2003年06月08日

匿名と顕名と

週刊文春の最新号や今月3日の読売新聞朝刊社会面で、「2ちゃんねる」を念頭に置いたと思われる、インターネット上の怪文書や犯罪予告についての記事が出ています。5月28日深夜のTBS「Pooh!」でも2ちゃんねるが特集されていましたね。あれは「何だかなあ」という内容でしたが。

誰もが手軽かつ広範囲に情報を発信できるようになったのはネットの普及のおかげですが、中でも2ちゃんねるの存在は大きいと思います。「ほぼ」匿名(発信者が特定できない)で、というのがみそで、川底の砂をさらうような作業が必要であっても、そこから砂金が見つかる可能性も高いわけですから。

逆に匿名ならではの問題点もあって、記事や番組で紹介されたように大きな迷惑を被ったり個人情報をさらされて困っている人もいたり、他人を騙っての書き込みも可能だったり、本人が書き込んでもそれを証明できなかったり(キャップという手もありますが)するわけで。

自分がサイトを作ったのも、2ちゃんねるにスレッドができていろいろ言われたりしているのに対して、その中に入り込んで無駄な徒労感を覚えるよりは、ネット上で顕名(ここでは、実名か否かを問わず発信者が特定できる、というほどの意味で使っています)で発言できる場がほしかった、というのが動機の一つではあります。

あくまでも2ちゃんねるは一つのメディアでしかなく、どんな情報が流れるかは発信者の責任であって、2ちゃんねる自体には非がないはずです。しかし、有用性を有害性が上回ったと判断された時に、その存在自体が難しくなってしまうのではと危惧しています。本当にこういう場は貴重だと思っていますので、ひろゆき氏には何とか頑張ってほしいと思うとともに、発信者にもその辺をほんのわずかでいいから念頭に置いてもらいたいものです。理想論に過ぎないのは分かっていますが。

Posted by fuku at 01:11 | zakki | トラックバック (0)
コメント

文春は諸君で2ちゃんのフォローしてますよ。

Posted by: にゅ at 2003年06月08日 10:49

「麹町電網測候所」のことですか。フォローっていうか、字義通りの「フォロー」っていう感じですね。ネット、ましてや2ちゃんねるなんかのぞいたことがないおじさん向けの、というイメージですが。
まあ、肯定的にせよ否定的にせよ、2ちゃんねるに世間の耳目が集まれば集まるほど、自由度が低くなっていってしまうのは一つのジレンマですね。

Posted by: fuku at 2003年06月11日 00:26
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