相変わらず作画面でも内容面でも高いクオリティーを保っていますね。今回のアトラス登場の回は特に出色の出来でした。天馬博士=悪の親玉的描き方は、アメリカでも受け入れられやすい善悪の構図の分かりやすさを意識してのことだと思いますが、それにとどまらず、人間とロボットの間の差別感情、天馬博士がアトム=トビオに寄せる愛憎入り交じった二律背反的な感情など、かなり複雑なテーマをたくさん盛り込んでいますよね。最終的にどういう着地点に持っていくか興味津々ですが、小中監督が言っていた「原作のアトムにというより、手塚作品全体の精神に忠実でありたい」という意志が作品全体を貫き通していて、方向性のぶれを感じないところが、安心して見ていられる根底にあるのかもしれません。
Posted by fuku at 06:48 | animekansou | トラックバック (0)