昨日の第5話の視聴率は6.0%と、第1話の6.3%に次ぐ数字を記録してやや持ち直しましたが、まだまだ午後7時台としては苦しい数字です。不振の要因はいくつか考えられると思います。
・5分繰り上げスタートの問題。
TBSの平日のゴールデンタイムで一律にとられている手法ですが、もともと人気のある番組なら、他局へ流れる視聴者を引き留めるという意味で有効だと思われるものの、これから伸ばしていこうとする番組では、むしろ他局からの流入を妨げている側面もあるような気がします。「アソボット戦記五九」や他局のニュース番組を見終わった後にチャンネルを合わせても、既に始まっているという状態では、新たな視聴者が入りにくいのではないでしょうか。
・アニメ一本立ての問題。
他局のゴールデンタイムのアニメは、すべて午後7時からと7時30(27)分からの二本立てです。局や曜日によっては午後6時台からの四本立てもあります。アニメの場合、番組を集中させることによる、アニメを放送していることについての認知度や視聴者の引き留めなどの相乗効果は、相当大きいと思います。今回の「Q」では、TBS系として9年ぶりのゴールデンタイムへのアニメ復活という点で、いきなり二本立てには踏み切れなかったのか、あるいはいい企画が見つからなかったのか、事情は分かりませんが、やはり中途半端な印象は否めません。
・曜日の問題。
以前から、TBSのゴールデンタイムは火、水曜日が弱いと言われてきました。「Q」の前番組の「サバイバー」も、鳴り物入りでスタートしながら好成績を残せなかったのは周知の通りです。しかも、同時間帯には「伊東家の食卓」という、強力なライバル番組が放送されています。この時間帯に持ってくる番組が成功するには、相当のパワーを秘めていないと難しいのではないかと思います。
・内容の問題。
いろいろ書いてきましたが、要はこれに尽きると思います。ここまでのアニメのオリジナルストーリーは、いかにも切れが悪いと言わざるを得ません。「Q」は素材は良いと思いますので、料理方法によってはいくらでも面白いオリジナルができそうな気がするのですが。スタッフにはより一層の奮起を期待したいところです。とりあえず、来週の第6話は石野聡氏が作画監督らしいので、作画面では相当楽しみにしています。