2003年03月02日

「明日のナージャ」第5話

一つ確認しておきたいのは、この作品のメインターゲットはあくまで小学生ぐらいまでの女の子だということで。別にドレスを着ただけで髪型が変わったり、いつの間にか舞踏会場に移動していたりしても、女の子がナージャに感情移入して見られるのならいいんだと思います。

その上で、後半、フランシスとナージャのダンスから終わりにかけての流れは圧巻でした。他の部分の枚数を、明らかに見て取れるほど絞っただけの出来栄えではないでしょうか。乱れ飛ぶ薔薇――ちょっと前のシーンの来客者たちのダンスもそうですが――などもほとんど違和感なく仕上がっていて、既にCGが普通に一つの表現方法として定着しつつあるのを感じます。
画面構成もさすがと言うべきで、公爵家のシーンで多用されているシンメトリーは、美しさ――美術さんの頑張りは言うまでもなく――とともに冷たさをも感じさせ、自分の全く知らない世界を垣間見たナージャの不安感がよく伝わってきました。
結論としては、やはり細田氏はすごいということと、ナージャという作品そのものについては長い目で見守っていきたい、ということです。まだまだ先は長いとは言え、そろそろ他の団員たちの話も見てみたいですね。

Posted by fuku at 23:27 | nadja | トラックバック (0)
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