2003年03月10日

「ガイアの夜明け」の秋葉原特集

「ガイアの夜明け」の秋葉原特集を見ました。近年のアニメやゲームの興隆を「家電の不振の裏返し」という捉え方しかせず、じゃあなぜアニメやゲームなのかという考察がなおざりなのはどうかと思いますが、まあこれは経済番組ですからね。見てて改めて思ったのは、「おたく」というのは、経済の側からは際限なく消費してくれる優良なマーケットとして(のみ)考えられているんだなあと。

今のアニメだって、これだけの売り上げが見込めるから制作にこれだけかけられますって、経済の論理で制作費が決まっていく訳で。それはある意味当然のことなんですが、余りにも行き過ぎると、作品が単なる「商品」としてしか扱われなくなってしまう――というかもうなってますが――寂しさがあります。良質な作品が生まれるためには、ジブリのように才能と資本が幸福な結婚をするか、傑出した才能が限られた条件の中でゲリラ的にやるしかないような状況は、何とかならないものでしょうか。

我々(と敢えて言いますが)の自衛策としては、消費すべき対象を厳しく選別し、絞っていくことなのでしょう。経済の論理の中でも、「商品」ではなく「作品」を生み出そうと頑張っている人はたくさんいる訳で、そういった人たちをこそ応援しなければ。

とか書きながら、やっぱり「萌え」という楽しみ方もまた捨てがたい訳で。難しいところです。

Posted by fuku at 00:35 | otaku | トラックバック (0)
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