「千と千尋の神隠し」、アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞しましたね。詳しい考察については各所で様々な優れたものがなされるでしょうからそちらに譲るとして、とりあえず私自身は3つの感情を抱きました。
1つは、日本のアニメがここまで認められる存在になったという純粋な感慨、もう1つは、ひとりジブリの快挙にのみ目が注がれ、他の大多数のアニメの現況がほとんど顧みられないことに対する暗澹たる思い、最後の1つは、宮崎監督への一種の“同情”のような念です。ナウシカやラピュタのころから、間接的にではあるにせよそれなりに見聞きしてきた監督の言動からすれば、現在監督が置かれた状況は決して居心地が良さそうとは思えないわけで。周囲からのいろんな意味でのプレッシャーや監督自身の使命感のようなものがかせになっているのかもしれませんが、もっと自由に行動し、好き勝手に作品を作ってほしいと――ここまで大きな存在になってしまえばもう無理だろうと分かってはいても――つくづく思います。勝手な想像に過ぎませんが。
Posted by fuku at 01:22 | zakki | トラックバック (0)