわせの行方」、そして同じ主題を新世紀(20世紀)到来を感じさせる軽快なアレンジでまとめた「少女」は心にしみいります。作曲の奥慶一氏、五十嵐卓哉SD、関弘美Pのメッセージも寄せられていますが、関Pは1986-7年のダイアナ妃結婚騒動のころから、この企画を温めていたんですね。

あと、素晴らしい出来だった第8話のラファエルとシルヴィの曲が、インストゥルメント版ではあるものの、ボーナストラックとして収録されていて感激しました。ボーカル版は、7月発売のボーカルアルバムに収録を期待したいところ。きっと入ってますよね? 「ダンデライオンのテーマ」のギターバージョンもなかなかいい感じです。

Posted by fuku at 02:33 | nadja | トラックバック (0)
コメント

>話の冒頭で一座の前を、コレット達の馬車が通り過ぎる描写があったけどこれでもダメ?福タン
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1056399887/80
あ~、恥ずかしい。ご指摘ありがとうございます。何をぼーっとしてるんだろう。最近、よくこういうことがあるんだよなあ・・・。申し訳ない。本文の方も直しておきます。

Posted by: fuku at 2003年06月30日 07:17
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