2003年06月09日

「明日のナージャ」第19話

一見善人らしい資産家が私腹を肥やす悪人だったり、悪人であるはずの黒薔薇が善い行いをしていたり。そういう人間の多面性をナージャが知るわけですね。先日の「キノの旅」の感想でも書きましたが、今の若年層が古典的な童話や説話集に触れる機会が少なくなっている――特に最近は生ぬるく改変されているらしいのも関係ありそうですが――と思われる現在、子供向けアニメで教訓的内容を伝えるのはよいことだと思います。

しかし、古典は長く残っているだけの理由があるからこそ古典であるわけで、子供を健やかに成長させたいのならオリジナルの古典に幅広く触れさせてあげるべきだろうなあと、子持ちならぬ身ながら考えてしまいます。「キノの旅」の「多数決の国」を読んで、民主主義の怖い一面を初めて知るようなハイティーンがいたりするらしいのを聞いたりすると、なおさらにそう思います。

脱線しましたが、今回の話、シリアスとギャグの配分がほどよくて、私は楽しめました。ハービーや橋の欄干にグーでパンチを繰り出すナージャがキュートです。次回は、ミイラ博士が再登場なんですね! 一回きりの登場ではもったいないと思っていたので、予告の壊れっぷりを見て期待が高まります。来週は休みなのが残念ですが。

Posted by fuku at 03:57 | nadja | トラックバック (0)
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